DODAの職種図鑑でエンジニアとしての転職先が広がる? 2017.09.11
プログラマーからのキャリアアップ転職をしたい。とは言っても、ITエンジニア職にはさまざまな職種があります。また、時代の流れとともに流行りの職種や将来性のある職種も出てきています。データアナリストなんていう職種は、ビッグデータがメジャーになるまで耳にしたことが無かったという人も少なくは無いはずです。
自分のスキル・経験がどの職種で生きるのでしょうか。また、その職種ではどれくらいの給与が見込めるものなのでしょうか。
DODAのキャリアアドバイザーに相談する前に、一度DODAの職種図鑑を除いて職業研究をしてみましょう。
DODAの職種図鑑って何?
転職エージェント『DODA』のサービスの一環である転職成功ガイド。ここでは面接のノウハウや履歴書、職務経歴書の書き方、転職市場におけるデータやランキングの公開など、登録者の転職をサポートする有益情報がまとめられています。
その中でも、職種研究に役立つのが、DODA職種図鑑です。
100職種の詳しいデータがまとめられている
エンジニア職にとどまらず、DODAに求人が載っている職種のデータが掲載されています。
営業、事務、専門職からエンジニア、コンサルタント、金融関係まで。世の中にあるメジャーな職種は全て載っていると言っても過言ではないでしょう。見ているだけで楽しめるデータです。
DODA調べの13のデータが公開されている
DODAの職種図鑑で公開されているデータは以下の13個です。
- 平均年収
- 男女比
- 転職前の職種
- 転職後の職種
- 転職希望者の年齢
- 転職した人の年齢
- 転職した人の転職回数
- 冬のボーナス
- 夏のボーナス
- 1ヶ月あたりの残業時間
- 年間休日
- TOEICテスト
- 持っている資格
転職する上で気になるポイントが全て掲載されているのでとても参考になるデータでしょう。転職した人の転職回数を見れば、自身のキャリアプランの中でどのタイミングで転職をするのがベストなのかをなんとなく掴むことができるでしょう。
また、平均年収や年収のグラフを見ればその職種に年収アップの余地があるのかもわかります。
ITエンジニア12職種のデータがある
DODAの職種図鑑に掲載されているITエンジニア職は以下の12種です。
- ITコンサルタント(アプリケーション)
- ITコンサルタント(インフラ)
- プリセールス
- Webエンジニア
- アプリケーションエンジニア
- サーバーエンジニア
- ネットワークエンジニア
- データベース/セキュリティエンジニア
- テクニカルサポート/ヘルプデスク
- 社内SE
- 研究開発/R&D(IT/通信)
- 品質管理(IT/通信)
大抵の職種は年収の棒グラフが山型になるのに対し、プリセールスの年収グラフは全体的にばらつきがあります。こういったグラフから、会社によって年収にばらつきがある、もしくは年収アップの余地があると考えることができますね。転職活動を行う際に気をつけるポイントとなるかもしれません。
気になる職種があればDODAに登録してキャリアカウンセリングを受けよう
職種図鑑のより詳しい情報が欲しい、もっと深く掘り下げて考えたいという場合はDODAに登録してエージェントサービスを受けると良いでしょう。
キャリアカウンセラーと1対1の面談が嬉しい
DODAのキャリアカウンセリングは担当のキャリアカウンセラーと1対1で行なわれます。もちろん、プライベートも確保された場所で行なわれるので自分のキャリアプラン・キャリアパスも相談することができるでしょう。
ある程度転職の目星をつけてから挑もう
DODAのキャリアカウンセリングは基本的に「転職をすること」前提で進められます。カウンセリングの最後には、その場でいくつかの求人を紹介されるほどのスピード感。つまり、ある程度職種を絞ってからキャリアカウンセリングに望む必要があります。
転職希望職種と現職のミスマッチが無いようにしよう
エンジニア転職において、一番大切なのは自分の持つスキル・経験を生かせる職種を選ぶということです。
エンジニアも技術職ですから、全く経験が無いという状態で採用される確率は非常に低いです。もしも、ミスマッチに気づかずにそのまま応募を続けていたら、非効率的な転職活動となってしまうでしょう。
短期間で、効率的な転職活動を行うにはしっかりと他人、できれば転職のプロに市場価値を測ってもらう必要があります。自己完結をしないように気をつけましょう。
キャリアパスについて考えるならまずは職種を知ろう!
キャリアパスのための転職をするなら、まずはどのような職種があるのかを把握しましょう。もしかしたら、自分のスキルを最大限に生かせる職種は他にもあるかもしれません。
自分に合っている職種が見つかったら、エージェントに相談してミスマッチを防ぎましょう。転職をスムーズに行うには、しっかりとした自己分析が大切です。
もしもすぐに行動へと移せないようなら、キャリアカウンセリングを受ける前にキャリアタイプ診断や年収査定で自己確認をしてみると良いでしょう。