受かる志望動機はこれだ!システムエンジニアへの転職 2017.07.18
システムエンジニアとはSEとも呼ばれ、IT産業が発達した現在おいてはほとんどの企業の根幹を支える非常に重要な職業のうちの一つです。メーカーや医療関係など、転職先業界も多岐にわたり、転職希望者も年々増加しています。
今回は、システムエンジニアへの転職希望者が志望動機を書くにあたって参考となるような情報を紹介します。
システムエンジニアという職業をしっかりと理解しておくこと
志望動機を書き始める前に、システムエンジニアとはどのような職業なのかという点を深掘りするところから入りましょう。職種研究がしっかりとしていないと、面接官に突っ込まれた時にボロが出てしまいます。
クライアントと接する職業であるということ
システムエンジニアとはソフトウェアやシステムを設計するところから、開発そしてテストまでを担う仕事。
具合的な仕事内容としては、まず営業担当の人が取ってきたシステム開発の仕事の内容からどのようなことをクライアントが要求しているのかといったことを分析します。そして、システムの全体像が記された仕様書と呼ばれるドキュメントを作成していきます。そこからシステムをそのようなものにするかといったことやシステムに取り入れる必要がある機能といった詳細な部分までを設計していくという作業です。
プログラミングスキルはキャリアアップにも必要
そして、システムの全体像から詳細な部分まで決まった後は実際にプログラミングをしてシステムを完成させていきます。プログラミングのスキルはシステムエンジニアにとっては非常に重要なものとなってきます。SEからの志望動機とともにプログラミングのスキルを磨いておきましょう。
最後には、出来上がったシステムが正常に作動するか確かめるためのテストを行います。さまざまな改善をほどこして、システムに問題がなければ完成です。
以上のようなことが主な仕事です。こういった仕事内容から、自分の強みが活かせそうな部分はどこか、ということを考えてみましょう。
システムエンジニアの魅力やりがいを知って志望動機をつくろう
システムエンジニアとして働いていく中で、現役SEが実際に感じている魅力ややりがいはどのようなものでしょうか。実際にSEとして働いている人の話を元に、確かめてみましょう。
責任感の重さ
やはり、IT社会である現在を根元から支えることが出来るという責任感の重さ、やりがいが挙げられます。ITシステムはほぼすべての企業で使われておりますので、非常に需要のある職業のうちの一つであると言えます。そのようなことは多くのSE志望者が志望動機として挙げることですので、やはり仕事としてのやりがいの大部分なようです。
ただし、責任感が重いが故に残業も少なくはありません。体力的にもしっかりと付いていくことができるかどうかも、評価の対象になります。
新しい知識を吸収し続けて成長していく楽しみ
また、システムエンジニアとして必要になる技術は非常に多いので新しい技術を次々と身に着けることが出来るというのも魅力の一つです。それらの新しい技術を使ってシステムを作り上げて、クライアントから感謝されたときは大きな達成感を得ることが出来ます。
SEの募集要項には「やる気や向上心がある人」という項目があることが多いため、こういった部分もアピールしていけると良い志望動機になります。
志望動機の実例を見て構成を掴もう
それでは、実際にシステムエンジニアを目指す方はどのような志望動機を考えればよいのでしょうか。システムエンジニアという職業の魅力は上記に挙げた通りなので、自分がシステムエンジニアを目指すことを決心した理由をしっかりと分析して、わかりやすくまとめることが重要になります。
いい志望動機は簡潔で強みが分かりやすいもの
よい志望動機のポイントとしましては、簡潔で分かりやすく、相手が一度聞いただけで伝わるようなものです。そして、なぜシステムエンジニアとして働きたいのか、なぜその企業を選んだのかといったことが論理的に説明できるようにしておくことが重要になってきます。決して感情や熱意だけで押し切ろうとしては行けません。
そのうえで自分が持っているスキルや経験といったことをアピールすることにしましょう。
志望動機の実例
「前職では、◯◯を用いた××の開発・運営に3年間携わってきました。御社の◯◯というサービスにおいて、前職で私が行っていた◯◯という技術が生かせると考えております。前職での経験を活かして、即戦力として働くことができると思います。」
職業研究をしっかりとしてツッコミどころの無い志望動機を作ろう
システムエンジニアという職業は社会に対して直接貢献することができるとてもやりがいを感じることができる職業です。そのため、IT業界への就職を志している人たちからは非常に人気のある職業のうちのひとつです。そのため、少しでもシステムエンジニアに興味がある方は目指してみる価値があると思います。