インフラエンジニアのキャリアパスを知りキャリアプランに合う転職を 2017.06.02
インフラエンジニアの働き方はクラウドサービスの登場によって大きく変化しました。
昔よりも働きやすくなったにもかかわらず、その需要は昔よりも高まってきています。
そんなインフラエンジニアのキャリアプランについて、転職も視野に入れて考えていきます。
インフラエンジニアの働き方は過去と比べて変化してきている
クラウドサービスの登場によってインフラエンジニアの働き方は大きく変わりました。
過去のインフラエンジニアは休む間もないハードな働き方であった
一昔前のインフラエンジニアの業務にはソフトウェアとハードウェア両方の知識が必要とされていました。
また、業務の特性上24時間いつでも対応できるようにしておかなければならないという非常にハードなものであったため、わざわざインフラエンジニアになろうという人は少ない状況でした。
現在のインフラエンジニアはクラウドサービスの登場で格段に働きやすくなった
ここ数年でクラウドサービスという概念が急速に広がり、簡単にサーバーの構築・運営が行える環境が整ってきました。
この影響でインフラエンジニアの働き方も大きく変化します。
これまでは物理サーバーを管理する必要があったためハードウェアの知識が必要でしたが、クラウドサービスが浸透したことによりハードウェアの知識は必要なくなり、ソフトウェアの知識だけで充分対応することが可能になりました。
そのため、ソフトウェアに関する知識があれば非常にキャリアアップしやすい環境です。
働き方の変化によってインフラエンジニアの需要は年々高まってきている
昔から高かったインフラエンジニアの需要はこれからさらに高くなっていくと予想されています。
昔の悪いイメージと幅広い知識が必要なために人手不足な現状
現在インフラエンジニア業界は人手不足な状態です。
その理由は大きく分けて2つあります。
- クラウドサービスが浸透する前のインフラエンジニアのような非常にハードな仕事のイメージを今のインフラエンジニアにも持っている
- 昔よりも簡単になったと言ってもソフトウェア技術やデータ処理など幅広い知識が必要である
この2つの理由から、インフラエンジニアの人手不足は続いています。
これからますます需要は伸びていくことが見込まれる
昔からの人手不足に加え、ソフトウェアの知識やデータ処理の知識を持っている人が少ないという事情から、インフラエンジニアの需要はこれからますます伸びていくことが予想されています。
また、実際にここ1~2年でインフラエンジニアの採用ニーズが増えていることもその証明になるでしょう。
インフラエンジニアのキャリアパスは大きく分けて3種類
インフラエンジニアには大きく分けて3種類のキャリアパスがあるとされています。
スケジュールやコストの管理などマネジメントを行いたいタイプはPMに
マネジメントを行いたい人はプロジェクトマネージャー(PM)へのキャリアパスがおすすめです。
プロジェクトマネージャーは、スケジュールやコストの管理に加え、人員の補充なども行い、プロジェクトが円滑に進むように調整を行うことが仕事です。
スキルとしてはマネジメント力やコミュニーケーション力が必要となってきます。
専門的な知識や技術を身につけたいタイプはITスペシャリストに
専門的な技術や知識を活かしたい人はITスペシャリストへのキャリアパスがおすすめです。
ITスペシャリストは、情報システムの構築・運営を専門的に行うことが仕事です。
システム構築やデータ処理などをマスターし、新技術にも目を光らせる必要があります。
スキルとしてはシステム構築やデータ処理に加えて、探究心やチャレンジ精神が必要となってきます。
クライアントの悩み不満を解決したいタイプはITコンサルタントに
ソリューションを考える仕事がしたい人はITコンサルタントへのキャリアパスがおすすめです。
ITコンサルタントは、クライアントの課題に対して自身の持っている知識や情報を活かして戦略的な解決策の提案を行うことが仕事です。
スキルとしては、企画力やコミュニケーション力が必要となってくる仕事です。
キャリアアップを考えた転職ならインフラエンジニアを選ぼう
インフラエンジニアの需要は今後更に高まっていくと予想されています。
また、キャリアアップも行いやすい環境ですので、現在の会社では自分の目指すキャリアプランに沿ったキャリアアップが難しそうだと思ったときには転職を考えることをおすすめします。
幸いなことに、インフラエンジニアとしてのスキルは現在非常に需要が高いので転職もそう難しくはありません。
ぜひ自分の思い描いたキャリアプランを実現させてくださいね。