公開求人数 | 非公開 | 対応地域 | 1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉) |
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非公開求人 | 80%以上 | 職種 | VR、AI、機械学習、データサイエンティスト分野など |
強い業界 | IT | 設立 | 2014年12月 |
平均年収1位のPythonが転職に有利!年収や狙い目の企業は 2017.11.07
PythonはAIブームなどの影響もあり、現在その需要を急速に高めているプログラミング言語です。
プログラミング言語別の平均年収でもPealやRubyを抑えて1位を記録していることからも、企業が高いお金を払ってでも扱えるプログラマーやエンジニアを手に入れたいと思っていることが分かります。
今回はこれからの転職にオススメなPythonのプログラマー・エンジニアの平均年収が高い理由と今後の需要についてご説明します。
Pythonはプログラミング言語別の平均年収1位
求人検索エンジンのスタンバイを運営しているビズリーチが発表したプログラミング言語別の平均年収ランキングでは、Pythonが1位を記録しています。
Pythonの平均年収は約651万円
ビズリーチが発表したPythonプログラマー・エンジニアの平均年収は651万円です。
続く2位はPerlで633万円、3位はRubyで606万円ですので、大きく差が開いていることがわかります。
中には年収が1000万円を超えているという人もおり、年収1600万円という人もいます。
Pythonプログラマー、エンジニアはスキルが年収に直結してくるので、自身のスキルとキャリアなどを考えると、転職をした方が高収入になるという理由で転職をする人が多いです。
年収と転職における求人数は比例しているわけではない
ITエンジニアの転職の際に、JavaやPHPといった転職での求人数が多い言語のプログラマー・エンジニアのほうが、給料が高い会社に転職できるという勘違いをしている方がいます。
しかし決してそうではありません。
Pythonの平均年収は1位ですが、求人数に関して言えば他のプログラミング言語と比較しても決して多いとは言えません。
転職求人数が最も多いと言われているJavaの平均年収は499万円ですし、1位の651万円とは200万円以上差が開いています。
また、Javaに次ぐ求人数のPHPも平均年収は538万円です。
このことからも必ずしも求人数と給料の高さは比例しないということが読み取れます。
Pythonが言語別年収1位の理由は?
言語別の平均年収が1位ということですが、なぜこれほど年収が高いのでしょうか。
日本でもAIの需要が高まってきているため
Pythonには機械学習用の定番ライブラリが豊富です。
そのため、機械学習エンジニアやロボット向けアプリケーション開発といった求人が多く、海外では昔から人気の高いプログラミング言語でした。
最近日本でも第三次AI(人工知能)に急激に注目が集まってきており、そのニーズも高まってきています。
最近デパートなどでも目にするようになったソフトバンクが開発した人型ロボットPepperにもAIの技術は利用されています。
また、将棋でAIがプロに勝利したというニュースも大きく報じられていますよね。
このようなAIのブームが広がりを見せる中、先ほど説明したように機械学習に向いているPythonの人気も着々と伸びています。
それに合わせて、扱えるプログラマー・エンジニアの需要も急激に高まり、現在のような売り手市場が出来上がりました。
Python のプログラマーとエンジニアが不足している
AIブームに対してプログラマーとエンジニアの数が不足しています。
もともとJavaなどの言語のほうがプログラミングなどに幅広く用いられていたため、転職求人数も少なく、Pythonを習得する必要性があまりなかったためです。
そのため現在扱えるITプログラマーやエンジニアは転職の際は売り手市場となっています。
Pythonの需要はこれからも上がっていくと予想される
現在非常に人気のPythonですが、その人気は今後も増加していくと予想されています。
なぜ増加するのか、理由はどういったものがあるのか説明します。
Pythonのプログラマー・エンジニアが少ないので希少性が高い
プログラマー・エンジニアに人気のプログラミング言語ランキングを見ても、Java、C、JavaScript、PHPが上位を占めており、Pythonは6位や8位といった下位の場合が多いです。
このことからも分かるように、プログラマー・エンジニアは他の言語に比べて人気がなく、Pythonを扱えるプログラマーやエンジニアの数は少ないのが現状となっています。
逆に言えば、人数が少ないため希少性は高く、需要も他の言語のプログラマー・エンジニアに比べて高いと言えます。
求人件数が増加傾向にある
Pythonには他の言語と比較しても、明確な基準が定まっているのでそれに従ってコードを簡単なものにすることができ、保守が行いやすくなるといった特徴があります。
この特徴のおかげで開発効率は良くなるので、企業は少ない投資で情報システムやサービスへの要求が実現できるので高い費用対効果が望めます。
このような特徴から扱えるプログラマーやエンジニアの転職求人数は年々増えてきています。
Pythonの資格試験
Pythonのスキルが証明できれば、転職の際も有利になること間違いありません。
現在では一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会がPythinが使えるかどうかの資格試験を行っており、多くの方がこちらを受験されております。
勉強してきたPythonスキルを形にしたい!という方はぜひこちらもチャレンジして、転職の際にアピールできるようにしておきましょう!
