DODAエンジニアITにはゲームプログラマー求人が少ない? 2017.09.04
ITエンジニア専門の転職エージェント、DODAエンジニアIT。最近はアプリケーションゲームに押されがちですが、転職求人の方はどうなっているのでしょうか。
DODAエンジニアITでゲームプログラマーに転職するのはアリかナシかを考察します。
DODAエンジニアITに出ているゲームプログラマー求人は73件
DODAエンジニアITに掲載されているゲームプログラマー求人はなんと73件のみ(2017年9月4日現在)でした。
DODAエンジニアITだけ少ないのか?と思って調べてみましたが、レバテックキャリアに出ている求人は47件のみ(2017年9月4日現在)。つまり、業界全体として求人が少ない傾向にあるということです。
ゲーム市場のほとんどをソーシャルゲームが占めている状態
現在、ゲーム市場の殆どをスマホやタブレット端末を利用してプレイするアプリゲームが占めています。実際、コロプラやLINEなどソーシャルのアプリケーションゲームを開発している企業の業績はグングン伸びているという状況です。
また、アプリケーションゲームは新規でも気軽に参入できる市場なので、ベンチャー企業もたくさんできて求人も増えているのです。
技術力が必要
ゲーム開発のプログラマーになるためには、C言語はもちろん、アルゴリズム、データ構造、デバック技法、C++、OSや数学などなど、たくさんの知識・技術が必要なのです。
そのため、大手の企業となると「ゲームプログラマー」が「サウンドプログラマー」「UIプログラマー」などと細分化されることも多いようです。
そういった意味で、純粋なゲームプログラマー職の求人は少ないと言うことができるでしょう。
人気企業なので非公開求人になっている
ゲームプログラマーになりたい!と考えている人の多くは任天堂やスクエアエニックスなどの大企業を想像しているのではないでしょうか。ハッキリ言ってしまうと、そういった大人気企業の求人が求人サイトや転職エージェントの公開求人に掲載されることはほとんどありません。
わざわざ掲載料を払って出稿しなくても自社サイトの採用情報欄でまかなえてしまいますからね。
しかし、キャリアのある人を効率的に採用するために、DODAエンジニアITなどに非公開求人として求人を出していることは十分に考えることができます。
ゲームプログラマー求人にはどのような傾向・特徴がある?
DODAエンジニアITを始めとする転職サイト・転職エージェントにはゲーム開発のプログラマー求人があまり出ていません。
その中から好条件の求人を選んで応募していくとなると、ひとつひとつの求人を大切にしていかなければなりませんね。
DODAエンジニアITに出ている求人の傾向や特徴をしっかりと抑えて確実にモノにしていきましょう。
非公開タイトル担当がほとんど
ゲームプログラマーになるとするならば一番気になるのが自分が開発に関わるゲームタイトルについてですが、ほとんどの求人は「非公開タイトル担当」として求人を掲載しています。
ゲームはタイトル発表にとても力を入れるもの。発表前に情報が漏れるのが一番怖いことです。タイトル名を出して求人を掲載すると一部のファンに気づかれてしまう可能性もありますのでできるだけリスクは減らしたいと思うのが当然でしょう。
また、人気タイトルの場合求人が殺到してしまうことも。採用にかけるコストを減らすためにも、非公開タイトルにする企業が多いようです。
他ジャンルのエンジニアに比べて年収は低め
大手企業を除いて、ほとんどの企業でゲームプログラマーの年収は低い傾向にあります。
32歳のゲームプログラマー平均年収は400万円程度。そこまで低くないではないかと思うかもしれませんが、ゲーム業界は外注をせず自社内で開発することも多い上、バグやエラー処理も常につきまといます。つまり、作業量は多いのです。
本当にゲームが好きで、根気がある人でなければ続かないでしょう。
求められるスキルは幅広い
DODAエンジニアIT掲載の求人から見る、ゲーム開発のプログラマーに求められるスキルは以下のようなものです。
- C言語
- C++
- C#
- Objective-C
- Java
- Unity
- 英語
- PHP
- LAMP環境
いくつかの開発言語はもちろん、英語力も必要となってきます。日本のゲームは評価も高く、海外展開が当たり前に視野に入ってきますからね。
ゲームプログラマー転職には複数の転職エージェント使いが必須
DODAエンジニアITに掲載されているゲームプログラマー求人は100件以下です。同じくDODAエンジニアITに掲載されているSE求人は4,547件なので、その数の少なさもよくわかるでしょう。
しかし、ゲーム開発プログラマーの求人が少ないのははDODAエンジニアITだけでなく業界全体の傾向。他のエージェントなら豊富な求人があるのか?というとそういうわけでもないのです。
つまり、スマホアプリではないゲームを開発したい場合はいくつかのエージェントを掛け持ちすることをオススメします。
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