アプリケーションエンジニアに使われているプログラミング言語とは 2017.07.14
アプリケーションエンジニアとはITシステムに含まれるアプリケーションを開発するエンジニアのことです。
一口にアプリケーションと言っても、様々な種類があります。最近では身近なスマートフォンのアプリ、またはweb上で利用することが出来るwebアプリケーションなどの需要が増えており、それに伴って求人も多く出ています。
今回は、そんなアプリケーションエンジニアに必要なプログラミング言語について説明していきます!
アプリケーションエンジニアが開発するアプリは主に3種類
アプリケーションには様々な種類があり、種類によって作業する内容も異なります。ここでは、求人数の多い主要なアプリについて説明していきます。
業務系アプリケーション
業務系アプリとは企業が抱えている経営課題を解決するためのアプリです。
時には銀行ATMといった社会的インフラに関わるアプリも存在します。基本的には、業務が円滑に進むよう問題解決を行っていく業務です。
webアプリ
Webアプリは、ブラウザで利用することが出来るアプリです。PCやスマホに取り込むだけではなく、web上で利用することもできます。
例えば、TwitterやFaceBookなど多くのSNSはインストールしなくても利用することができますよね。
その他にはメルマガやZOZOTOWNといったポータルサイトやショッピングサイトも当てはまります。
スマホアプリ
スマホアプリとはその名の通り、スマホで利用するアプリのことです。スマホアプリの中でもwebアプリとスマホ用に最適化されたネイティブアプリの2種類あります。
ちょっとした時間でも手にとって見ることが出来るのでブラウザよりも閲覧時間が長く、今後も需要が伸びる業界と言えるでしょう。スマホアプリの開発はとっつきやすいので未経験OKの求人が多いことも特徴です。
アプリケーションエンジニアに必要な言語は開発するアプリの種類によって異なる
アプリケーションに種類が沢山あるのは説明しましたが、一体必要な言語って何なのでしょうか?答えを言ってしまうと、これ!というものはありません。というのも、これだけアプリケーションに種類があるのですから、それだけ言語にも種類があって、それぞれに対応するものがあるのです。
自分の得意な言語が使える業務が理想
業務系アプリ開発にはJava,C,C#が多く利用され、webアプリ開発ではJava,Cの他、Ruby,PHPが利用されています。スマホアプリではiPhone対応ならばSwift、Android対応ならばJavaやKotlinといったよう様々です。
とりあえず持っておきたい言語はJava
Javaは最も歴史が古く、かつ影響力の大きい言語。近くにあるアプリケーション、プラットフォーム、デバイスを見ればその中心にはJavaがあることでしょう。
それぐらい可能な限り多くのプラットフォームで正常に機能するように設計されています。
また、初心者がJavaを学べば、自然にプログラマーのような考え方が身につけられるとも言われています。論理的かつ迅速にコンピューターにどう情報を処理させればうまくいくのか考えられるようになるというのです。アプリケーションエンジニアになりたいという人ならば必ず抑えておきたいと言えるでしょう。
アプリ開発業界ではJavaと並ぶ人気!CとC++
Cは広く使われている命令型のプログラミング言語で、C++はそのCを進化させたものです。C++もJavaと同じくらいの人気で、ビデオゲームや生産性ソフトウェアなど幅広く使われています。
これらはコンピューター科学とプログラミングの分野で、最も基本的な言語であり、学べば、プログラミングの始まりとルーツを学ぶことができると言われています。
しかし、学ぶには少々厄介だとも言われていますが、既に述べたとおり凡庸性は高く、また、他のものを学ぶことになっても苦労はしないでしょう。
RudyとPythonは取得しやすいので早い段階で抑えよう
1番最初に学ぶにはRudyとPythonの2種類がよく挙げられます。どちらもオープンソースの言語で商用アプリケーションの開発に使う場合にも無料で使うことができます。
1番最初に学ぶのとしてRudyを薦める人は理解と習得が容易で、読まなければならない場合にも簡単に読むことができる、という点を推しています。
一方で、Pythonを薦める人は開発者コミュニティが教育用として使ってくれることに前向きで便利な学習用ツールやドキュメントを提供してくれているので、この点が評価されています。今からアプリケーションエンジニアになろうという人には一番いいかもしれませんね。
得意言語を持っていおくことが転職成功への鍵
アプリケーションエンジニアにとって言語を習得することは仕事する上で要です。いくつかのプログラミング言語を紹介してきましたが、この他にもたくさんのものがあります。
そして、アプリケーションエンジニアになるにあたって気をつけて欲しいのは、開発するためにはただ1つだけでは心もとないということです。例えば、webアプリ開発にはJavaとCの両方が必要と言われるなど、複数必要な場合が多々あることでしょう。そのために、一通り使いこなせるようになるに越したことはありませんが、まずは得意分野を作っておくことが大切です。取得することができたら、第二へ、第三へと学んでいくことが理想です。アプリケーションエンジニアにとって最低2言語は学んでおくことが理想であり、必須項目でしょう。