大手で年収アップを狙え!プログラマーの転職事情 2017.07.04
現在プログラマーとして中小企業に勤務していながら、業務が忙しい割には給与が少ないために割に合わなかったり、会社の業績が低迷していて、自分の将来に対して不安を持っている人。そういった方の中には、大手企業に転職したいと考えている方も多いと思います。
今回はそのような方々のために、プログラマーが大企業へ転職する方法を説明していきます。
伝統的な大手企業へ転職するには誠実な勤務態度をアピール
伝統的な大手企業のプログラマーへの転職を目指す場合は、自分の素直な性格をアピールするのが良いです。このような大企業の場合、ベンチャー企業のようにガツガツしなくても儲かりますので、素直で言われたことをしっかりとこなすことができるタイプのプログラマーが好まれます。
自分がこうなりたい!ということをアピールするよりも、御社のこういうところをリスペクトしていますよというアピール方法が適切です。
求められているスキルを事前に把握しておこう
プログラマーにとっても、使う言語やOS、規格などといったものが仕事によって毎回異なるために大きな負担となっていた中小企業と違って、最初からそれらが決まっておりますので比較的作業が楽に進むと思います。
面接などで自分が持っている技術をアピールする際にも、あくまでも謙虚な姿勢をとることを心がけるのがポイントです。伝統的な大企業の社員はあまり変化することを好みませんので、いままでと同じようにこれからも働いてくれるプログラマーを希望しています。
ベンチャー系大手企業への転職を目指す場合
ベンチャー系大手企業のプログラマーへの転職を目指す場合は、自分の持っている技術力を積極的にアピールすることを心がけましょう。
ベンチャー大手は高い技術者が好まれる
ベンチャー企業は自社の製品やサービスなどによってビジネスの業績が決まります。そのため、つよい技術力を持っているプログラマーがいれば、ビジネスの競争力を強めることができます。そんなわけで、技術力に秀でたプログラマーは非常に優遇されます。
自分の技術を使えば、御社の製品やサービスを向上させるのにこのような貢献をすることができますといったことを積極的にアピールすることにしましょう。
大手SIerへの転職を目指す場合
大手SIerのプログラマーへの転職を目指す場合は、上流工程やマネジメント経験、チームリーダーの経験をアピールするとよいでしょう。
大手SIerではSEに近い能力が求められる
大手SIerのビジネスモデルは、プログラマー、エンジニアをクライアントに派遣して、一人当たりにつきいくらと報酬をもらって稼ぐというものです。わかりやすく言えば、人材派遣会社です、
そのため、会社としては高い単価で派遣することができるプログラマーを採用したいということです。
また、プログラマーよりもさらに上流工程であるシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーまたはコンサルタントといった人材のほうがより高い単価で報酬を請求することができますので、自分がそのような仕事もすることができたり、あるいは自分がこれからそのような仕事に携わっていきたいということを転職の際にアピールすることができればよいでしょう。
チームを動かすマネジメント力がアピールポイント
また、大手SIerにはまだ半人前のプログラマーもたくさんおりますので、そういったプログラマーもクライアント先に派遣しなくてはなりません。そのため、そのような半人前のプログラマーをサポートして仕事をスムーズに進めていくことができるような人材も大変需要があります。
よって、リーダーやマネージメントの経験、後輩に技術的な指導をした経験や技術的リーダーシップといったものを転職の際にアピールすれば、大変有利となります。
きちんとしたアピールをすることができれば、大企業であっても簡単に入ることができます。
転職エージェントなどを使って大手へのコネをつかもう
プログラマーの大手企業への就職というと、一般的には大変だと思われているかもしれませんが、現代では多様な転職エージェントが充実しておりますので、それほど難易度が高いものではありません。
エージェントに登録していれば、エージェントが応募する企業の選出から、面接の日程の決定までをやってくれますので、自分からは動かなくても、半分くらいまでは自動的に進むかと思います。
さらに、今は景気が良く、売り手市場ですので、プログラマーであっても求職するためにはちょうど良い時期です。そのため、これからは同じようなプログラマー求職者が増加すると思われます。
おすすめの転職エージェントとしましては、レバテックキャリアというエージェントが良いかと思います、転職エージェントはIT業界に特化しており、プログラマーにもおすすめです。また、スタッフもIT関連の知識や業界の情報にも精通しておりますので、本人の希望に沿った求人情報を得られる確率が高いことで評判です。
転職はこれからの自分の将来を決定づける重要なポイントですので、しっかりと事前準備や情報収集を行っておきましょう。