レバテックキャリアのゲームプログラマー転職

レバテックキャリアの「ゲームプログラマー」カテゴリに入っている求人は45件（2017年9月6日現在）です。レバテックキャリアの求人の80%は非公開の求人なので何とも言えませんが、豊富な件数であるとは言えません。

時代の流れがアプリケーションエンジニアに傾いている

同じくレバテックキャリア内の「アプリケーションエンジニア」求人を見てみると、なんと求人数は315件もあります。

2017年現在、ゲーム開発市場のほとんどがいわゆるスマホアプリと言われるアプリケーションゲームが占めているのです。市場が大きいという事に加え、開発ツールと数種類のプログラミング言語を覚えればプログラマー未経験者でも簡単に開発することが可能。

そもそも求人が出ている企業数が少ない、専門知識が必要で未経験からの転職が難しいというゲームプログラマー業界との求人数の差は開いています。

アプリケーションエンジニアとゲームプログラマーの垣根はあいまい

今流行りのアプリケーションエンジニアと、ゲームプログラマーの垣根は曖昧です。実際、レバテックキャリアの求人にもゲームプログラマーのカテゴリにアプリケーションゲームの求人がたくさん出ています。

アプリケーションの中でも社内システムなどのアプリケーションは確実にアプリケーションエンジニアですが、ゲームアプリケーションの場合はゲームプログラマーとカテゴライズされることもあるのです。

スマホアプリのゲームではなく、コンシューマーゲーム、webブラウザのオンラインゲームの開発がしたい！という気持ちで求人を探すと苦労するかもしれません。「仕事で忙しく自分で探す時間がない！」という人は、転職エージェントサービスを利用してキャリアアドバイザーに選んできてもらいましょう。

公開求人のひとつひとつにも担当コンサルタントが付くレバテックキャリア。掲載されている求人にはどのような特徴があるのでしょうか。

年収500万円程度の求人が多い

レバテックキャリアに掲載されているゲームプログラマー公開求人の年収は、250万円～800万円程度でした。他の職種と比べ、200万円代の年収設定が多く見られたのは、下請けの企業が多いというゲームプログラマー界の特徴が影響しているでしょう。受託開発をメインに行っている企業は年収が低めの傾向にあります。

ヒット作がある企業では年収1000万円も

下請け企業の年収が200万円代であるのに対し、ヒット作がある企業の場合は年収1000万円も視野に入れることができます。

ただし、ヒット作があると求人人気も高まり、それだけ倍率も高くなるので内定をもらえる確率は低くなります。

敷居は低いが求められるスキルは多い

レバテックキャリアに掲載されているゲームプログラマー求人の中で、多くの企業に求められていたのは以下のようなスキルです。

• PHPを使ったプログラミング経験
• ツール開発経験
• JavaScriptを用いたアニメーションの実装経験
• Unityでのゲーム開発
• C#やC++
• Actionscript
• 数学に関する知識

「実務経験は無くてもOK」という敷居の低い企業が多い割に、求めるスキルは決して初心者向けのものではありません。

というのも、ゲーム開発は個人やフリーランスで行っている人も多いためです。実務経験は無くても、技術は持っている人は歓迎されます。

レバテックキャリアの求人要項の中にも「個人制作物歓迎」と書かれていることがあります。自身で作成した経験がある人は、履歴書や職務経歴書にその旨を書いて積極的にアピールしましょう。

アプリケーション系のゲームプログラマー転職は、求人件数も多く比較的成功しやすいのですが、コンシューマーゲームやwebブラウザのゲームの求人は市場が狭まっており転職求人を見つけにくいという問題があります。

効率よく転職活動を進めるには、キャリアアドバイザーに自分の希望を伝え、その通りの求人を探してきてもらうことです。ただし、そもそもの求人件数が少ないので自分自身のスキルと希望の求人がマッチする可能性が低いです。レバテックキャリア以外にも複数の転職エージェントを利用して、なるべく範囲を広げて企業を探しましょう。

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