レバテックキャリアは未経験だと転職できない?実際に応募してみた 2020.08.24
レバテックキャリアを利用して未経験の人は転職することができるのでしょうか。
IT業界を経験したことのない人や現在と別職種への転職を希望している人のためにレバテックキャリアを利用した未経験の転職について詳しく紹介。
また、実際に未経験者として登録してみました!果たして結果のほどは…?
レバテックキャリアを利用して未経験転職を希望する人は多い?
実際、レバテックキャリアを利用して未経験からの転職をする人はどれくらいいるのでしょうか。
ITの発展により未経験転職者が増えている
スマートフォンの普及、AIの流行…時代が進むとともに発展していくIT業界では、常に多くの人手がもとめられています。
それに伴い、IT業界の転職市場は非常に活発。メーカーや建設業、サービス業など、総合的な職業の転職案件を紹介しているサイトでは、どこもIT業界の求人数が一番多いほどです。
将来性を見込んで、別の業界からエンジニアへの転職を決めるひとも少なくありません。実際に、レバテックキャリアでは「元弁護士」の人も転職を成功させています。
業界内での異職種転職も活発
IT業界・エンジニア職にとって転職は割と身近な存在です。あなたの周りにも1度は転職したことのあるという人がいるのではないでしょうか。
エンジニアにとって転職はもはやキャリアアップのひとつの手段。年収アップを目論むなら、年功序列で働いているよりもより自分の価値を評価してくれる企業に転職したほうがよっぽど手っ取り早いのです。
キャリアアップが目的の場合は、例えばSEからPMといった未経験職種に転職する人も少なくありません。
未経験にも2種類ある!
ここまで読んできた人は何となく察しがついているでしょうか。IT転職業界においては、「未経験」といっても2種類に分けられるのです。
1つめは、「IT業界自体が未経験の人」、2つめは「IT業界にはいたが、その業種が未経験の人」。この2つの差は大きく、レバテックキャリアが紹介できる求人数もまったく違います。
レバテックキャリアの公式ページへ未経験OKの表記は多いが全く経験がない人の転職は難しい
IT業界の求人数は増えており、以前よりは未経験の人でも転職しやすくなりました。しかし、未だに厳しい点もあります。
全く未経験の場合は求人自体が少ない
レバテックキャリアで求人を紹介してもらおうとしても、エンジニア経験が全くない人、つまり「IT業界自体が未経験の人」の場合は求人が無いことはないけれど選ぶ余地は少ないです。やはり、企業が転職者に求めているのは「即戦力」。経験がない人を採用するなら、教育をしやすい新卒を取るでしょう。
IT業界外からの転職、その上にプログラミングに関する知識が全くない場合は、就職活動に移る前にプログラミングに教室に通う・個人で開発を行ってみるなどの施策が必要です。
未経験OKだとしても最低限個人での開発経験が求められる
では、未経験OKとして求人を出している企業はどんな人材を求めているのでしょうか。それは、「エンジニア経験はあるけどSEは経験したことがない」といった同業界・異業種の人、もしくは個人で開発を行っていた等プログラミングの基礎知識は持っている人です。
そもそも新卒採用ではなく中途で採用を行っている時点で0からの教育体制は整っていないということです。OJTでの教育で成長できるくらい、基礎知識がしっかりしている人を企業は欲しがるでしょう。
誰でもできるデータ入力の求人である可能性も
経験のない人を歓迎している求人であり、かつ本当にプログラミングをしたことがない人を採用している企業には注意が必要です。
というのも、プログラマーとは言っているものの、実際の仕事内容はデータ入力など誰でもできる作業であったというケースが意外と多いからです。
こういった求人は自分では判断が付きません。レバテックキャリアのキャリアアドバイザーなら、実際に企業に訪問をしているため企業内のことまで詳しく知っています。経験無しでもOKの求人は、自分で判断せずエージェントの力を利用することをお奨めします。
経験が全く無くても転職することのできる人はどんな人?
経験無しでの転職は難しいですが、レバテックキャリアでは経験無しからの転職を成功させているひともいます。つまり、確実に無理というわけではないのです。
ここでは、経験無しからの転職ができる可能性の高い人物像を紹介します。
20代前半や第二新卒である人
未経験を歓迎している求人案件には、併せて「既卒・第二新卒」と記載されていることが多くあります。企業はせっかく採用するなら長期間勤めてくれる人材が欲しいので、経験は無くても長期的な目で見て戦力になるだろうと判断して採用に踏み切るのです。
個人で開発していた経験がある人
最近ではフリーランスで活躍しているプログラマーもたくさんいます。また、個人の趣味レベルでプログラミングを行っている人も。そういった人たちは、実務経験がないからこそ「未経験」という肩書になっていますが、人手不足であるIT業界からしたら喉から手が出るほど欲しい人材です。
個人で経験がある人は、積極的に自分のスキルをアピールしましょう。目に見えやすい形で示すことがベターなので、アプリケーション開発をする、資格を取得するという成果が必要です。十分なアピールができているかどうか、レバテックキャリアのアドバイザーに内容を推敲してもらうことも重要です。
以前所属していた業界内でエンジニア職を見つける
専門知識を持つ人は優遇されます。例えば、前職で医療関係の仕事に付いていた人が医療関係の技術職へ転職するという場合。ちょうどいい求人が見つかる可能性は低いですが、他業界からの転職よりはよっぽど優遇されるはずです。
プログラミングスクールに通うのは意味ある?
