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プロジェクトマネージャー転職なら絶対に取ろう!テッパン資格3つ

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部下二人の後ろ姿と部下の顔を見る上司の女性

プロジェクトマネージャー(PM)とは、プロジェクト全体をまとめる責任者のポジション。

ITエンジニアがSE、プロジェクトリーダーの次のキャリアアップを目指す上で目指したい一つの通過点ですが、プロジェクトマネージャーとして活躍するにはどのような資格を持っていれば良いのでしょうか。転職・キャリアアップに役立つ資格を見ていきましょう。

プロジェクトマネージャーの転職に資格は必須なのか?

プロジェクトマネージャーは主にプロジェクトの進行管理やシステム構築作業、企画、運営までの舵取りを行う役割です。エンジニアとしての技術力はもちろんですが、それよりもリーダーとしてのマネジメント能力が問われます。

必須項目にあるのはこのマネジメント能力を証明する実務経験であり、資格が必須項目になるケースは殆どありません。

キャリアアップを望むならプロジェクトマネージャーやPMPを

転職に必須では無いと言え、プロジェクトマネージャーとしての能力を示す手段として資格は非常に有効です。

実際にIT業界で働いているビジネスパーソンのアンケートで「保有していることに満足している」と回答した人が多かったことからも、資格が仕事に役立っているようです。

PMの資格はビジネスパーソン保有資格における満足度ランキング1位

エンジニアからプロジェクトマネージャーにキャリアアップする際にはシステム開発のプロジェクトの責任者としての管理能力・運営能力を証明できるプロジェクトマネージャーの資格が役に立ちます。

昨年度のプロジェクトマネージャー試験受験者数は16173人で、2015年の日本経済新聞社がIT企業89社に対して行った「保有資格の満足度ランキング」では1位を獲得しています。

2017年プロジェクトマネージャーの転職に有利な資格3選

ここからはプロジェクトマネージャーとして所有していると評価される資格を紹介します。

プロジェクトマネージャー試験(情報処理試験)

プロジェクトマネージャー試験の国内保有者は2016年6月時点で20,274人。国家資格の中でも最も難関である試験の一つです。プロジェクトの進行やマネジメントスキルの証明書となります。

試験の内容

プロジェクトマネージャー試験は午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つに分かれています。

午前Ⅰと午前Ⅱは4択問題。午後Ⅰは記述式で午後Ⅱは論述となっています。

合格率

合格ラインは正解率60%以上。意外と行けそうな気がしてしまいますが、合格率は15%弱しかない狭き門。その分評価対象になりやすい資格でもあります。

受験日と受験料
受験日は年に2度しかありません。試験日が4月の春季試験と10月の秋季試験です。

試験は1年に2度しか無いにも関わらず、昨年の応募者数は約1万6,000人。いかに人気と需要がある試験であるかわかるでしょう。

受験料は5,100円です。

マネジメントスキルは技術職ではなかなか身につかず、実践からアピールすることは困難。SEや他業種からの転職ならプロジェクトマネージャー試験を通してこれらのスキルをアピールしましょう。

PMP試験

プロジェクトマネジメント団体のPMIが実施する試験。国際的に通用する資格なので国内でも非常に人気が高い試験のひとつです。三年ごとに資格更新をしなくてはいけないものにもかかわらず、2016年4月時点で国内に33,348人のPMP所有者がいます。

試験の内容

4時間で200問の4択問題。問題はプロジェクトマネジメント協会が発行しているPMBOKをベースに出題されます。

この試験の特徴は、試験問題をクリアするだけでなく35時間のプロジェクトマネジメントの研修を必須要件としていることです。この研修の中でシステム開発方法から会計法、PMとしての人格形成まで細かいカリキュラムで勉強します。

また、PMとしての経験も必要です。つまり、この資格を持っているだけでPMとしての実務経験も同時にアピールできるのです。

合格率

PMP試験の合格率は60%前後です。

業務経験や研修など、受験に対するハードル自体が高い分大半の人は合格できるみたいです。

受験日と受験料

PMPは基本的に一年中受けることができます。しかし、試験会場の関係で1ヶ月以上前に予約を行わないと会場が取れないようになっているようです。

受験料は555ドル。円での支払いでなくドルでの支払いなので、レートによって値段は変わります。

正直、安い値段ではないのでしっかりと勉強をしておきたいところです。会社によっては受験料を一部負担してくれるところもありますので、転職前に取得しておくというのもひとつの手です。

ITストラテジスト試験

プロジェクトマネージャーと同じ情報処理技術者試験の一区分。事業戦略やビジネスモデルなどの策定が出来ることが証明出来ます。

国家公務員の技術職任用項目でもある難関試験。大手のメーカーだと採用条件となる場合もあります。

試験の内容

午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4回に分かれた出題形式です。午前Ⅰ、午前Ⅱは4択、午後Ⅰは記述式の4択で2問の正答を答える、午後Ⅱは論文課題形式で2000~3000文字程度の論述です。

合格率

合格率は14%。非常に難しい試験であると言えるでしょう。

受験日と受験料

受験日は10月です。年に1度しか無いのでしっかりと対策をしましょう。

受験手数料は5,700円。国家資格なのでそこまで高くないです。

資格の他に求められるプロジェクトマネージャーとしての能力とは

プロジェクトにおいて総責任を負うPMには多くの能力が求められます。

以下は、一般に言われているPMに必要な能力です。

部下と共にコーディング出来る技術力

単純に管理が仕事になっているPMもいますが、中小企業では部下と共にコーディングをしながら進行をするPMの割合が高いです。

基本的な技術があるエンジニアやSEからのキャリアアップなら問題が無い程度ですが、「技術職を辞めたい」という理由で目指すとPM就任後にギャップを感じるかもしれません。

チームをまとめるコミュニケーション能力

プロジェクトマネージャーの仕事の一つがチームをまとめ「働きやすい場を作る」ことです。そのため、PMには以下のような行動が求められます。

  • メンバーへのフィードバック
  • 上司との打ち合わせ
  • 部下への情報共有
  • メンバーが言葉にしきれていない部分まで汲み取ること
  • メンバーの士気を高める場(食事会など)を設けること

お互いが意見しやすい場作りのために、PMとしての振る舞いは常にこれらを心がけなければなりません。

プロジェクトを期日内までに進めるための判断力

プロジェクトの進行管理もPMの仕事。必要なことと不必要なことを即座に判断し、計画通りにプロジェクトを終了へ導く能力も大切です。

また、プロジェクトを進める上で出た問題に対するソリューションを出すのもPMの仕事。シビアな判断を迫られる面もありますが、きちんと合理性のあるデータを以て判断できる力が求められます。

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まとめ

プロジェクトマネージャーの転職でアピール出来る資格は、プロジェクト全体の管理や、人材配置などの知識が証明できるものです。

また、転職に有利なだけではなく、キャリアアップに必要なものもあるので、積極的に取得していきましょう。

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