リクナビNEXTのデータサイエンティスト求人は好条件か? 2017.12.11
リクナビNEXTは全国規模の求人を持つ転職情報サイトです。普通の転職サイトとは異なり、自分で探すだけでなく企業側からの採用オファーを受け取ることもできます。
リクナビNEXTを利用して転職を成功させるにはどのようにしたらいいのでしょうか。
リクナビNEXTのデータサイエンティストの求人は12件
リクナビNEXTに掲載されているデータサイエンティストの求人はたったの12件。(2017/12/05現在)
「たったの」とは言いましたが、データサイエンティストは未だマイナーな職種。転職市場自体にあまり求人がないので、日本最大級の求人数を誇るリクナビNEXTと言えども12件に収まっているのです。
転職サイトの掛け持ちは必須
データサイエンティストへ転職するなら転職サイトの掛け持ちは必須と言えるでしょう。
一般的に、エンジニアが転職する上で参考にする企業は20~30社。
リクナビNEXTだけで好条件のデータサイエンティスト求人を見つけるというのは正直難しいです。
リクナビNEXTと併用するなら、IT業界に特化したタイプの転職サイトを利用するのがおすすめ。
業界特化型であればあるほど、マイナーなエンジニア職であるデータサイエンティストの求人の取り揃えも増えます。
東京近郊や大阪、福岡で転職するならレバテックキャリア、地方での転職ならIT業界に特化したサービスを展開しているマイナビエージェントがおすすめです。
リクナビNEXTに掲載されているデータサイエンティストの仕事内容とは
リクナビNEXTには有名企業・大手企業のデータサイエンティスト求人が掲載されています。
2017年12月現在、掲載されている求人を見ていきましょう。
楽天株式会社
SEサイトである楽天や、楽天グルーブの各事業におけるデータ運用管理・システム開発などが主な仕事。
日本、世界でもトップレベルのサービスが保有する膨大なデータを分析できるので、データサイエンティストとしてのやりがいを求めるなら最適な職場であると言えるでしょう。
仕事環境について
勤務地は本社である楽天クリムゾンハウス。二子玉駅に隣接したオフィスで、2015年に移転したことで話題に。
このオフィスがものすごく綺麗で、フリーアドレスの座席はもちろん、フィットネスクラブや託児所、朝、昼、夕食が無料で食べることのできるカフェテリアもあります。
東証一部上場しているので、福利厚生がしっかりとしているのは言わずもがなですが、国内トップの優秀なエンジニアが集まっているのでやりがいもありそうですね。
応募の最低ラインは意外とハードルが低い
楽天のエンジニアといえば優秀な人たちが集まっているイメージですが、応募の窓口は意外と広いです。
リクナビNEXTに掲載されているのは以下の条件。
- TOEIC800点相当の英語力
- 大学・大学院の学歴
データサイエンティストの求人は実は楽天のコーポレートサイトにも掲載されており、そこでは以下の経歴が必要スキルとして掲載されています。
- 気概学習、自然言語処理、画像処理、数理最適化、軽量経済学いずれかの実務への4年以上の適用経験
- 数学、応用数学、物理学、軽量経済学、情報科学いずれかの博士号保有者
- TOEIC800点以上
- 以下の項目のうち、4つ以上を満たしている人(情報科学または数理科学のいずれかの分野の博士号保持者、インターネットサービス企業においてデータ分析、またはデジタルマーケティングの経験が4年以上あること、コンサルティング企業またはコンサルティング部門でのデータ分析サービスの経験4年以上、PythonまたはRでの4年以上のプログラミング経験、4年以上のLinux利用経験、SQLによる4年以上のプログラミング経験、Hadoop,Hive,Sparkのいずれかの利用経験4年以上)
が必要であるとされています。
リクナビNEXTで間口が広いといっても、採用確率が高いのは上の条件を満たしているエンジニアであるということは理解しておきましょう。
株式会社カカクコム
食べログや価格.comを運営している株式会社カカクコム。
東証一部に上場していることもあり、安定感のある優良企業です。
リクナビNEXTに掲載されているのは「食ベログ」のデータ分析を行い、事業戦略を立てるポジション。
こちらも月間利用者が1億人を超えているので、データとしては面白くやりがいのあるものでしょう。
仕事環境について
株式会社カカクコムの社員は、8割が中途入社。さらに、75%以上が30代の社員ということで落ち着いた環境で仕事をすることができます。
VORKERSを見てみると、企業評価は3.28とまずまずの高さ。
現場で働いている人の声を見てみるといわゆるWeb系特有の「イケイケ感」は無いようです。この環境が合うか合わないかで働きやすさも変わると言えそうです。
データサイエンティストの職場は恵比寿の本社固定。恵比寿駅には山手線や埼京線、湘南新宿ライン、日比谷線が乗り入れているので居住地選びにも苦労しないのではないでしょうか。
必須項目は少し特殊か
必須項目は一般的なエンジニアとは異なり、データサイエンティストらしいものが求められます。
具体的な必須項目は以下です。
- データ抽出、加工、分析の経験
- VLOOK以上のExcel技術、VBA
とは言え、Excel関数などは少し勉強すれば使えるレベルなので、問題はある程度の経験があるかどうかというところになりそうです。
リクナビNEXTの応募条件は低め!経験が少なくてもチャンスはある
一般的に、データサイエンティストの求人は職種が特殊であるということもありハードルが高いですが、リクナビNEXTに掲載されているものは間口が広い傾向にあることがわかりました。
データ分析に関する経験をしっかりとアピールできるかが分かれ目
リクナビNEXTに掲載されているデータサイエンティスト求人には「データサイエンティストとしての2年以上の職歴」など、ハードルの高いものは少ないです。
それどころか、プログラミング経験のみでエントリーできる求人もあります。
応募のハードルは低いですので、その中でどれだけ経験をアピールできるかが鍵となってくるでしょう。
職務経歴書や履歴書は漏れがないように記入しましょう。実務経験をしたことがある人が少ない職種なので、大学や独学でのデータ分析・解析が評価対象となることも大いにあります。
リクナビNEXTのデータサイエンティスト求人は未経験者にオススメ!
リクナビNEXTはサイトの特徴柄、未経験者の応募も可能です。
エンジニアとしての経験が浅い人でも応募することは可能なので、異職種エンジニアへの転職を考えている人は、転職エージェントやスカウト型転職サービスを利用するよりも選考に通り易いと言えるでしょう。
アピールポイントが分からないという場合は、リクナビNEXTと同じ運営元が同じであるリクルートエージェントの転職支援サービスを利用してサポートをしてもらいましょう。