IT業界が全く未経験のエンジニアは、プログラミングスクールをおすすめされることもありますが、「スクールに行くよりも実際に働いてスキルを付けたほうがいいのでは?」と疑問を持つ人もいます。確かに、実務経験は大切ですが、そもそも全くの未経験で転職を成功させるのは至難の業。転職できたとしても、単純な入力作業でしたら面接でアピールすることもできません。
最低限のプログラミング言語を学ぶためにスクールに行くというのは一つの手です。
レバテックビギナーというサービスも
転職を前提にスクールに通うのなら、レバテックビギナーがおすすめ。レバテックビギナーは、レバテックキャリアと同じくレバテック株式会社が運営しているサービスで、利用者に適したスクールを紹介してくれるというもの。
スクール卒業後、キャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。どんなことを学んできたかをしっかりと理解しているので、経験を最大限に活かした転職活動を再現してくれるはずです。
この他にも、レバテックビギナー経由で入学金の割引などの特典も。詳しくは、レバテックキャリアに登録したあとで確認してみましょう。
実際にレバテックキャリアに登録してみた
さて、筆者も実際にレバテックキャリアに登録してみました。
登録手順は以下の通り
レバテックキャリアの登録は以下の項目に答えて送信するだけ。公式には「30秒で登録できる」というようなことが書かれていますが、筆者は1分かかりました。
- 転職時期
- 希望の勤務地
- 氏名
- 氏名かな
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 職務経歴(任意)
- 履歴書(任意)
- ポートフォリオURL(任意)
- その他ご要望(任意)
実際にはエンジニア経験もありますが、今回は検証のために「全くの異業界・異業種で働いている人の体」で登録。任意項目の「職務経歴、履歴書、ポートフォリオURL、その他ご要望」は記入していません。
全くの未経験で応募したら断られた!
全くの未経験で応募したところ、お祈りメールが届きました…これからプログラミングを学んでいこうと思っていたのですがね…。(設定に忠実)
実際に来たメールはこちら。
これを見ると、本当に未経験の人が求人を紹介してもらうのは難しいということがわかります。
職歴がない人は登録時にしっかりとアピールを!
今回のプロフィール(IT業界経験なし、強みとするスキルもなし、ポートフォリオ未提出)ではすぐにお祈りメールが来てしまいましたが、異業界・異業種でも求人を紹介してもらっている人はいます。
この差は何か?と考えたところ、やはり強みとするスキルやポートフォリオなどの提出をしっかりと行うか否かというところでしょう。
レバテックキャリアは本来面談時に職務経歴書やポートフォリオを提出するというパターンもOKなのですが、(だから任意項目になっています)そもそも面談までいかなければ意味がありませんもんね…。未経験者は登録時にしっかりと書き込みましょう。
強みにできるほどのスキルじゃないと思っていても、意外と需要があったりするので、とりあえず持っているものはすべて書き出しましょう。
登録自体はできる!公開求人を探すのもあり
今回、残念ながら求人を紹介してもらうことはできませんでしたが、レバテックキャリアに登録することはできています。
そのため、公開求人に応募することは可能。書類選考で落ちる可能性は高いですが、何社かチャレンジしてみたら1社くらいは通るかもしれません。
また、レバテックビギナーに登録するのもアリです。プログラミングスクールを紹介してもらい、プログラミングを学びながら何か成果物を出せば強いアピール材料になります。
全くの未経験者は転職サイトがおすすめ
そもそも、転職エージェントにはある程度レベルの高い求人が集まります。企業側も良い人材が欲しくてわざわざエージェントに求人を出しているのですからね。
未経験でも採用してくれる企業を探すなら、もうすこし敷居の低い転職サイトがおすすめです。
求人数が多い転職エージェントを狙う
業界未経験のままで転職活動を進めるなら、正直何社も応募しなくてはいけなくなるでしょう。未経験OK、かつ好条件の求人をいくつか用意する必要があります。
そのため、求人掲載数の多い転職サイトに登録しましょう。
リクナビNEXT
大手リクルートが運営している転職サイト。ITエンジニア職の求人数は986件、内「未経験OK」の求人は351件もあります。
中には未経験者向けの研修を行っているSIerもあるので、プログラミングの基礎から学びたい人にとっては最高の企業かもしれません。
リクナビNEXTの公式ページへマイナビ転職
リクナビと並ぶ大手人材派遣企業、マイナビ。そのマイナビが運営している転職サイトがマイナビ転職です。
求人数で比べるとリクナビNEXTには劣りますが、それでも十分豊富と言える589件のITエンジニア求人があります。
その中で未経験者も歓迎している求人は300件。リクナビNEXTと同じく、研修が充実しているSIerは多いようですね。
マイナビ転職の公式ページへ厳しい条件だからこそ企業選びが大切
やはり技術がものをいう世界。経験なしからの転職は厳しいことが予想されます。少しでも自分の力を生かせるような企業を転職先に選ぶことが大切。
文面だけでは分からないところも多いので、レバテックキャリアのキャリアアドバイザーに相談して、内部事情を知っているプロにしっかりと企業を見定めてもらうことが大切です。
追記:担当に本当のところを聞いてみた
ここまで半ば憶測で語ってまいりましたが、ついにレバテックキャリア本社に突撃!
果たして本当にエンジニア未経験者は支援してもらえないのか?実際のところを聞いてきました。
条件付きで未経験の人でも支援可能
レバテックキャリアが取り扱っている求人は、基本的にエンジニア経験のある人向けのものとなっています。しかし、一部の求人にはポテンシャル採用もあるとのこと。
その条件を特別に教えてもらいました!
- 28歳以下
- 理系大学or高専orプログラミングスクールを卒業している
上記2つをクリアーしていれば、好条件の求人を紹介してもらうことが可能です。
当てはまる人は、登録時のスキル記入でしっかりとアピールするようにしましょう。
レバテックキャリアの公式ページへ