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転職を考えるLinux経験者向け!IT業界求人の特徴

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PCと操作している人

オープンソースのOS、Linuxを扱える技術者の求人需要は年々高まってきています。そして、Linuxを扱えるということはITエンジニアの転職活動において大きなアドバンテージとなります。

ここではLinuxエンジニアが現在のIT業界でどのような立ち位置とされているのか、また、Linux経験者がどのような職場で求められているのかをご紹介します。

Linuxは多くのIT企業で採用されているためエンジニア需要も高い

まずはLinuxの特徴や強みを簡単にご紹介します。

安価で利用しやすいため全国60%以上の企業で使用されている

Linuxは無料で利用できるOSです。ここ15年くらいで色々な分野で一気に広がってきており、その企業普及率は60%以上。分野によってはLinuxが主力のOSになっているという企業も増えてきました。

ちなみに同じOSとして有名なWindowsをインストールするためには、約1万5000円~2万円という金額が必要になります。

もちろん、Windowsとは違う点も多々ありますが、ネットサーフィンしかやらないような人にとってはそこまで違いがありません。

高性能にも関わらず、無料ということからLinuxがここまで浸透したのも納得できます。

Linuxは安全性が高いのでコンプライアンスを意識する企業でも使われる

Linuxは非常に安全性が高いことで有名です。セキュリティ面に関して言えば、なんとWindowsよりも優れていると言われています。その安全性から「Linuxにはウイルス対策ソフトをインストールする必要がない」という話もあります。

もちろん、ウイルス対策ソフトはインストールしておいたほうが安心なので、対策をしないことを推奨はできませんが、OSの中でも安全性が高いものであると言えます。

Linuxエンジニアの求人を出している企業はどのような企業なのか

では、Linuxはいったいどのような企業で利用されているのでしょうか。Linuxが利用されている企業の特徴についてご説明します。

中小企業で使われていることが多い

Linuxが多く利用されており、求人数も多いのは主に中小企業です。この理由は大きく3つあります。

1つ目は、Linuxが安価で利用することができるOSであるということ。先程も触れましたが、Linuxは無料で利用することができます。

2つ目は、操作がそこまで複雑ではないということ。Linuxは操作が簡単なので初心者ITエンジニアでも1週間もすれば使用することが出来ます。

3つ目は、無料でOfficeソフトが利用できるということ。WindowsでいうWordやExcelの互換性をもった機能も無料で利用することができます。

このようなことから、管理費用を抑えたい中小企業にとっては、操作が簡単でWordやExcelの互換性もあるLinuxは非常にメリットの多いOSとなっています。

役所や官公庁で使われていることもある

Linuxは中小企業以外にも地方公共団体などのサーバーに使われています。つまり、役所や官公庁のシステムがLinuxによって稼働しているということもあります。

そのため、役所や官公庁のシステムの構築を受け持っている大手の企業も必然的にLinux製品を扱うことになります。

また、中小企業で利用されることが多いOSではありますが、最近ではその有用性から多くの大手企業にも導入されてきています。そのため、役所や官公庁のベンダー以外の大手企業でもLinuxエンジニアの求人募集が出ていたりします。

Linuxを扱うエンジニアの需要が高まりつつあるので転職するなら今

現在Linuxを扱えるエンジニアの求人需要が高まってきています。もし転職するなら今が絶好の機会かもしれません。

Linuxの専門的な技術は身につけるのが大変

Linuxでネットサーフィンをするくらいなら誰でもすぐにできるようにはなりますが、エンジニアとして働くとなると話は変わってきます。

エンジニアとして詳しいLinuxの知識を学ぶことは独学では難しく、途中で挫折する人も少なくはありません。

しかし、その有用性から近年企業では積極的に導入が進められており、その技術を持った人材を企業は欲しがっています。

つまり、Linuxのマーケットは広がってきているにも関わらず、技術者が不足しているという現状となっています。

インフラエンジニア業界で特にLinux技術の需要が高い

エンジニアの中でもシステムの根幹を支えるインフラエンジニア。このインフラエンジニアの業務は主に3段階に分けることができ、それぞれシステムの設計・構築・運用となっています。

そして、システム構築の分野で使用するOSはLinuxが大半を占めています。そのため、Linuxを扱える人材を求人している企業は多数あり、Linuxを扱えるということはインフラエンジニアへの転職には非常に大きなアドバンテージになります。

Linuxエンジニアとして転職するならインフラ系が狙い目

Linuxはその有用性から非常に多くの企業が採用していますが、それを専門として扱うことの出来るITエンジニアが足りていないという現状です。そのため、Linuxを扱える人材の求人需要は現在非常に高まってきており、転職においても非常に有利なスキルとなっています。

中でもインフラエンジニア業界での求人需要が高く、Linuxの知識に加えインフラの知識があれば即戦力として採用されるという環境です。

Linuxの経験がある方で転職を考えている人は、インフラエンジニアへの転職を考えてみてはいかがでしょうか。

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