転職を考えるRubyプログラマー・エンジニア向けの求人情報の特徴

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Ruby経験者向けの求人情報からみるIT業界の転職情報

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ノートパソコンとスマホを上から見た写真

現在需要の高まりを見せるRubyのプログラマー・エンジニア。そんなRubyのプログラマー・エンジニアが転職を検討する際にはどのような求人があるのでしょうか。

ここでは、Rubyのプログラマー・エンジニアの求人事情と今後の動向についてご説明します

Rubyを扱うITエンジニアの需要が高い理由4つ

Rubyの需要が高い理由はその言語の特徴とエンジニア数との関係にあります。

Rubyは汎用性が高くサーバーサイドに強い

若者の間で大人気のTwitterや、レシピを調べる際に重宝されるクックパッド、美味しいお店を探す時に役立つ食べログといった多くのWebサイトでRubyは活用されています。

Webサイト以外にも航空機の管理を行うシステムなどにもRubyは使用されており、非常に広範囲で使用されていることが分かります。

また、オブジェクト指向言語でありスクリプト言語でもあるので、他の言語と比較してもプログラミングの際にコードを書く量が少なくて済むので、サーバーサイド開発の際にその強みを発揮する言語です。

このような特徴から多くの企業に使用されており、その需要は現在でも高まってきています。

Ruby専門に扱っている人材が少ない

JavaやPHPを専門に扱うのプログラマー・エンジニアに比べ、Rubyを専門に扱うプログラマー・エンジニアはまだそこまで多くありません。

しかし、企業は熟練した技術を持ったプログラマー・エンジニアを欲しがっているので、需要だけが高まってきているというのが現状です。

ただ、Ruby on Railsの知名度も上がってきており、比較的簡単に学べる言語という認識になってきているので、これからRubyを扱えるプログラマー・エンジニアの数は増えると予想されています。

そのため、転職を検討している方にとっては、プログラマー・エンジニアとしての希少性が高い今が転職のチャンスであると言えます。

Rubyを採用条件に出している求人の特徴について

Rubyを扱うプログラマー・エンジニアを求める企業の求人の特徴について触れていきます。

ITエンジニアの中でも年収は高めに設定されている

プログラミング言語別の平均年収ランキングにおいて、Rubyは606万円で3位記録しており、平均年収は高めとなっています。

この理由としては、やはりプログラマー・エンジニアの人材不足があり、高いお金を払ってでも優秀なRubyのプログラマー・エンジニアを企業は欲しがっています。

実際に、国内のRubyを扱うプログラマー・エンジニアの約1割が年収900万円以上であるという見方もあるほど、その需要は高まっており企業側も採用に多額の投資を行っています。

また、海外ではアメリカのRubyプログラマーの平均年収が1300万円を超えるといったこともあり、日本海外問わずその需要は高まっています。

Ruby求人数はここ数年で大幅に増加

ここまでRubyの需要が高まってきていると散々言ってきましたが、実際にその求人数も増加してきています。

そして、なんとしてもRubyを扱えるプログラマー・エンジニアが欲しい企業側は「初心者歓迎!」「未経験でもOK!」といったような求人を出すことも多くなってきました。

このような未経験や初心者でも企業は欲しがっている状況のため、知識や実務経験がある方にとっては非常に転職やキャリアアップをしやすい環境となっています。

実際に転職を繰り返してどんどんキャリアアップをしていくといったスタイルの方も、プログラマー・エンジニアの中には少なくありません。

Rubyプログラマーはスタートアップ企業からの求人が多い傾向

非常に求人の多いRubyのプログラマー・エンジニアですが、特にスタートアップ企業からの求人が多いのが現状です。

Ruby on Railsは開発効率が良い

Ruby on Railsは開発効率が良いので、少しでも早くサービスを制作したいスタートアップ企業においては重宝されているフレームワークです。

また、Rubyの特性を活かして長いコードを書かなくても良くなることやデータベースからビューまで全ての機能が使えることなど、スタートアップ企業には嬉しい機能が盛り沢山なので好んで使用されています。

実行速度の改善によりさらにRubyに注目が集まる

先程ご紹介したように開発効率が良く機能も充実しているのですが、なぜここ最近で急に注目が集まってきているのでしょうか。

その原因は実行速度の改善にあると考えられます。Rubyは当初はJavaやPHPなど他の言語と比較して実行速度が遅く、メモリの利用効率が悪いというデメリットがありました。しかし、バージョンアップにつれてそれらのデメリットが改善されてきました。

また、パソコンやメモリの性能が良くなってきたことにより、相対的に速度が向上したことも利用されるようになってきた一因ではないでしょうか。

スタートアップ企業への転職を考えるならRubyを修得しよう

需要の高いRubyのプログラマー・エンジニアですが、その求人はスタートアップ企業に多いのが特徴です。

そういった企業に既にRubyのスキルや経験があるプログラマー・エンジニアが年収やキャリアアップのために転職するという例も少なくありません。

需要が高くプログラマー・エンジニアが少ないという現状は転職をするにはもってこいの環境なので、現職(前職)の年収やキャリアに不安があるという方は転職を考えてみてはいかがでしょうか。

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