大手のゲームプログラマーに転職するために必要なスキル 2017.09.25
みなさんは転職を考えたことがありますか。
ゲームプログラマーが転職する時に必要なスキルについて見ていきます。
また、大手がいいと考えがちですが実際はどうなのでしょうか。
徹底的に分析していこうと思います。
ゲームプログラマーについて
ゲームプログラマーは収入が多いイメージはありませんか。
26歳の第二新卒者の年収の例を見てみましょう。
ソーシャルゲームでは350万円~450万円、コンシューマーゲーム業界では300万円~400万円です。
コンシューマーゲームというのは、個人や家庭が買うことを前提としたゲームです。
ゲーム機やゲームソフトを使ったPCゲームがありあす。
一方ソーシャルゲームとはSNSなどにあるゲームです。
ケータイで遊べるゲームもこれのひとつです。
ソーシャルゲームの方が年収がいい理由として、バージョンアップが多いからです。
同じゲームでもバージョンアップと言うかたちでゲーム性を変え、利益を生み出します。
しかしコンシューマーゲームは一度発売したら大きなアップデートがあまり行われないです。
そして最近ではスマートフォンの機能があがり、CGを多く使ったゲームが可能になりました。
そのため、クオリティの高いゲームが増えています。
今までコンシューマーゲームで働いていた人がその経験を活かしてソーシャルゲームに転職して年収が大幅に増えた人も多くいます。
ではどのようなスキルが必要なのでしょうか。
コンシューマーゲームで使用されている言語はC++、ソーシャルゲームで求められているのはC#です。
どっちの言語を学べば良いのか迷う時は、業界に合わせて勉強するといいですね。
しかし、ゲームプログラマーは様々なスキルが求められ、新しいことが増えるスピードもはやいです。
そのためトレンドも変化していきます。
そして言語以外でも必要なスキルはがあります。
それがベクトル、三角関数、行列、力学です。
Xbox360のような3Dのゲームでは行列やベクトルが必要とされます。自動的にプログラミングが出来る場合もあるが、ゲームプログラマーとしてスキルアップを目指す場合は必ず必要です。
また、ゲームプログラマーはユーザーが欲しいゲームを作らなくてはなりません。そのためコミュニケーション力も必要です。
1つのゲームを作る際にシナリオを作り人や映像のデザイン、効果音の担当などとさまざま分かれています。正確に相手の考えを読み取ることでより良い仕事が出来るようになります。
ゲームプログラマーに求められているスキルは独学では難しいです。
スクールなどに通うといいですね。
大手企業
それではゲームプログラマーが就職する際の大手のメリットやデメリットを、見ていきましょう。
大手の一番のメリットとして、動かせるお金が大きいことです。
その分大きな仕事もできます。
中には100人以上の人が関わっているプロジェクトもあります。
それだけの規模のゲームに関われるのはゲーム好きでゲームプログラマーになった人には魅力的ですよね。
しかしその分、上のポジションにいくのが難しいという面もあります。
一方中小企業は数十人の規模です。
その中で「やりたい」と申し出るだけでチャンスを掴むことが出来ます。
また、一人ひとりの能力やスキルも考慮してくれます。
しかし、一人ひとりの仕事量も非常に大きくなる可能性もあります。
大手のメリットの二つ目として給料が中小企業より高いということです。
統計によると、1000人以上いる企業の平均年収が430万円に対して10~99人いる企業は383万円でした。
また、大手は経営も安定しています。
1つの製品に依存している中小企業だとその製品の売上が落ちるとすぐに経営に響いてしまいます。
しかし、大手はいくつものプロジェクトがあるため1つが伸び悩んでも他でのカバーができます。
3つ目のメリットは教育体制がしっかりしていることです。
中小企業はゲームプログラマーの仕事をしながら知識やスキルを身に着けていくのに対して大手は教育を担当する部署も存在します。
ゲームプログラマーとしてのスキルアップを目指すことができます。
転職する人に向けて
続いて転職する人に向けてのアドバイスをします。
まず、ゲームプログラマーとしての自分の市場価値を知ることです。
ゲーム業界は流行りの影響を非常によく受ける業界です。
自分のスキルがどれだけ通用するのかを見極めましょう。
同じゲームプログラマーでもコンシューマーゲームとソーシャルゲームでは難易度が違ってきます。
また、幾つかの会社から内定を貰うと年収の交渉もしやすいので積極的にアピールして多くの会社に応募するといいですね。
ゲーム業界はとりあえず実力重視するので、自分の転職理由や実務経験もアピールできるといいですね。
最後に
以上、ゲームプログラマーの仕事内容や求められるスキル、大手と中小企業のメリット・デメリットを、見てきました。
みなさんのゲームプログラマーへの転職や就職に役立つといいです。
年収目当てに大手を狙うのもいいですが、自分が本当に求めているものを見極めましょう。
大きなゲームプロジェクトに関わることなのか、上のポジションを狙うのかによって変わってきます。
また自分のゲームプログラマーとしての能力も把握しておきましょう。