DODAの利用期間が3ヶ月って本当?真偽を解明 2018.04.12
転職エージェントサービスには利用期限があるということを知っていますか?
もちろん、DODAも同じで、一部のサービスには利用期間が設けられています。
今回は、気になるDODAのサポート期間を公開!上手に転職活動を進めていくコツも紹介します。
DODAのキャリアカウンセリングサービスの利用期間は3ヶ月
プロの転職エージェントが利用者と1対1で相談に乗ってくれるキャリアカウンセリングサービス。面談後、希望の求人を紹介してもらうという転職エージェントの肝とも言えるこのサービスですが、利用できる期間は3ヶ月間限りです。
3ヶ月たっても転職先が決まっていなかったら「サポートサービスを終了します」といういわゆるお祈りメールが届きます。
ストップされてしまう利用サービスは以下の通り。
- キャリアカウンセリング(相談)ができなくなる
- 非公開求人に応募できなくなる
一般的に転職エージェントが利用できるのはだいたい3ヶ月~半年
「利用期限が3ヶ月なんて短すぎ!」なんて思いますが、実は転職エージェント業界では一般的な期間です。
「サポート期間が長い!」と売り出している転職エージェントであっても、サポート期間は半年程度というのはよくある話。
エージェント側の人件費もありますので、いつまでも転職をしないユーザーをずっとサポートし続けるのは難しいのです。
転職エージェント利用開始時には、「利用期間は◯月までです」などと言われることは無いと思いますが、だいたい3ヶ月がリミットと考えながら利用するようにしましょう。
3ヶ月以内に転職活動を終わらせるには?
転職を成功させるには、エージェントサービスが利用できる3ヶ月が勝負です。
3ヶ月というリミットはもちろん、献身的なサポートをしてもらえているうちにという考えもありますが、それだけではありません。
例えば、仕事を続けながらの転職活動ですと体力的な負担もあるでしょう。
企業を退職してから転職活動を開始した人の場合、仕事をせずに転職活動を続けるには金銭的な負担もありますし、なにより職務経歴書に記載するブランク期間が伸びてしまいます。
では、転職活動をできるだけ早く終わらせるにはどうしたらいいのでしょうか。
DODAの3ヶ月集中転職カレンダーを利用する
転職活動を予定通進めるには、DODA転職成功ガイドにある「3ヶ月集中・転職カレンダー」を利用しましょう。
このカレンダーは、入社したい日付を入力すると自動的に「いつ、どんな行動をすればいいか」を一瞬でチェックすることができます。スケジュール通り動けば無理なく転職活動を進めていくことができます。
dodaの公式ページへより好みしないで複数社に応募してみる
転職が長引いてしまう原因のひとつが、企業をより好みしすぎてしまうこと。確かに、絶対に入りたいという企業にのみ応募したいという気持ちもわかりますが、それでは応募する企業数も減ってしまいますし、その分転職活動の進捗も遅くなってしまいます。
DODAを利用して転職を成功さた人は、内定までに平均13社の選考を受けています。面接の実践練習も兼ねて、エージェントから紹介された求人は全て受けてみるくらいのペースで進めていくと良いでしょう。
担当のコンサルタントがスケジュール調整も行ってくれるので、複数社の選考を効率よく同時に進めていくことができます。
3ヶ月たっても公開求人からの応募は可能
DODAのキャリアカウンセリングサービスには3ヶ月という利用期間がありますが、それ以外の機能は3ヶ月以降も利用することができます。
そのため、「3ヶ月間でカウンセラーに相談し、だいたいのキャリアプランは決まったので、あとは自分で応募していく」という形を取る利用者も少なく無いですよ。
エージェントサービスのサポート期間が終わった後も利用することができる機能は大きく分けて以下の3つです。
①求人検索サービス
DODAに登録している限り、公開求人を探すことが可能です。DODAサービスの一部である『DODAエンジニアIT』には、エンジニア職の公開求人だけでも5,451件(2017年11月02日現在)の求人があるので、非公開求人の紹介が無くても十分に好条件求人を探すことができます。
これらの企業求人は、検討リストへ保存しておくことが可能。作成したリストの中から絞り込み検索を行って求人を選ぶこともできるので、出先で軽く求人をチェック、家でじっくり選ぶといった効率の良い探し方もできます。
このように検索機能が充実しているので、エージェントのサポートが無くてもストレス無く企業を探すことができるでしょう。
②企業からのスカウトサービス
DODAエンジニアITにはスカウトサービスもあります。これは、企業が利用者の匿名で公開した情報を見て、目星を付けた人に直接スカウトメールを送ることができるというサービスです。
スカウトメールが来るということは、企業の求める最低限の条件はクリアしている証拠。自分からエントリーするよりも内定まで繋がる確率が高いです。
求人検索サービスと併用して利用していきましょう。
③転職フェアやセミナーへの参加
DODAエンジニアITを始めとするDODAのサービスに登録している人は、DODAが開催するイベントに参加することが可能。
企業の採用担当に直接会うことができるのが「転職フェア」や「合同転職説明会」、「会社説明会」などです。
転職の方法について知りたいのなら、「転職セミナー」がおすすめです。また、キャリアやスキルを上げていきたい場合は、「キャリアセミナー」に参加してみましょう。
dodaの公式ページへ再登録して利用することはできる?