Pythonエンジニアにおすすめの職種と企業
では、Pythonを強みとして転職をする場合、どのような職種への需要があるのでしょうか。
AIエンジニア
人口知能(AI)を作るにはPythonが必須。Pepperの開発もPythonで行なわれており、最先端技術の開発に携わるなら必ず必要となってくるプログラミング言語です。
AI産業は今後確実に発展していくジャンル。2030年には世界で86兆円規模にもなると言われているのですが、日本にはAIエンジニアが非常に少なく教育も進んでいないということもあり非常に貴重な人材となっています。やはり、その分平均年収も高い傾向に。自分の価値を上げて年収アップをしたいのなら、おすすめの転職先です。市場が成熟しきっていない今だからこそ、高いスキルが無くてもある程度良い職に就けるはずです。
株式会社DeNA
インターネットサービスを中心としているDeNAですが、次のDeNAを支える柱としてAIに注力をはじめました。ネームバリューのある既存サービスにAI技術を適用し、すぐに回していけるのが特徴。AI技術は実務レベルで使うのがなかなか難しいジャンルなので、このように既に使えるプラットホームがあるというのは非常にやりがいもあり楽しい環境であるといえるのではないでしょうか。
具体的な仕事内容は以下の通り。
- コンピュータビジョン
- 自然言語処理
- 強化学習
- 音声認識
- レコメンドシステムの研究開発
- ゲームAIの研究開発
給与は経験やスキルによって変動があり、公開はされていませんが400万円~900万円程度でしょう。タイミングにもよりますが、ビズリーチなどの転職サイトに求人募集が出ることがあります。
株式会社 ABEJA
株式会社 ABEJAは社員数50人程度のベンチャー企業ですが、日経SYSTEMSにも取材されるほど業界内では注目度の高い企業。人口知能を活用した革新的なプロダクトを開発しています。
フロントエンドはPython、管理アプリはRubyで実装。現在AI活用のためのPaaSを開発しており、ベータ版の検証段階まできているとのこと。Pythonを利用して革新的なシステム開発をしたいのなら要チェックの企業です。
シルバーエッグ・テクノロジー 株式会社
外資系のSIer。TSUTAYAオンラインやニッセン、クロスカンパニーなどの大手コンテンツサイトにレコメンドサービスを導入している企業です。
サービスには人工知能技術を用いています。
15名という少数精鋭のため、社長ともフランクに話せる環境。高い技術力を持つエンジニアと共に働くことができるため、スキルを伸ばしていきたいエンジニアには最適の環境でしょう。。
Webアプリケーションエンジニア
InstagramやYouTube、DropboxなどのアプリケーションはすべてPythonで作られています。メンテナンスが用意であること、迅速に作れることから多くの企業で使われている言語です。
LINE Fukuoka株式会社
スマホの台頭とともに世界規模の企業になったLINE。そのLINEの100%出社で設立されたのがLINE Fukuoka株式会社です。
LINEと連携しながら、事業の拡大を行っています。具体的には、以下のような業務があります。
- 新規アプリケーション開発
- 既存アプリの運用・改善
- サーバーサイド開発
- クライアントサイド開発
Webアプリケーション開発にはJavaやPHPとともにPythonを利用。また、LINEのスマートスピーカー「Clova」の開発を行っているのもLINE Fukuoka。最先端のAI開発にも取り組むチャンスがあります。
給料はスキルや経験により変動しますが、最低600万円~。裁量労働制で月の平均労働時間が160時間~180時間となっており、オンオフを切り替えながら働くことができる環境です。
データアナリスト
ビッグデータ時代を迎え、需要が増えたデータアナリスト、データサイエンティスト。今後も需要は増え、食いっぱぐれのない職業とも言われています。
複雑なロジック処理が可能、処理速度が早い、そしてなによりも統計分析用のプログラム関数が提供されているということがあり、Pythonで統計をする企業がほとんどです。
ランサーズ株式会社
クラウドソーシングのプラットフォームを運営するランサーズ。データサイエンティストの業務内容は以下のようになっています。
- データ分析、分析基盤の設計、構築
- 具体的なアウトプット、モデル作成、
- ビジネス戦略の企画、立案
年収は400万円~700万円。急成長をしている企業なので、若いエンジニアにおすすめ。スピード感のある仕事環境は、大変ではありますがやりがいも感じやすいです。
Pythonでの転職にオススメなサイト
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TechClipsは、現役ITエンジニアが運営しているエージェントなので、求人情報も常に最先端!
AI(人工知能)の求人を多数取り扱っており、Pythonでの転職を考えている方に非常に人気があるサイトです。
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まとめ
Pythonは機械学習エンジニアやロボット向けアプリケーション開発に非常に強い言語です。
昔から海外では人気の言語でしたが、近年のAIブームによってその需要は日本でも高くなっています。
また、高い費用対効果を望めることから企業からのニーズはあるものの、扱えるプログラマー・エンジニアが少ないため現在は売り手市場となっており、その平均年収はJavaやPHPを抜いて651万円と非常に高額です。
扱えるプログラマー・エンジニアの希少価値が高い現在、転職した方が高収入を目指せる場合も多くあるので、自身のスキルとキャリアを考えて現在の年収に不満がある方は転職を検討してみましょう。