女性エンジニアが子育てをしながら働ける企業とは? 2017.09.26
拘束時間が多く仕事漬けになってしまうイメージがあるエンジニア。果たして、エンジニアでも子育てをしながら仕事を続けることができるのでしょうか?
一般的なエンジニア職の場合子育てと両立するのは難しい
一般的なエンジニア職の場合、子育てと仕事を両立させるのは難しいでしょう。
やはりネックなのは残業!
エンジニアが子育てをする上で一番ネックなのが残業です。なんといってもITエンジニアは広告、新聞業界に次いで残業時間が多い職種第3位ですからね。
長時間の労働、そして高い集中を必要とされるエンジニアが、子育てまでする体力を維持するのは難しいでしょう。
仕事が終わるまで子どもを預けるにも、枠が開いている保育園を探すのが難しい状態です。待機児童問題もありますし、IT企業が密集している都心部ではさらに保育園の枠を取るのが難しくなります。
育児休暇制度があっても信用してはいけない!
近年では、育児休暇制度や産休制度、時短勤務などの福利厚生を整えた企業も増えてきました。しかし、そういった制度があってもむやみに信用してはいけません。
すでにエンジニアとしてIT業界に身を置いている人なら分かるかもしれませんが、エンジニアの女性比率は非常に低いです。レバテックキャリアなどを運営しているレバレジーズの調査によると、女性のエンジニア比率は6.8%とも言われています。
20人に一人いるかいないかという環境の中では、制度自体ができていても利用したことのある人が一人もいないという自体もありえます。だれも使ったことが無いとなると、社内からの風当たりも強くなるかもしれません。
社内SEなら子育ての余裕ができる可能性も
子育てをしながらエンジニアを続けるなら、育児休暇や産休、時短勤務などの制度が揃った企業に就職しましょう。その上、その制度がしっかりと動いている企業を選ぶことが大切です。
そこでオススメできる職種が、社内SE。エンジニアとは言え開かれた環境で働いているので子育てのための制度も取得しやすい環境なのです。
女性が多い環境で働くことができる
社内SEが配属されるのはエンジニア以外の職種の人も働いている環境。そのため、社内の女性比率が高いのがひとつのメリットです。
女性比率が高ければ、その分産休や育休を取っている人数も多いです。社内も産休、育休が取りやすい環境になっているでしょう。
残業が少ないため育児に時間を使える
社内SEは残業が少ないと言われている職業です。
EC周りのエンジニアみたいにイレギュラーのバグ対応もありませんし、下請けSIerのように納期に追われるということも無いというのが大きな理由でしょうか。
終業時間にキチンと帰ることができれば一般の企業とかわらずに子育てをすることができますね。
環境を変えたい!でも育児をしながらの転職は難しい?
子育てができる企業に転職をしたい!でも、育児をしながらの転職活動は非常に難しいです。なにせ、仕事と家事・育児に加えて職務経歴書を準備するなどの転職準備が必要になってきますからね。
そういう人にオススメなのが転職エージェントの利用です。
自分で求人を探す手間が省ける!
転職エージェントは、転職サイトと異なり自分で求人を探すという手間がありません。一度希望の求人条件を伝えれば、エージェントサイドで探してメールや電話で紹介してくれるのです。
また、厳選されるので、転職サイトのように大量のオススメ求人メールが送られてくるという自体も避けることができます。
日程調節なども任せられる
転職サイトやヘッドハンティング型の転職サービスの場合、面接のアポが取れてからの日程調節は自分自身でやりとりをすることになります。
ご存知の通り、ビジネスメールというのは作成するのが厄介です。さらに、選考をうける企業なのですから、失礼がないように最新の注意を払う必要もあります。
転職エージェントなら、この日程調節の部分を代理で行ってくれます。転職エージェントに「いつが良いです」と電話を一本入れるだけでいいのです。
企業研究の手間も省ける
転職求人に「残業ゼロ!」「社内の風通しがいいです」と書かれていても、実際のところはどうなのかがわかりません。
自分一人で転職活動を行っていくとなると、社員の口コミサイトを確認したり…と時間がかかりますが、エージェントを利用すればコンサルタントに確認してもらうだけですみます。コンサルタントは企業の採用担当者とのコネクションもありますし、実際に脚を運んでいる場合もあるので生の声を聴くことが出来るでしょう。
子育てができる企業に転職するならエージェント利用を
ITエンジニアでも満足に子育てができるという職種は限られています。そのため、子育てをする場合はしっかりと育児サポート制度が整っている企業への転職が必要です。
転職活動をサポートしてくれる転職エージェントを使えば、育児をしながらの転職も少しは楽になるでしょう。