DODAに再登録することは可能です。なぜなら、転職というのは何度も繰り返しするケースが多いですからね。
再登録ができてもエージェントサービスが利用できない場合も
DODAは基本的にいつでも再登録することができます。しかし、以下のような場合ではエージェントサポートが受けられない場合もあります。
- 退会してから再登録までの期間があまりにも短すぎる
- 転職回数が多すぎる
DODAが3ヶ月でサポートを辞めるのは、表向きには「紹介できる求人が無くなった」という理由なのですから、再登録をしてまた紹介が始まったら辻褄が合わないわけです。
それに、退会したあとも何ヶ月かは会員情報が残っているはずなので、知らんぷりしてまたサポートを受けるというのは難しいでしょう。
また、再登録時に転職回数が多くなってしまっていた場合、エージェントサービスが利用できなくなることも。これは純粋に転職回数が多ければ多い分、転職成功率もさがるため。応募条件に「転職回数◯回以下」と決めている企業も少なくありません。
dodaの公式ページへどうしてもサポートしてほしければ別の転職エージェントを掛け持ちしよう
公開求人数 | 3,500件~4,500件 | 対応地域 | 関東、関西、九州地方 |
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非公開求人 | 80%以上 | 職種 | ITエンジニア職全般、Web系、ゲーム系、クリエイター、ディレクターなど |
強い業界 | IT業界、その他メーカーなど | 設立 | 2005年 |
「DODAのサポート期間は終わってしまったけど、まだ不安が残っていてコンサルタントに相談したい…」そういう場合は、別の転職エージェントを掛け持ちしましょう。
転職エージェントを掛け持ちすることは決して規約違反ではありませんし、むしろ推奨している企業もあるくらいです。
レバテックキャリア
レバテックキャリアはIT業界に特化した転職エージェント。コンサルタントには元SEの人もいるので、総合転職エージェントよりも専門性の高いアドバイスをしてもらえるでしょう。
公開求人数は1,300件程度と、DODAやリクルートエージェントには劣りますがその分レバテックキャリアにしか出ていない独占求人が多いのが魅力。
もともとIT業界で有名なレバレージーズが運営元なので、業界内に太いパイプがあるようです。
サポート期間は公開されていませんが、あまりにも長引いてしまうと「紹介できる求人がありません」と言われてしまうかもしれません。
Tech Clips(テッククリップス)エージェント
Tech Clips(テッククリップス)エージェントは2016年に開始した新しい転職エージェント。IT業界に特化しており、なんと現役のエンジニアがコンサルティングを行っています。企業の仕事内容についても詳しく教えてもらうことができますから、安心して応募することができそうです。
また、転職が決まった際には最高で20万円のお祝い金をもらえるのも嬉しいポイント。お祝い金がある転職エージェントはテッククリップスが業界唯一です。
こちらもサポート期間は決まっていませんが、求人数はそこまでないで、だいたい3ヶ月くらいが目処でしょう。
転職は3ヶ月以内に終了させる意気込みで臨もう!
DODAエンジニアITのキャリアアドバイザーによるエージェントサービスは3ヶ月しか受けることができません。スケジュールをたてて、有意義に時間を使いましょう。
もしも3ヶ月を超えてしまったとしても、DODAの全てのサービスが使えなくなるわけではありません。求人検索をして自分から応募しつつ、相談したい所がある場合は違うエージェントを併用していきましょう。