SEの転職理由と給料アップの転職法

SEから転職する人の実に半分以上は事評価の不満、給料が上がらないという理由で、前職を辞める決意をするそうです。

給料やボーナスが全然上がらない、自分の働きが正当に評価されていると感じることが出来ない、仕事の評価が曖昧大きく分けるとこの3つの理由に当てはまると思います。

実際に東京で働いているSEは30歳で手取りが17万円前後でボーナスも入れて年収が約300万円程度という人も少なくないのではないでしょうか。

入社当初は仕方ないかもしれませんが、そこから一向に給料が上がらないと不安になりますよね。不安になって同僚などに相談しても給料が上がらないのはどこも同じと言われて理不尽な現状を無理やり受け入れている状態だと思います。

この給料のまま今の職場で働いていたら、貯金も結婚も厳しくなるでしょう。そう考えていると将来に対する不安がどんどん積もってきます。では、給料を上げるためにどのように行動したらいいのでしょうか。

SEの給料は、その仕事内容によって変わってきます。では、どのような仕事内容ならば高い水準の年収を得ることができるのでしょうか。

上流工程を行わないSEは年収が低い傾向に

SEというのはユーザーインターフェース設計やシステム設計や構造設計などといった上流工程を行っているか否かが年収を決める上で大きな基準になってきます。上流工程の仕事が無いSEは年収が低くなります。

今自分が勤務している会社がこの上流工程をやらせてもらえない立場だけのSE職しか無いのであれば、スキルアップも給料アップも望めないため転職を考えたほうが良いでしょう。

資格取得による報酬や昇給制度などがあるかを確認しよう

給料が上がる企業を探す上で、最初にしなければならないのは、会社の基準を調べることです。

例えばこの資格を取得した場合年収がいくら上がるなど資格だけでなく給料をあげる基準はどこの会社でも設定されているものです。この基準がないところは給料が上がる可能性はないに等しいと考えられます。

そして昇給制度も十分に確認しなければなりません。年功序列でSEとしては物凄く頑張っていても頑張ってない人と給料が同じだと自分のモチベーションが下がってしまいます。

どうせなら頑張ったら頑張った分だけ評価してくれる会社に入ったほうがモチベーションもあがりますよね。しっかりとした評価をしてくれる会社に転職することができたら入社時の年収が300万円だとしても、数年で年収500万円まで上げることができるでしょう。

現状を思い返してみてください。今のままではこの先が不安、給料体制に不満がある人は早めに転職を考えましょう。SEに限らずITエンジニアの世界は年齢が上がるにつれて転職のハードルが上がる傾向にあります。

高いスキルを得るには勉強ももちろん大切ですが現場での経験を積まなければSEとしてのスキルアップにつながりません。もしあなたが今の給料に不満でスキルアップを臨むなら転職するのがオススメです。

しかし、SEという激務をこなしながら履歴書を考えて、面接の対策をねって、受ける会社の事もしっかり調べなければならないというのは現実的に考えてなかなか厳しいと思います。

そして、これからの人生を考える上では自身のキャリアについてもよく考える必要があります。まだ、若いのであれば最終的には大企業に行くことも視野に入れて考えたほうがいいでしょう。

これからのキャリアパスを考えて転職はしたいと思っているけれど、SEの仕事が忙しくて時間がないという方には転職エージェント利用がお奨めです。

転職エージェントとは、企業と求職者の間に入って面接の日程などの調整や求職者の希望に沿った企業を提案してくれるサービス。莫大な求人情報の中から自分に合った求人を見つける代行を行ってくれます。また、ITエンジニア転職の専門家が、自分では気づかなかった適合職種を提案してくれるかもしれません。

転職エージェントには一般に公開されていない企業の非公開求人情報もあるので、一度登録してみる価値あり。

ITエンジニア職に対応した転職エージェントはたくさんあります。一つだけに登録するのではなく、2~3つのエージェントに登録するのがお奨めです。そうする事によって多角的な面から自分の転職活動について考える事ができます。

SEにサービス残業があるというのは、決して当たり前のことではありません。今の環境がよくないのです。

なので、今の給料や会社からの評価に不満が理由でやめようと考えているのならばまずは職場を変えてみましょう！より良い転職のために一つの手段としてエージェントを活用してみれば自分で思ってもみなかった企業に入ることができますよ。