キャリアカーバーで年収1200万円以上の社内SE転職を 2017.09.06
社内SEの需要はこれからもどんどん伸びる見込みです。企業の規模や業種に関わらず、事業拡大においてITはもっとも必要で不可欠な存在になっています。
IT系企業だけに留まらず、医療、金融、製造業など業種問わずIT化が加速していきます。Webシステムの導入や社内システムの拡大を伴い、社内SEを必要とする会社が増えていくことが予想され、社内SEの必要性はこの先の未来も増加傾向にあると考えられます。
ハイクラス・エグゼクティブ向けの好条件求人が集まっているキャリアカバー。好条件の社内SE職はどのくらいあるのでしょうか。
キャリアカバーには600万円~の社内SE職がたくさん出ている
キャリアカバーに掲載されている社内SE職は、100件(2017年9月5日現在)でした。キャリアカバー自体が600万円以上の求人しか掲載しないハイクラス向けの転職エージェントであるため、応募求人の年収の平均は600万円~1200万円あたりになっています。
キャリアアップを見越した~1500万円の求人も
キャリアカバーに掲載されている求人の中には、キャリアアップを見越して1500万円といった高年収を目指すことも可能な求人がありました。具体的にはセキュリティコンサルタントと共に構築や実装運用を行う仕事。リクルートグループのため、ハードルは高い求人であることは間違いないでしょうが、社内SEとしてキャリアアップできる環境は非常に稀でしょう。
応相談の求人に注意
社内SE職を検索してみたところ、年収は応相談とされているものが多くありました。
応相談の案件は、本人の交渉によって支給額が変わってしまいます。なにも言わずに話を受け入れていたら設定されている最低限の金額で交渉は進んでしまうでしょう。
事前にこちらから「年収はいくら以上」と提示しておきましょう。
社内SE職で求められる能力は3つ
社内SEとして必要とされる知識や能力は基本的に社内SEの知識は一般的なSEとあまり変わらないです。しかし、その中でも特に重要性が高いとされる知識や能力が大まかに3つあります。業務に関する知識、SEとしての技術力、マネジメント能力です。
社内のシステムを全て管理するまず1つ目が、社内業務の知識です。
社内SEは社内システムにまつわる一通りの業務を知り、社内システムの設計や開発を行わなければいけないのです。これらは一般的に業務知識と呼ばれます。こういった情報を知っておくことでSEの仕事がしやすくなり、簡単に作業を進めることが可能です。一般的なSEとしての知識2つ目がSEとしての応用が効く技術力です。
深い知識よりは幅広い知識が必要です。小さな規模のシステム開発ではSEが直接形を作ることもあります。
システムを構築するうえでの様々な知識が求められえるので、柔軟に対応できるように常に新しい技術に目をむけて成長していかなければならないのです。最後にリーダーシップとマネジメント能力です。社内SEはプロジェクトごとに様々なエンジニアをまとめていかなければならないのです。現場を仕切る能力はもちろん、仕事を分配するマネジメント能力も求められます。
どのようなスキルがあればアピールできる?
どのようなスキルがあればアピールポイントになるのか、将来性のあるSEエンジニアの募集はどのようなスキル・経験を求めているのかについては、企業によって若干の違いがあるもののプログラミングスキルはかなりの企業が必須スキルとしています。
プログラミングスキルが高いレベルで持っている人であれば、引手あまたといっていいと思います。
似て非なる業界からのオファーも多いSI業界はもちろんのこと、ゲーム業界のような少し異なるソーシャル業種に転職するチャンスは十分あります。そのほかに、コミュニケーション能力がある人も求められる傾向があります。
SI企業の募集を見ると、PM求人も多くあるからです。
個人的な人間やユーザー企業との折衝の能力にたけた人であれば、キャリアアップのための転職も十分可能です。このようなスキルを持っている人であれば、面接試験の場でしっかりアピールしておきます。
社内SEは人生設計をしっかりしないと将来が危ない?
社内SEに転職をする利点として業務が安定している、定時で帰宅できるなどの良いメリットが挙げられます。今の仕事が激務過ぎて一刻も早く転職したい、これは仕方ないので早めに転職したほうがいいと思います。
しかし、転職後も、未来のキャリアパスやキャリアプランについて考えていないとずっと社内SEだけで収入が上がらない可能性があります。
定年まで働いていくことを考えたら給料が上がっていくほう良いに決まっています。
社内SEとしてキャリアアップしていくには、会社の業務についてよく理解し、常に新しい技術を体得していく必要があります。また、周りの人とのコミュニケーションもある程度とっておくことで、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーになった時に滞りなく業務をこなすことができます。
社内SEは楽だ!というイメージが浸透していますが、キャリアアップも視野に将来を見据えた転職をしないと年収が上がらないという状況に陥ってしまいます。
ITの普及により業界の選択肢が増えた
10年以上前からSEを取り巻く環境について、構造的な問題があると指摘されています。このためもはや先細りする業界といわれています。
しかしここにきて再びその必要性が望まれつつあります。
SEエンジニアを対象にした募集もしばしば出ています。
キャリアアップができる求人を探そう
社内SE求人は人気の職業である一方、キャリアアップが難しいという一面もあります。ハイキャリアでの転職を考えるのであれば、ITコンサルタントなどキャリアアップの可能性があるかどうかをしっかりと確認しましょう。