エンジニア転職理由の正解とは?面接対策の例文一覧 2017.10.10
今やエンジニアがキャリアアップをねらって転職をすることが当たり前になってきました。
転職活動の際には、必ずと言っていいほど転職理由が聞かれます。
今回は、面接で採用をもらえる転職理由を紹介したいと思います。
エンジニアの本音の転職理由とは?
情勢の変化スピードに対応しながら、業務をこなすエンジニアは非常に激務である職種と言えるでしょう。
そのため、自分の職歴やスキルに合った環境を求めて、転職を考える方が多い職種でもあります。
そんなエンジニアがどんなときに転職を考えるのか、本音の転職理由について紹介したいと思います。
エンジニアの転職理由①スキルアップがはかれない
エンジニアの転職理由で最も多いのがこの理由です。
「今の会社ではもうスキルアップを図れない」と見切りをつける方が多いそうです。
エンジニアはスキルで評価され、スキルがものを言う職種なので、スキルアップが見込めないとなると、それはエンジニアにとって死活問題です。
特に大手や歴史のある企業であると、会社全体としてチャレンジすることが少なくなるため、仕事がルーチン化されることが多いです。
エンジニアとしてはルーチン化された業務ばかりでは成長することはないので転職を考えるようになることが多いです。
エンジニアの転職理由②会社の給与待遇が悪い
日々激務をこなしながら、最新の情勢についていかなければならないエンジニアは、他の職種よりも変化に対応していくスキルが求められます。
それだけに自分の給与待遇が仕事の割に合ってないと不満を感じる方は多いようです。
エンジニアの転職理由③残業時間や休日数に不満
エンジニアの中には「毎日終電で帰り、休日出勤も当たり前」という職場も中にはあることも事実です。
毎日終電近くまで残っているだけでもきついのに、先輩がさらに忙しそうに仕事をしている姿を見ることもあれば、将来的にも不安を感じますよね。
働き方に関しては、企業によってバラつきがあるので、自分に合った働き方ができる職場を求めて転職する方も多いようです。
エンジニアの転職活動の際に本音の転職理由を言ってはいけない?
エンジニアが転職を考えるとき、人それぞれの様々な転職理由があると思います。
上で紹介した転職理由の他にも、人間関係の悪さから転職を考えたり、会社の将来性に不安を感じ転職を考えたりする人も多いようです。
しかし、人事の前で「給与待遇に不満があるから」「残業時間や休日出勤に不満があるから」「人間関係が悪化したから」と不満をそのまま伝えることは、とても悪い印象を与えてしまいます。
そのような不満を聞かされた人事は「うちに入っても同じような不満を抱いて、すぐ辞めたりしないか」と考えてしまい、採用したくなくなります。
ネガティブな転職理由は絶対にNGです。
エンジニアが面接突破できる転職理由はポジティブな理由!
人事の方にウケが良いエンジニアの転職理由は、ネガティブな転職理由ではなく、断然ポジティブな転職理由です。
前職の不満をたらたらと述べるのではなく、「スキルアップしたい」「職歴やスキルを活かしていきたい」「キャリアアップしたい」といったようなポジティブな転職理由が好まれます。
人事は、学ぼうとする姿勢と向上心、やる気、夢の実現といったものを感じると、その人を採用したくなるものです。
人事の心に響くようなフレーズと、自分のエンジニアとしての能力、転職先の企業への貢献度をうまく絡めてアピールすることがベストの転職理由です。
エンジニアの具体的な転職理由の伝え方
エンジニア転職の面接で転職理由は必ずと言っていいほど聞かれることでしょう。
しかし、転職者が良いと思っている転職理由と企業が求めている転職理由にはズレが生じがちです。
伝えたいことは同じであっても言い方によっては全く違う印象を与えかねないので、伝え方には気を使うようにしましょう。
具体的な転職理由と人事が感じることについての例をいくつかあげたいと思います。
「スキルアップ・キャリアアアップのため」
- 向上心が合っても今の環境でできないのは、なぜか
- 今の環境では本当にできないことなのか
- 自主的に勉強しているなど、自らスキルアップする努力はしているのか
- 転職後もスキルアップが見込めなければ辞めるのではないか
「会社の将来性を感じられなくなったため」
- 入社前のリサーチが足りないのではないか
- 業績が悪い場合、自分が盛り立てようとする気はないのか
「やりたい仕事ができないため」
- 上司や会社に、企画などの提案はしたのか
- 前向きに業務に取り組んでいたのか
- 別部署への異動願いなどを申請していたか
あまりにもひっかかるようであれば質問してくることもあるでしょう。
明確な答えを用意しておく必要があるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エンジニアの本音の転職理由はネガティブなものが多いですが、面接でそのまま伝えてしまうのは悪い印象を与えてしまいます。
人事の人に上手く訴えられるような転職理由を用意して面接に挑みましょう。
悔いのない転職を祈っています。