プログラマーの転職は同業種が得?稼げる転職先は 2017.07.05
プログラマーが転職活動をする場合、転職先は大きく分けて三つあります。ひとつめは同業他社、ふたつめは異業種他社、みっつめはフリーランスです。
上記の三パターンのうち、同業他社および異業種他社の場合、会社の規模によってさらに得られるものが細分化していきます。
プログラマーは技術職であり、通常の転職とは異なるということを肝に銘じることが、転職を成功させる秘訣だと思います。
本記事では、転職活動の際に、自分の実力や性格に合った転職先を決めることができるように、三つに大別した同業他社、異業種他社、フリーランスでプログラマーが働くことのメリットとデメリットを紹介します。
プログラマーで一番多いのが同業他社への転職
同業他社に移ろうと考えている方は、キャリアアップを図ろうとされている方が多いのではないでしょうか?
培ったスキルを正しい価値で評価してもらえる
確かに、同業他社への転職の大きなメリットの1つはこれまでプログラマーとして培ってきたスキルや経験を直接的に活かすことが可能で、プログラマーとしてのキャリアアップを図るには良い選択肢の1つだと思います。
さらに、前提として転職希望者は経験やスキルを持っているので、転職先の企業はその点も考慮し、以前勤めていた会社よりも年収が上がる傾向にあるようです。
業務内容が変わらず新鮮味のなさも
一方、デメリットとしては、基本的に同じ業務内容の仕事を続けることになるので、もし将来的に異業種他社への転職を希望した場合、選択肢が少なくなってしまう可能性があるということを覚悟しておかなくてはなりません。
同業他社を転職先として選択するということは、プログラマーとしての自分の専門性をより高めたいという方には良い選択となるでしょう。
労働環境を変えたいなら異業種に進むのがお奨め
プログラマーの中には異業種他社を移ろうと考える方も多くいらっしゃいます。
激務であるITエンジニア職から逃げたい
彼らが異業種他社に移ろうと考える主な理由は、現在のプログラマー職が忙しい、将来的なビジョンが見えない、というと考えてしまうことでしょう。
実際に、プログラマーから異業種他社への転職した方の傾向として、勤務時間や業務内容が変わることで、生活にゆとりが生まれることはあるようです。
プログラマーは基本的に激務ですので、嬉しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
将来への選択肢が広がる
また、新しい仕事に挑戦することで、自分の適性の確認や、将来への選択肢が増えることがあります。
プログラマー以外の部分でスキルアップを図ることが可能であり、将来的なビジョンが見えるようになったというケースも存在します。
スキルや経験が評価されない危険性も
一方、デメリットとして、これまで培ってきたプログラマーとしてのスキルや経験を直接的には活かせないかもしれませんので、業務を一からやり直す必要があることを覚悟したほうが良いかもしれません。
異業種他社を次の就職先に選ぶことは、新しい仕事への挑戦といった意味合いが強い選択肢です。
プログラマーとしてずば抜けた収入が欲しいならフリーランス
フリーランスで働くということは簡単に言えば「諸刃の剣」。自分の裁量で何事も決めることが出来る一方、今後の仕事はすべて自分次第。頼れる会社などありません。
自己管理が出来ない人の場合、怠けてしまい、あらゆる弊害があるフリーランスになれば、会社勤めと違い、あらゆることを自分の裁量で決めることが出来ます。
継続して仕事を取り続けないと成功は難しい
自分を律することのできる人は、さらなるスキルアップを目指しながら、研鑽を積むことでしょう。
しかし、怠け癖のある人にとって、フリーランスプログラマーは底なし沼だと思ってください。いくらでも深く、深く、沈んでいきます。
自発的に研鑽や仕事をしなければ、ニート生活を送ってしまう可能性だってあります。
フリーランスの仕事は、これまでの仕事で何をしてきたか、どのように過ごしてきたかに大きく関係している働き方であると言えるでしょう。
いろいろな案件に対応できる幅広いスキルが必要
フリーランスで勝負をしようとしている人は、幅広いスキルが必要だということを肝に銘じ、フリーで仕事が来るような高度な仕事をしなければなりません。
いずれフリーランスとして働くつもりなら、今のうちに今の仕事から学べるものはどんどん学んでスキルやノウハウを身に付け、さらにフリーランス後に一緒に仕事がしたい人とどんどんコネクションを築いていくことから始めてみてください。
フリーランスで成功すれば、時間と収入に恵まれた非常に環境に身を置くことが可能になります。
実際にフリーランスとして働き始めた方には時間や収入に恵まれているかたはいらっしゃいますが、それは彼らの元々の実力や人脈と努力に基づいた結果であるということをお忘れ無く。
実力も人脈も持っている方にはおすすめの選択肢です。
リスクを承知した上で転職に踏み切ることが大切
いかがだったでしょうか?同業他社、異業種他社、フリーランス、これらの三つの選択肢には特徴があり、それぞれメリットやデメリットがあるということがお分かりいただけたでしょうか?
プログラマーは専門職ですので、通常の転職活動とは異なり、さらに慎重に進めていく必要があります。
後で公開することが無いよう、熟慮して転職活動に臨む必要がありますね。