プログラマーの具体的な仕事内容

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プログラマーの仕事内容とは?SEとは違う具体的内容

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ヘッドフォンを付けて作業をするプログラマー

IT業界に入る最初のキャリアにプログラマーを選ぶ人は多いかと思います。IT業界の拡大に伴い、プログラマー職の需要が増え転職エージェントのDODAでは都内だけで138件もの求人が出ていますが(2017年5月時点)、具体的にはどのような仕事をしているのでしょうか。

今回は気になるプログラマーの仕事内容について紹介します。

プログラマーはSEの作成した仕様書に沿ってプログラミングをする仕事

プログラマーはプログラミング言語でプログラムを組み、システムやソフトウェアを開発するのがメインの仕事です。

SEとの境界はあいまいで経験豊富なプログラマーが仕様書を設計することも

システム開発の詳細設計、開発、テスト運用までを担う職種。SEから支持された仕様書を元にプログラミングを行います。

プログラマーとしての経験が十分であれば、SEに近い仕事を任せられるようになります。具体的には複数のプログラマーをまとめ、進捗状況を管理するなどの仕事です。

ジャンルによってプログラマーの仕事や使用するプログラミング言語も変わる

プログラマーはどんなジャンルのプログラミングを行うかによって使用するプログラミング言語や仕事内容が変わってきます。ここからはジャンル別にどのような仕事を行っているかを紹介します。

Web系プログラマー

Webサイトに特化したプログラミングを行います。基本的にはSEが設計した仕様書の通りコーディングを行うのですが、プログラマーとして経験豊富な人は設計からコーディングまでを一人で受け持つ場合が多いようです。

Webプログラマーに必要なプログラミング言語は、JavaやHTML、CSSなどの他にPHPやjavaScriptがあります。

CSSを利用して当サイトのようなウェブサイトのデザインを変更したり、javaScriptを利用してボタンの上にカーソルが来た時に色が変わるようにしたりします。

組み込み制御系プログラマー

電気機器を動かすソフト作成のプログラミングをするのがメインの仕事です。

使用するプログラミング言語はCやVC、Javaなど。また、制御系のサーバーに使われるLinuxに関する知識も必要となってきます。

ゲームプログラマー

Webブラウザゲーム、オンラインゲーム、スマートフォンのアプリケーションなど、ゲームプログラマーといっても扱うジャンルによって仕事内容・使用する言語が異なります。

基本的にはゲームプロデューサーが作成した仕様書に沿ってプログラミングをしていきます。キャラクターの動きやシステム構築などを制作し、プログラミングをチェックするところまでが仕事です。

通信系プログラマー

ネットワークに関するプログラムを開発するプログラマー。PC間のデータ送受信の関連部分を担当します。具体的には通信系ソフトウェアの受託開発や、音声・映像データ通信などの製品を中核としたシステム設計などです。

プログラマーの労働環境に順応出来る人の特徴とは

プログラマーはきつい・帰れない・給料が安い「3K」であると言われています。

向いていない人にとっては厳しい業界ですので、転職の前に一度プログラマーに向いている人の特徴を確認しておきましょう。

忍耐強く作業をすることが出来る人

プログラマーのメインの仕事であるプログラミング。1日中パソコンに向き合ってコーディングを続けるという日も少なくはありません。

残業にも耐えられる体力がある人

ITエンジニアに残業が多いとは良く言われることですが、確かに他の業界と比較して残業が多いことは否めません。企業にもよりますが、1日平均2時間程度の残業があるようです。

下請け企業のプログラマーだと月の残業が20時間を超えることもあります。体力があるに越したことは無いですが、転職の際にそのような企業ではないか確認をすることが大切です。

他業種からの転職でIT業界自体が未経験の人

IT業界自体が未経験、もしくはITエンジニア職(技術職)の経験がない人はプログラマーから始めることをお奨めします。ITエンジニア職のキャリアパスはプログラマー→システムエンジニア(SE)→プロジェクトリーダー(PL)→プロジェクトマネージャー(PM)のように辿っていくことが一般的であるからです。

転職業界においても、プログラマーは未経験OKの求人を出している場合が多くあります。

ITエンジニアとしての第一歩はプログラマーから!

プログラマーは全てのシステムの基礎となるコーディングの部分を行う仕事です。

新卒として採用される人はまずプログラマー職に付き、経験を積んでからSE、PLとキャリアアップをしていきます。

昨今はプログラマー不足と言われていることもあり、求人が多く出ているため転職しやすい分野であると言えるでしょう。

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