転職エージェントとは?利用経験者が教える上手な使い方 2017.09.27
転職エージェントとはどのようなサービスなのでしょうか。転職サイトとはどう異なるのでしょうか。
今回は、転職エージェントとは?メリットとデメリットは?全て紹介します!
転職エージェントは無料の仲介サービス!
転職エージェントとは、求人を紹介してくれるサービスのことです。転職サイトとの違いを簡単に言うと、仲介をする人が入るか入らないか。転職サイトは自分で求人を見つけるのに対し、転職エージェントは担当コンサルタントに求人を紹介してもらうという形です。
求人の紹介と転職活動のサポートがメイン
転職エージェントの主なサービスは、非公開求人を含む求人の紹介と転職活動のサポートです。
これらのサービスの他に、エージェント機能が無い転職サイト同様自分で求人を探せる機能もあるハイブリッド型のエージェントサービスもあります。
非公開求人は好条件の企業も
転職エージェントを利用する人のお目当てのひとつが非公開求人。非公開求人とは、サイト上では公開していない転職エージェントのみが保有する案件のことです。
エージェントの仲介人であるコンサルタントが、企業の求める人材像と登録者のスキルがマッチングした時に紹介してくれます。
非公開にして求人を募集するにはいくつかの理由があるのですが、そのうちのひとつが「人気があって応募が殺到してしまうため」。つまり、人気の大企業や好条件の案件が見つかる可能性も高いのです。
履歴書のアドバイスもしてくれる転職活動サポート
エージェントサービスは求人の紹介だけでなく、転職活動そのものをサポートしてくれます。
一般的に行ってくれるサービスは以下のようなものです。
- キャリアカウンセリング
- 履歴書作成サポート
- 職務経歴書作成サポート
- 模擬面接
- 面接の日程調整
- 面接のフィードバック
- 企業との雇用条件交渉
- 退職時のアドバイス
キャリアカウンセリングでは将来のキャリアパス・キャリアプランなどの相談に乗ってくれます。どのような求人を選ぶかの参考になるでしょう。退職時には、退職願や退職届の提出方法などもアドバイスしてくれます。まさに、転職活動の最初から最後までをサポートしてくれるサービスです。
転職エージェントの中には内定を貰って就職してからも相談に乗ってくれるそうです。「親切すぎるのでは」と心配になりますが、就職後◯ヶ月以内に退職してしまったら報酬の何割かを企業に返すという決まりになっているようなので仕事の範囲内と言えるでしょう。
転職エージェントを利用するメリット
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 転職活動のサポートを受けられる
- 第三者に相談することでキャリアプランが明確になる
- 日程調整もしてくれるので時間のムダがない
転職エージェントの最大の魅力は転職活動のサービスにありますね。無料でサポートしてくれるのは転職サイトにもヘッドハンティング型の転職サービスにもありません。
初めて転職をする人は、職務経歴書の作り方から面接の方法まで何もかも知らない状態でしょう。手取り足取り教えてもらえば心配もありません。
また、企業側との日程調整などもコンサルタントが行ってくれます。そのため、働きながらの転職活動など時間を取れない場合には重宝するでしょう。
転職エージェントを利用するデメリット
- スキルや経験が無い場合サポートを受けられない
- 利用期間に限度がある
- 自分の希望にあった企業を紹介してくれない場合も
- コンサルタントとの相性が悪いと辛い
転職エージェントは、転職希望者に求人を紹介する一方で、企業側に優秀な人材を紹介するという役割もあります。ある程度優秀な人材でなければ紹介することもできないので、報酬も発生しません。つまり、企業に紹介できるレベルの人材でなければ収益が見込めないのでエージェントサービスを利用できないこともあるのです。
また、内定が決まるまでは無料でサポートすることとなるので、長い期間サポートし続けることはできません。(あまりにもサポート期間が長いと儲けがでないですからね)一般的に、転職エージェントの利用期間は3ヶ月と言われています。長期でじっくりと転職活動に励みたいという人にとっては転職を急かされることとなってしまうかもしれません。
また、担当コンサルタントとの相性も重要なポイントです。よく分かってくれる人が担当ならストレスも無くサポートを受けられるかもしれませんが、相性が悪いとなかなか思うように活動を進めることができません。コレばかりは運なので、覚悟する他ないでしょう。DODAを始めとする一部のエージェントは担当のコンサルタントを変えることができるサービスもあります。
転職初心者や仕事をしながら活動をする人にオススメ!
エージェントサービスは転職活動のサポートまでしてくれるところが魅力です。その分登録のハードルが高い、利用可能期間が短いなどのデメリットもありますが、試しにいくつかのエージェントに登録してみると良いでしょう。