キャリアカーバーでデータサイエンティスト転職はできるのか 2017.09.27
キャリアカーバーに出ているデータサイエンティストの特徴を実際の求人から紹介します。またデータサイエンティアウトの仕事内容や求められる能力についても紹介します。キャリアカーバーのサイトの特徴を説明もします。他の転職エージェントの比較も交えデ転職するための有益な情報を提供します。
キャリアカーバーでデータサイエンティストの転職を成功させるには?
キャリアカーバーとは、ハイクラス転職を対象にした転職活動支援エージェントです。キャリアカーバーの特徴は求人の給料が高いところです。そして求人を自分で探すのではなく、ヘッドハンターが登録者の経歴や能力に合った、キャリアアップにつながる求人を紹介するという形のサポートをしていることです。
よって、自分で求人を探す時間を削減することができます。ヘッドハンターは匿名のレジュメをみて登録者に合った求人を探し出します。キャリアカーバーのエージェントが仲介に入るのではなく、企業のヘッドハンターから直接連絡があるのが利点です。
転職成功のためにデータサイエンティストの仕事内容を知ろう
データサイエンティストの仕事はビッグデータを分析して、結果を導くことです。今では技術の進歩やスマホの登場によって、大規模で複雑なデータ(ビッグデータ)の蓄積や分析が行われています。
ビジネスの分野ではビッグデータの活用が必須です。Amazonなどがおすすめ商品をそれぞれのユーザーに合わせて紹介できるのはビッグデータがあるからです。
また、大量のデータを経営の資源に変えるのも仕事です。
グローバル化とは、人・物・金が国境を越えて移動することですよね。経営資源も人物金です。最近はこの3つに加えて情報が重要な要素だと言われています。
情報の中にはビッグデータが含まれています。現場で集められたデータは乱雑で、整理されていない場合があります。分類を雑に扱い、間違った方法でデータを分析している場合があります。そのときに必要とされるのは、データサイエンティストです。データを分析し、コンピューターサイエンスを駆使して、データを資源に変えます。データを資源に変えるためには機械的な処理だけではできません。人間のひらめきや直感が必要です。
データサイエンティストとしてデータ分析から仮説を立て、データから導いた結果を実務に応用することが仕事内容です。
キャリアカーバーでデータサイエンティストの求人を見つけましょう。
キャリアカーバーに掲載されているデータサイエンティストの求人
エンジニア職種の中ではマイナーなジャンルである職種ですが、キャリアカーバーにはどのような募集要項が出ているのでしょうか。紹介していきます。
レコメンデーションエンジンの構築やデータ分析など
キャリアカーバーに掲載されている1つめの求人はAIや機械学習系エンジニア、データサイエンティスト候補の仕事です。年収は応相談。経験やスキルによって変わるようです。
具体的な仕事内容は、レコメンデーションエンジンの構築や各種データ分析基盤をCTOと同時に構築すること。
レコメンデーションエンジンの構築や各種データ分析を主にやることが職務です。
年収1,000万円までのキャリアアップが臨める求人も
キャリアカーバーに掲載されている2つめの求人は、年収が600万円から1,000万円となっていました。データサイエンティストの平均年収は600万円~700万円程度なので、年収1,000万円が視野に入る求人は給与面で好条件であると言うことができるでしょう。
勤務地は東京。職種は経営企画やマーケティング、ITインターネットに分類されます。
分析効率のために汎用分析ツールやプラットフォームの構築をします。顧客データのクレンジング、構築化も職務の1つです。またアルゴリズムの実務などを担当します。
アプリゲームのデータ分析も増えてきている
キャリアカーバーに掲載されている3つめの求人は、LINEのデータサイエンティストの求人です。アプリゲームの発達により今後も需要が増えていく予想の職業ですね。
年収は600万円から800万円で、勤務地は東京です。仕事内容はLINEGAMEを取り扱った業務。具体的にはデータ解析をします。
ユーザーがLINEGAMEプラットフォームの中のユーザー行動の可視化やユーザーのプロモ化の可視化をします。データ分析によってプロモ費を有益にするという内容のようです。
キャリアカーバーに出ているデータサイエンティストの求人の特徴まとめ
キャリアカーバーに掲載されている求人を実際に見てみると、年収は600万円から1,200万円と幅広いこと、勤務地は東京がほとんどだということがわかりました。
公開求人は約25件。そもそもマイナーな職種なので、他のジャンルのエンジニアに比べると少ないですね。
業種は流通、小売やゲームなど様々。建設や不動産業種の求人もありました。データ分析はどの業種でも必要とされるため、色々な業界を考えることができそうです。
求人の中にはミッションとして、ビッグデータの解析により、現状の改善だけでなく、新しいビジネススキルを作ることを掲げているものも。業務内容には企業ごとにズレがありそうです。
データサイエンティストの求人に強いエージェントを併用しよう
転職活動は通常、内定までに13社程度の企業を受けます。そのため、興味のある企業をいくつか見つけないといけません。
キャリアカーバーに掲載されているデータサイエンティストの求人は多くはありません。他の転職エージェントと併用するのが良いでしょう。DODAエンジニアITには109件の求人、レバテックキャリアには36件の求人があります。(2017年8月24日現在)これらのエージェントの利用も考えてみましょう。