プロジェクトマネージャーに求められるプログラミング言語は? 2017.09.27
プロジェクトマネージャーをご存知でしょうか。
その名の通り、1つのプロジェクトのリーダー的なポジション。
システム開発というのは基本的に複数人のITエンジニアから構成されます。
そのエンジニアたちを取りまとめることはもちろん、最初に必要なエンジニアを手配することから始まります。
そして、そのエンジニアたちは必ずしも、同じ企業であるとは限らず、様々な企業から集まります。
そんな人々をまとめるのがプロジェクトマネージャーです。
人間関係も開発プロジェクトを円滑に進めるのも、プロジェクトマネージャーの腕次第です。
そんなプロジェクトマネージャーですが、具体的な仕事内容は?どんなプログラミング言語が必要なの?など疑問をなくしていきたいと思います!
プロジェクトマネージャーの仕事内容とは
プロジェクトマネージャーの仕事は主にシステム開発の計画立案、プロジェクトチームの始動準備、開発中の管理、監督、開発後の検査です。
プロジェクトの開発立案では、お客様やITコンサルタントなど企画する側の人と打ち合わせを行い、開発にあたって、機関や、予算など調整していきます。
お互いの要望がかなうようお互いに詰めていきます。
会議が終わると、計画を徐々に立てていきます。
そのためにはプロジェクト完了までの大まかな流れを決定するため、それぞれの工程に期間を割り当て、同時に人員もわりあてていきます。
この時に気を付けなければならないのが、計画の途中に想定されるトラブルも考慮にいれ、その分余分な時間と人を割り当てなければなりません。
そうして、企画者との最終的な納期、予算、開発内容を決定していきます。
場合に応じて、エンジニアを手配していきます。
すでに述べた通り、そのほかの企業の人も呼ぶ可能性があり、交渉等行っていきます。
ここまでしてやっと、プロジェクトは動き始め、マネージャーは管理も怠りません。
もし、トラブルが起きた場合にはその対処も先頭に立って行っていきます。
そうして、プロジェクトが完了したときには評価を行います。
この通り、システム開発プロジェクトのすべてに関わります。
こう説明すると、そこまで言語など専門的な知識はいらないように思えます。リーダーシップやコミュニケーション能力などのほうが必要なのでしょうか?次は、その言語について説明していきます。
言語は知らなくてもいい?
はたして、プロジェクトマネージャーに専門的な知識は必要ないのでしょうか。
答えから言うとノーです。
考えてみてください。プログラミング言語も知らないマネージャーが専門知識を豊富に持った部下に指示するのです。
指示するだけでなく、作業工程までも作ります。
知識を全く持ってない人が指示したり、計画を立てることが出来るでしょうか。
言語を全く知らないとこの作業にどのくらい時間がかかるのかなどということも分からないでしょう。
最低限の知識はなくてはならないということが出来るでしょう。
言語と言ってもたくさんありすぎる...!
プロジェクトマネージャーは言語を知っておく必要があると書きました。
しかし、1つのプロジェクトともなると作業工程はいくつもあり、プログラミング言語も多種多様という可能性があります。
そんな何個も言語を知り、理解するというのはかなり難しいと思います。
そこで、そこまで専門知識が必要ないかもしれないというお話をします。たしかに知識があって損はないです。その上で、書きたいと思います。
実はそこまで知らなくてもいい?
どれだけ経験を積んだプロジェクトマネージャーであろうと、知らない知識に遭遇する可能性は十分にあります。
でも、実は知らなくてもいいかもしれません。
なぜ知らなくてもいいのでしょうか。
一つ目の理由としては、自分でやりすぎてしまうことがないということです。もし全部の言語を知っていたら、全工程の作業を自分で行うことが出来てしまいます。
なのであれもこれもと自分で仕事を抱え込んでしまいかねない、ということです。そうしてしまうと、プロジェクトを進めていく上で最も大事なチームワークが崩れてしまいます。
仲間(部下)を信頼するということも大事だし、そのために知識がありすぎても弊害になりかねないということです。
二つ目の理由は素直にエンジニアたちの意見を聞くことができるからです。
知識を自分よりも多く持っているということが前提になるので、素直に聞き入れることができ、それだけコミュニケーションも多く生まれることでしょう。
そうすればもちろんチームワークも良くなるでしょう。
以上のように、プロジェクトマネージャーとはいえ全ての知識を持っていなければダメ!とはいい難いです。
まとめ
ここまでプロジェクトマネージャーについて書いてきました。
仕事内容としては一番最初から最後まで計画、監督するポジション、現場監督ということが出来るでしょう。
そこでつきまとうのが、言語を含めた知識です。たしかに全部知っていて間違いなく損はないです。
しかし、それは困難なことだし、全部知っていなくてもいいこともあるよ、ということを知って頂けたでしょうか。
知識も大事ですが、チームワーク、エンジニアとのコミュニケーションもかなり大事なことです。
もし、知らない言語などに出くわせばその都度その都度覚えて行けばいいのです。
プロジェクトマネジャーを目指している方、変に気構えることはなくがんばってください!