リクナビNEXTで職務経歴書を書こう 2017.09.19
職務経歴書の一番の目的は、キャリアを伝えることです。まずは自分の仕事を整理し、どんな経験とスキルを持っているのかを明るみにすることが第一のステージです。
リクナビNEXTで職務経歴書を提出する際には、過去の手帳やスケジュール表などを見返し、どの時期にどんな事柄をして、何のスキルが付いたのかをまとめてみましょう。
リクナビNEXT職務経歴書の基本指導
リクナビNEXTの職務経歴書には特にフォーマットは決まっていません。そのためリクナビNEXTでは、自身のキャリアやアピールのポイントに合わせて構成を考えることが可能です。まずは大まかなフォーマットを理解していきましょう。
年月日、名前を書く
右寄せにして、記入した年月日と名前を書きます。
職歴経歴
一見してどんな経験を持っていき、何ができるかが分かっていくように、職務経歴書の冒頭に要約を入れておくと採用の担当者に経歴を伝えやすいです。文字数は職務経歴書は200から300文字程度が良いです。これまでのキャリアを端的に意欲を含めつつ伝えるようにしていきましょう。
会社の概要
特に異業会からの転職や、ベンチャー、スタートアップの企業からの転職の場合は、採用の担当者にとって企業の規模や会社の概要が分からないことがあります。そのため、簡単に業種や事業の内容、売上高や従業員の数などで、どんな企業に勤めていたのかを教えましょう。
職歴
履歴書とは異なり、詳細に職歴を記載します。形式は時系列か仕事別など複数あるのですが、自身の経歴が一番魅力的に伝わる形式を選ぶようにしていきましょう。
業界を知らなくてもなるべく第三者の目線で判断ができるように、売上や実績などは数値を用いて伝えた方が評価が高くなっていきます。特に応募の職種で活かせる経験については、しっかりと具体的に記入するようにしていきましょう。
資格や特技など
応募の職種に関わる資格や特技などを記載します。職務経歴書にも同様に記入の欄があるので、補足するような情報を伝えるようにしていきます。
活かせるスキル、知識や技術
使用していたソフトなど、開発の言語や開発の環境、語学力などを記載していきます。事務の仕事やクリエイティブ職業、技術の仕事などは実務に関わる重要な項目なので、もれなく記入をするようにしていきましょう。
自己のPR
自身の強みやこれまでの仕事で得た経験・スキルがどのように貢献できるのかを記載します。経験が浅い場合は、意欲や姿勢などを伝えていきましょう。リクナビNEXTでは、経験が少ない場合は重要視していきたい項目です。
リクナビNEXT流、職務経歴書のフォーマット
リクナビNEXTの職務経歴書には一般的に3つの書式があり、業務の経験を時系列に記す編年の体式は、同一の業務での習熟度を伝えるのに向いています。
もっとも最近の業務をアピールしたい場合は、時系列を逆にして最新の経験から伝える逆編年の体式が効果的です。職務内容ごとに経歴をまとめたキャリア式は、複数の分野で経験を積んできた人に向いているとされます。年月ごとか仕事の内容ごとか、自分をアピールできる方法で整理するのがリクナビNEXTではお勧めします。経歴とスキルに合った書式を選んでいきましょう。
編年体式のフォーマット
時系列に沿って書くやり方。ただ時間軸に沿って並べていくだけじゃなく、リクナビNEXTの職務経歴書ではアピールポイントを際立たせる工夫も必要です。
逆編年の体式のフォーマット
一番最近の事から細かく書くやり方。一番最近の経歴をアピール、逆であることがしっかり伝わる工夫をしていきます。
キャリア式のフォーマット
職務によって分けて書くやり方。リクナビNEXTの職務経歴書では、職務の内容ごとに分けた上で、アピールすべきものから順にまとめるとわかりやすいです。
自己PRには何を書けばいいのか
リクナビNEXTの職務経歴書の書類の中でも特に人事が注目し、自分らしさを主張できるのが自己PRです。リクナビNEXTは、はじめて転職の活動に挑戦する方のためにも、実用的に使える例文が書いてあります。また、職務経歴書の自己PRの書き方についてはリクルートキャリアのキャリアアドバイザー直伝のポイントを紹介します。
過去の仕事を振り返ってみると、意外と具体的には、覚えていないものなのです。記憶の掘り起しを助けていくために、配属先やその時の上司、同僚の名前、担当していた商品名や携わっていたプロジェクト名など思い出しやすい情報から洗い出してみてみる、というのがコツなのです。
また、思い出した情報をもとに、その時に苦労したことや工夫したこと、得られた成果などを追加していきます。
ここで洗い出した苦労や工夫、成果は、仕事に対する自分の姿勢やその中で発揮されてきた強みを把握するための情報となっていきます。
自分のアピールポイントがわかったら、リクナビNEXTの職務経歴書で実際に自己PRを形にしていきましょう。これまで集めてきた材料をきちんと活かしていくためには、以下の3つのポイントを踏まえて書くことがリクナビNEXTでは大切だとしています。
- 仕事における信念、自分の強み
- それを裏付ける具体的な主体性
- その結果として出た成果や功績
フォーマットを守りながらも自分の考えをしっかりアピールしよう!
リクナビNEXTで充実した職務経歴書はできたけど、書類選考の通過率をもっと上げたいという人は、少し上のテクニックが必要なのかもしれないです。
リクナビNEXTで人事の心をつかむ職務経歴書を作る際には、リクナビNEXTで書いてあることだけ出なく自分なりの考えも書いていきましょう。