Java開発ITエンジニアの平均年収と転職後キャリアアップの目安

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Javaエンジニアの平均年収は?転職でキャリアアップできる?

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ITエンジニアの女性

Javaエンジニアは、実務経験があれば職に困ることはないと言われるほど安定して企業から求人があります。

エンジニアレベルによって年収が異なるほか、I型とT型の2種類のキャリアが存在します。

この記事では、I型とT型それぞれの特徴を詳しく説明し、それぞれの型の平均年収とキャリアアップについてもご紹介します。

JavaエンジニアI型とT型のそれぞれの特徴と転職に向いている人

JavaエンジニアのキャリアにはI型とT型の2種類があります。

ここではそれぞれの特徴とどういった人が向いているのかを解説していきます。

I型への転職に向いている人は技術を追求したい人

I型は、技術を追求したい人にオススメのタイプです。

アプリケーションを高品質に保つ、保守・運用が簡単なコーディングをする、テスト設計などを極める、といったことを極めることが目標となっています。

また、コードを書くのが何よりも好きな人や新しい情報に常に目を光らせている人は向いていると言えそうです。

具体的には、ミーティングや会議よりもコードを書くことに時間を使いたい・Javaのバージョンが更新されたときには真っ先に内容をチェックしたいといった人はI型です。

T型への転職に向いている人はマネジメントをしたい人

T型は、顧客折衝やマネジメントをしたい人にオススメのタイプです。

T型のキャリアアップとしてはプロジェクトマネージャーやアプリケーション・データベース設計など業務の中でも上流工程を担当し、クライアントに対して価値のある情報やコンテンツを提供することが目標となっています。

また、チームプレイが得意な人や、ものごと全体を見える広い視野を持っている人は向いていると言えそうです。

具体的には、プログラミングよりも設計やプロジェクト全体のことを考える人やチーム全体のスケジュールを管理するのが得意な人はT型です。

I型とT型のキャリアアップはどうなる?

I型とT型は、キャリアアップの傾向が全く異なるので、注意が必要です。

JavaエンジニアのI型とT型それぞれのキャリアアップについて詳しくご説明します。

I型のキャリアアップはスペシャリスト傾向が多い

I型のJavaエンジニアの人は、最終的にはスペシャリストSEITスペシャリストといったポジションへのキャリアアップをする人が多い傾向にあります。

こちらのキャリアアップには、Javaの言語仕様やテストについての深い知識と処理速度など品質に関わる深い知識が必要とされます。

また、スペシャリストとして短時間で高品質のメンテナンスを行いやすいコーディングを求められるので、コーディングのスキルを磨くことがキャリアアップに繋がります。

T型のキャリアアップはマネージャー傾向が多い

T型のJavaエンジニアの人は、プロジェクトマネージャーといったポジションへのキャリアアップをする人が多い傾向にあります。

こちらへのキャリアアップには、クライアントの業務理解やITの幅広い知識とマネジメントスキルが必要とされます。

また、アプリケーションの品質やコスト、納期などをクライアントの要望に合わせて設計することが求められるので、それらを完璧にこなすマネジメントスキルを磨くことがキャリアアップに繋がります。

Javaエンジニアの平均年収はどれくらい?

JavaエンジニアのI型とT型は、それぞれで平均年収も異なります。

ここでは平均年収をI型とT型に分けてそれぞれご説明します。

I型の平均的な給料はどれくらい?

I型の平均年収は419万円程度と言われています。

ただし、この年収はあくまで平均値なのでJavaエンジニアのスキルやキャリアによって大きく変動します。

例えば、スペシャリストSEの平均的な給料は760万円程度、ITスペシャリストの平均年収は550万円程度と言われています。

このように、キャリアアップによって年収が大きく異なってくるので、現在の会社ではキャリアアップが望めなさそうだという人は転職を考えてみましょう。

T型の平均的な給料はどれくらい?

T型の平均年収は537万円程度と言われています。

こちらもI型と同じく年収がJavaエンジニアのスキルやキャリアによって大きく変動します。

プロジェクトマネージャーの平均的な給料は約660万円程度なので、キャリアアップすればT型の平均年収を大きく更新することができます。

また、プロジェクトマネージャーはスキルによって年収1000万以上も可能なので、T型の人がキャリアアップしたいならこのポジションを目指しましょう。

まとめ

JavaエンジニアにはI型とT型の2種類のキャリアがあります。

I型とT型どちらに転職するかによってJavaエンジニアとしてのキャリアアップの方法や年収は大きく異なってきます。

そのため「自分はどちらに向いているのか?」「自分はこの転職を通してどのようにキャリアアップしていきたいのか?」といったことをきちんと考えてから転職をしましょう。

転職は人生の大きなターニングポイントとなるので、年収やキャリアアップについて今一度よく考えてから自分にマッチした企業を見つけましょう。

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