フリーランスエンジニアの抱える不安とは?

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フリーランスエンジニアが感じる不安とは?

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フリーランスは自由な働き方ができる一方で、自由であるがゆえに不安も付きまといます。

フリーランスとして働いている以上、不安を感じるのは当たり前のことです。しかし、その不安を漠然とした不安のままにするのではマイナス作用しかありません。

しっかりと不安に向き合い解決への行動をすることで、より安定したフリーランス生活を実現することができます。

この記事では、どのような不安があるのか?それをどう解決していけばいいのか?を解説していきます。

フリーランスエンジニアの不安になる時①見通しがつかない

フリーランスエンジニアは企業に属さないので、会社から仕事を課される(勝手に降ってくる)ことはなく、仕事を獲得するところからスタートしなくてはなりません。

現在抱えている仕事をこなしながら次の仕事も獲得しなければいけない、でも今の仕事は早く終わらせなければいけない…というジレンマから、将来の見通しがつかなくなってしまうケースがあります。

今ある仕事に尽力しながら自分自身のスキルアップも目指さなければならず、何から手をつければいいのか、将来はどうしたいのかというラインが今あるものでブラインドされてしまうがゆえの不安であると言えるでしょう。

フリーランスこそ他者との繋がりを大切にしよう

現在の自分がどのような状況なのかというのは周囲を見ないとわかりません。

フリーランスエンジニア同士の意見交換やコミュニティに属しておけば、情報交換を通して自分の現在地やどのベクトルに進むべきか見えてくるはずです。

フリーランスエンジニアの不安になる時②仕事が入ってこない

フリーランスになる前の人脈をもってしても仕事を受注出来ない、安定して仕事が入ってくる企業や個人と契約していないので仕事があるときとない時があるなど、仕事がはいってこない系の不安もあります。

エージェントを利用する

安定して案件を獲得するには、案件エージェントを利用するのが一番です。長期継続案件を取り扱っているのはもちろん、単発の案件であっても参画終了までに次の案件を見つけておいてもらうことも可能です。

マージンを取られるというところはデメリットですが、営業を代行してもらっている分を考えると充分元を取れているとも考えられます。

フリーランスエンジニアの不安になる時③会社員が羨ましい

安定した収入、福利厚生、勝手に降ってくる仕事…自由と引き換えにフリーランスが失ったものは少なくありません。

税金や保険の手続きまで全て自分で行わければいけないのがフリーランスの辛いところです。

この悩みがある人は自分はフリーランスにどうしてなったのか、何をしたかったのかなどを初心に帰って今一度考え直すと自分はフリーランスエンジニアに向いているのかそうでないのか明瞭に見ることが出来ます。

契約社員になるという手も

フリーランスのように自由な働き方をしながら、福利厚生などの手厚い保証が欲しいという人は、契約社員として企業に派遣されるという働き方もできます。

フリーランスエンジニアの不安になる時④忙しすぎ

仕事がないのはもちろん不安だけど、仕事が多すぎるのも良くないのがフリーランスエンジニアの悩みどころです。

仕事を受けすぎると休みが取れないのはもちろんのこと今ある仕事のクオリティを無意識に下げてしまうというデメリットもあります。休日等の日程を決めるのも自分です。まずは自分の日程を可視化して、この日程で自分は仕事をやりきることが出来るのかなどを自分の経験や仕事のスピードなどと相談してタスクを取捨選択して無理なく安定した生活を目指しましょう。

フリーランスエンジニアの不安解決法①小規模企業共済

突然の病気やケガなどで働けなくなった場合福利厚生を受けられないのは大きな不安です。

小規模企業共済に加入すれば、毎月の掛金に応じて事業を廃止した場合に共済金をうけられるシステムです。フリーランスでも福利厚生は外部委託することである程度可能なのです。フリーランスだけど安心安全も欲しい…という方は加入をオススメしますが、20年積立しなければ掛け金以上の共済金を得ることが出来ない計算になっているため、加入する場合は長期的な運営方針を立てていなければ最終的に損をしてしまうというりすくもあります。

フリーランスエンジニアの不安解決法②一つの企業、案件に依存しない

断続的に仕事を入れてもらえる企業だけに注力すると、その企業から仕事が来なくなったら収入は最悪0になってしまいます。なるべく広範囲に人脈を広げ、ここが倒れてもここがあるから大丈夫という運営方針を敷いた方が有事の時に安心です。

より広い範囲に自分を知ってもらうために、自分のwebサイトのリンクを付けたSNSを運用したり、エージェントと契約しておけばより広くフリーランスエンジニアとしての自分を知ってもらうことが出来ます。最近ではオンラインサロンも注目を集めていますので、フリーランスどうしでのオンラインサロンを広げてフリーランス同士のコミュニケーションを活発にすることでも人脈を広げることが出来ます。

まとめ:フリーランスエンジニアと安心

フリーランスエンジニアの抱えがちな不安とその解決法について述べてきました。

フリーランスの陥りがちな不安の多くはフリーランスであるがゆえの不安定性に原因があります。フリーランスだから全て自分でやらなければいけないという認識を捨てて、外部委託でいい箇所は積極的に委託していくのがフリーランスとしての自分を守る大きなポイントなのではないでしょうか。

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