リクナビNEXTは社内SE転職に最適なのか? 2017.09.11
社内SEの求人はどの転職サイトが良いのか、社内SEの求人はそもそもどれくらいあるのか気になっている人は多いと思います。社内SEに転職するにあたって、リクナビNEXTは使用しやすいサイトなのでしょうか。今回は実際の求人を見ながらリクナビNEXTの社内SEの求人を調査していきます。
リクナビNEXTのITエンジニア職種は細かく分類されている。
リクナビNEXTの社内SEは、ITエンジニア(SE、システム開発、インフラ)のカテゴリの中の社内SE、情報システムのカテゴリの中にあります。
社内SEの求人は約150件ある
リクナビNEXTにある社内SEの求人は約150件です。公開求人と非公開求人の割合は転職エージェントのサービスによって異なりますが、エン転職に掲載されている求人件数は56件なので豊富なほうだと言えるでしょう。
転職の場合候補がたくさんあることが成功要因になります。求人情報を持っていなければ応募することもできないですよね。社内SEの求人が多いリクナビNEXTなら、希望の企業で働くことができる可能性も高まりますよね。
ITエンジニアの中でもポジションやジャンル別で検索することが可能
リクナビNEXTの社内SEの求人は豊富にあります。ITエンジニア職種というカテゴリの中でも、以下のようなカテゴリに細分されます。
システム開発のWebオープン系やファームウェア、パッケージソフト・ミドルウェア開発、ネットワークサーバ設計、運用・保守テクニカルサポート、社内SEなどに分かれています。
社内SEは社内での開発となるため各部署との良好なコミュニケーションをとる能力が求められます。社内でのコミュニケーションを大事にする人は社内SEに転職するのがいいでしょう。社内システムの運用から、新規システムの企画やそのための予算獲得など年齢や経験が多くなればなるほど経営に近い目線や立場の業務が増えます。将来的にはCIOになることを目指し、情報システムの観点から会社経営に携わることができます。また企業で得た業界知識とSEの知識を活用して起業することもできます。
社内SEの傾向や特徴は?
社内SEに掲載されている社内SEにはどのような特徴があるでしょうか。実際の求人情報から見ていきます。
社内SEの求人は多くない
ITエンジニアのカテゴリ全部の求人件数は約10000件です。しかし社内SEの求人は約150件ほどです。カテゴリの中では多いほうだとは言えないでしょう。
実際の求人の業務内容
各種システムの企画や設計、開発、運用、保守などをすることが仕事内容の求人がありました。他にはAWSLambdaを活用したエンタープライズシステム開発などが仕事内容です。業務用アプリケーションの開発や運用なども行えます。
求められる人材
Webアプリケーションの開発経験のある人や自社内開発にチャレンジしたい人など基本的なパソコン操作ができる人ならだれでも歓迎している求人が多いです。ITシステムの開発経験者であれば採用される確率は大幅に上がると言えるでしょう。また学歴不問の求人も多く人物重視の採用が行われています。他にはI・Uターン歓迎の求人も少なくないことが分かりました。
歓迎されるスキル
PMまたはPLの経験がある人やロードバランス、システム会社やWeb制作会社で経験、大規模プロジェクトの経験など、資格や技術的なスキルよりも経験が歓迎されることが分かりました。
社内SEの良いところ
一つのシステムを最初から最後まで手掛けられることが良いところの1つです。
ITコンサルやシステム会社などの委託開発を行う企業で働く場合は、様々さ顧客企業のシステムを担当します。
しかし社内SEの場合は担当する業務によって異なりますが、企画などの上流工程から開発、構築、運用などの一連の工程について担当することができます。そのため所属する業界の業務システムについて精通できる機会を得ることができます。
2つめの良いところは社員としての帰属意識をもって、安定して仕事ができることです。
社内SEの苦労する点
1つめの苦労する点は最新の技術力が身につかないことです。
SlerなどのSEは、幅広い業種の様々な案件をこなす中で、最新の技術を身につけていきます。必死で技術を学び仕事をこなさなければ新しい仕事を得ることができないからです。
しかし社内SEの場合は自社システムを対象とするため、求められる技術も固定され、社員の流動性も少ない傾向にあります。
開発などの現場作業を外注している場合には、社内SEはベンダーの調整ばかりになることがあります。
そのため高度なスキルをもつ技術者との交流も少ないため、向上心の高い人は物足りなく感じる場合もあります。
リクナビNEXTは社内SE転職におすすめ
リクナビNEXTは、ITエンジニア求人が豊富にあります。社内SEの求人数は他のサイトに比べて多いようです。
たくさんの求人の中から自分に合った求人を見つけ出すのは難しいですよね。
しかしリクナビNEXTにはスカウトサービスなどがあるので、企業側から自分が求められる求人などを受けることも良いと思います。