SE辛い!そう感じた人が壊れてしまう前に取るべき行動 2017.08.07
SEとして働いていて辛いと感じている方は多いです。もしあなたが働いていて辛いと感じるなら自分の身を守るためにも転職を考えてみてはどうですか?
SEは何が辛い?よくある3つのパターンを紹介
SEは辛いとよくいいますが、どんなことに苦しんでいるのでしょうか。
残業が辛い!終電帰りが続くことも
当たり前ですが、インターネットは眠ることがありません。24時間ずっと稼働し続けています。そのため、インフラ系SEなどは夜間のシステムトラブル対応に追われることもしばしばです。
また、サービス残業や徹夜を前提に組まれた、辛い納期があることも。会社によっては職場全体が「周りの人も帰ってないから申し訳なくて自分だけ帰ることなんてできない…」という雰囲気になってしまっていることもあります。こういったケースは自分自身が変わっても無駄。環境を変えるしかありません。
辛い職場にいつまでもいると、ストレスから病気になったりするケースも。特に、睡眠時間が少ないと身体も心も壊しやすくなるので気をつけましょう。SEを辞めることは、あなた自身を守ることにもなります。
収入が低い!下請けSEの苦悩
下請けSEとは大手ITベンダーなどから降りてきたシステムを受注生産するポジション。下請けSEに辛さを感じている人は「クライアントからの言いなりだ」なんて言い、仕事に意味を見出せなかったりします。自分のスキルを伸ばしていきたい!そう考えている人にとっては辛いポジションかもしれません。
その上、下請構造を持っているSEは下請けや孫請けであるほどクビになる確率が高まります。SEは自分がいつまでSEとして食べていけるのか、ということにも不安を抱えることも多いでしょう。
閉鎖された空間!チームワークだからこその苦悩も
SEの多くは社内のチームととともに仕事を行っていることでしょう。上司や同僚と馬が合わなかったら辛い労働環境かもしれません。なんせ1日8時間、9時間と一緒にいるのですから。
SEはパソコンに黙々と向き合っていれば務まる仕事だと思って就職した人もいるかもしれません。人間関係に疲れて辞めたいと考える人も少なくないようです。
辛いと思ったらすぐに転職を考えよう!重要なのはタイミング
仕事環境に耐えられなくなったら職を変えることを視野に入れましょう。幸い、IT転職業界は今売り手市場。転職しやすくなっています。今の職場が辛い!という理由以外にも、キャリアアップをしたいからというポジティブな理由で転職を決める人もいるほどです。
いざ転職をするとしたらどのタイミングがベストなのでしょうか?
転職繁忙期は上期が始まる直前の3月!
一般的に、職を変えるタイミングは3月を選ぶ人が多いです。なぜなら、上期(前期)の直前である3月にはたくさんの求人が出るからです。
たくさん求人が出ると言うことは、さまざまな企業を検討でき自分にとって好条件の求人が見つかる可能性も高くなります。
また、運良く4月に入社することができれば、もしかしたら研修を受けることができるかもしれません。新入社員を採用している企業ならなおさらその確率が高くなるでしょう。
どうせなら賞与をもらってから退職しよう
また、賞与のタイミングで退職する人も多くいます。通常、賞与は6月と12月にあります。そのため、6月あるいは12月の月末を退職日にするのが最もお得な(損をしない)タイミングとなるでしょう。
12月で退職し1月から新しい勤務先で勤務することができれば、次の賞与月である6月の査定期間内で3ヵ月勤務できるので、賞与を半分貰うことができることになります。
本当に辛いなら辞めてから転職を始めるのも手
身も心も辛い状態になってしまっているのなら、すぐに会社を辞めましょう。少し休んでから転職活動を始めるのも一つの手です。
退職してから転職活動を始めることのメリットとしては、転職活動に全力を注げること。情報収集の時間もありますし、いつでも面談に行くことができます。短期決戦で転職先がすぐに見つかるかもしれません。
デメリットとしては、金銭面が不安であるということと、キャリアにブランクが空いてしまうこと。特に後者のブランクは面接の際に突っ込まれると困ります。上手く受け答えができるように、転職エージェントなどプロの力を借りるといいでしょう。
SE職に耐えられなくなったら転職をするのも一つの手です
毎日SEとして辛い業務を続けることが限界になってきたら、務める会社を変えてみることは有効な方法です。しかし、現実には大きな不安を感じることになるでしょう。しかし、本当に現状を変えたいと思う気持ちがあるのならば転職してみる価値はあります。
SEという職業でこれから先も働き続けることを想像してみてください。そして、自分の気持ちを再確認してみましょう。もし、新しい職に就いたとして今より条件が悪くなってしまったとしても、長く続けられる仕事を選ぶほうが結果的に収入面でも安心ができます。
SEを始めとするITエンジニア職は仕事で悩む人も多くいます。一度周りの人に相談してみましょう。相談できる人がいないようなら、転職エージェントに相談することもオススメです。
心が折れてしまう前に、早めに行動に移すことが大切です。
第二新卒なら異業種転職にも可能性あり
新卒でSEになったけどやっぱり自分にはこの業界は向いていない…という2年目、3年目のSEなら異業種・異業種への転職も可能です。
辛くてSEなんてやってられない!という第二新卒は新しい業種・業界にチャレンジしてみるのもありかもしれません。
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