ゲームプログラマーのメリットとデメリット

TOP > ゲームプログラマーの転職 > ゲームプログラマーとして働くことのメリットデメリット

ゲームプログラマーとして働くことのメリットデメリット

このエントリーをはてなブックマークに追加
タブレット端末とパソコン

ゲームプログラマーに転職したいと思ったことがある方の中で、ゲームプログラマーに求められるスキルや業界の今後などを考えたことはあるでしょうか。なんとなく漠然と憧れはあるけどという方も多いのではないでしょうか。

今回は、本当にゲームプログラマーになるのであれば必要になってくるスキルや、メリット・デメリットなどをまとめていきたいと思います。

ゲームプログラマーに必要なスキルとは

数あるプログラマーの中でもゲームプログラマーは見た目、つまりはグラフィックがとても重要になってくるという点で少し異質です。それでは、プログラマーに一般に必要なスキルから、独特なスキルまで確認していきましょう。

プログラミングスキル

まずは当然、プログラミングスキルが必要です。PS4やXboxといったゲーム専用機のゲームをプログラムする場合は基本的にC++やC言語が主流と言われています。また、近年ではスマホゲームが成長していますから、iOS用のswiftであるとか、android用であれば、Javaといったプログラミングスキルが必要になるでしょう。

採用を検討している企業にとっても中途採用の場合は即戦力となる人材を探していますから、こうしたスキルは実務経験を伴って持っていると採用しやすくなります。まずはそうして言語を使う職種に就くのが一番ですが、最低でもこうしたプログラミング言語を実際に活用してきた個人的経歴などがあるとよいでしょう。

数学や物理の知識も?

レーシングゲームやFPSなど綺麗なグラフィックで現実世界と似た世界観の中でゲームを進めていく場合、重力の設定や衝突における力学の設定などをしなければ自然な動きは達成できません。

グラフィックにこだわったゲームでなくてもいわゆる当たり判定でなど、内積の計算が必要になってくることもあります。

基本的な数学や物理の知識もあると実際にプログラミングする際に困らないでしょう

ゲームを好きでいること!

ゲームのプログラミングは書いた後はデバックの作業が待っています。ひたすらバグを探して、何度もゲームをプレイして見つけたバグを治すという作業をするためにはゲーム好きでないとやってられないですよね。

また、ゲームプログラマーからキャリアアップするとなれば、ゲームのディレクター、プロジェクトマネージャーとなり自らゲームのコンセプト作りに携わるということもでてくるでしょう。やはり、ゲーム好きでなければつとまらない仕事です。この記事を読んでいるあなたは大丈夫かもれませんが、要注意です。

2018.11.20
ゲームプログラマーは未経験からでも転職可能なのでしょうか?未経験から、転職に成功させるために必要な情報、スキルや資格などについて説明します!

転職するメリットとは

ゲームプログラマーに転職するとどんなメリットがあるのか確認していきましょう。

見えやすく達成感があること

企業向けのアプリケーションなどを作成しているとエンドユーザーの顔を見ることは難しいです。また、下流プログラマーであれば作業も限られてくるので達成感が感じにくいのが一つの難点です。

それに比べてゲームプログラマーは自分が書いたプログラムが実際にゲームとして動く部分を自分で確かめることができますし、製作に携わったゲームが店頭やアプリストアに並ぶとなれば達成感もしっかり感じることができるでしょう。

こうした達成感や楽しみは数多くのIT系職種の中でもトップクラスなのではないでしょうか。

自由で先進的な企業風土

もう一つのメリットは、ゲームメーカーの企業風土です。スマホの急激な普及で、ゲームアプリを作成している新興ベンチャーなども多いのがこの業界の特色です。incentive型の給与など、働く意思が高まる仕組みや、勤めはじめでも働き次第でしっかりと稼げるような仕組みが整っている会社が多いです。

また、顔が見える客商売でもないので私服で仕事ができるというケースも多いです。ラクに働けるのは非常に魅力的ですよね。

このように転職先としてのメリットは多いのです。

注意したいデメリット

今までの説明ですと、まるでパラダイスですが、そんなはずもありませんね、デメリットを確かめましょう。

残業とバグフィクスが多い

一つ目のデメリットは残業です。企業のプロジェクトとなれば納期が指定されるのが常、ゲームのリリース直前にバグが見つかって深夜までバグフィクスに追われるなんてことも。またバグフィクスという作業の特性上、地道で辛いです。上記したようにゲームがよほど好きでないとやってられないですね。

根強い賃金格差の存在

また、攻防の激しい業界ですし、大企業ですと1000万円級の給与をもらっている人もいますが、中小だと激務のわりに合わない給料ということも多々あります。ここはうまく転職できるかどうかが要となってくるでしょう。ですからいい給料がもらえるという可能ももちろんあります。

このように激務とそれに見合わない給料というのが最悪のケースです。

とにかくゲームが好きであることが大切

きつい仕事ではありますが、なんと言ってもゲームプログラマーにしか味わえない達成感があります。

達成感を求めているなら、ぜひ転職を目指してみてはどうでしょうか。

関連する他の記事

ITエンジニア転職初心者が心がまえるべき3つのポイント
エンジニアが初めての転職の際に心がまえるべきポイントとは?意識を少し変えるだけで転職のしやすさがか…
TECH::EXPERT(テックエキスパート)の全額返金保証制度を利用すべき!
TECH::EXPERT(テックエキスパート)の返金制度を知っていますか?実はテックエキスパートを受講し、内定…
ブランクがあると厳しい?SEの転職事情
SEの仕事概要に始まり、SEの転職事情、ブランクが空いてしまった場合の転職について解説していきます!
大手で年収アップを狙え!プログラマーの転職事情
プログラマーとして中小企業に勤務していながら、仕事が大変で割に合わないため、大手企業への転職を考え…
pagetop