公開求人数 | 9,104件 | 対応地域 | 日本全国、海外 |
---|---|---|---|
非公開求人 | 33,633 | 職種 | アプリケーションエンジニア(2017年6月6日現在4,998件) |
強い業界 | IT・通信 | 設立 | 1977年11月 |
1年目のエンジニアこそ転職すべし!自分の市場価値を知ろう 2017.10.04
「転職は3年待て」なんて言いますが、本当に3年間は続けなくてはいけないのでしょうか。1年目での転職は不利になるのでしょうか。
実際に1年目での転職を経験した筆者から言わせてもらうと、「転職は1年目こそするべき」です!
今回は、1年目のITエンジニア転職について詳しく紹介していきます!
一部企業にとって1年目のエンジニアには価値がある
新卒でSIer、IT企業に転職して数ヶ月…研修がやっと終わったくらいで実務のレベルは正直ほとんど無いという現状でしょう。そのような状態で果たして採用してくれる企業はあるのでしょうか。
第二新卒として雇いたい企業は多い
1年目、つまり第二新卒を欲している企業はたくさんあります。第二新卒を欲しているのはどのような企業なのかというと、新卒の教育システムが整っていない企業、もしくは新卒の教育にあまりお金をかけていない企業です。
「教育システムが整っていないということは成長ができないのではないか」と思うかもしれませんが、そういった企業は基本的にOJTで教育が進んでいきます。長い時間をかけて研修を行っていく企業よりも早く実務経験を積むことになるので、ある意味同世代の人たちとの差を感じることは少ないでしょう。
新卒と同じくらいの給料で雇える
第二新卒の人は新卒と同じくらいの年収で採用することができます。ちょうど研修を終えて、すぐに戦力に育て上げることができる人材なので企業からしたらちょっとお得な人材なのです。
逆に言うと、1年目で転職してもすぐに年収アップを目指すことは厳しいです。もし今の職に対する不満が給料面から来るものなのでしたら、転職時にはあまり差がないことを知っておきましょう。将来的に年収アップを目指しているとしたら、転職先のキャリアパスをしっかりと確認しましょう。
今の職場がキツイなら1年目で転職をしよう!
1年目のエンジニア転職には、年収アップやキャリアアップなどのメリットがある転職は臨めません。しかし、現状と同じくらいの条件での転職は可能です。
今の職場が辛い、やっていける自身が無いという人は、無理に我慢せずに「第二新卒枠」で転職をするべきです。
1年目より3年目の方が条件の良い転職をすることができる
「転職は3年待て」と言われるのは何故なのでしょうか。詳しく調べてみました。
3年以上の実務経験を求める企業が多い
転職サイトや転職エージェントに掲載されている求人案件を見ていると、ほとんどの企業が「3年以上の実務経験」を求めていることが分かるのです。つまり、ある程度好条件で採用してくれる企業に転職するには、まず3年間の実務経験があるという事が最低条件になってきます。
もちろん、1年目での転職は可能です。しかし、同じ求人に3年以上の経験を持つ人材が応募してきた場合、高確率で経験者を採用するでしょう。1年目での転職はそういうリスクもあるのです。
プロジェクトの実績があると強い
転職の際には職務経歴書と呼ばれるものを作成します。その中にはこれまで関わってきたプロジェクトを書く欄があります。ここに半年~1年のある程度の期間をかけて行ったプロジェクトが並んでいるとアピール材料としては非常に有利です。
3年くらい勤めていると、ある程度のプロジェクト歴が溜まっているでしょう。面接時に、そのプロジェクトで自分はどんな役割をしたのか、どのような工夫をしたのかが語れると、即戦力になると判断されて採用してもらえる可能性も高まります。
退職金がもらえる
3年以上の職歴が無いと退職金が支払われないという会社も少なくありません。もちろん、1年目であっても退職金は給料の中から積み立てられているのですから、3年間勤め上げないと数万円、数十万円を損してしまうことになります。
新卒採用と同じノリで転職すると失敗する
エンジニア1年目で転職する人に気をつけて欲しいのは、転職採用は新卒採用と形式が異なるということです。アピールするべき点も違いますし、準備することも異なります。
転職理由が重要!
転職時に必ず聞かれるのが転職理由、そして退職した理由です。転職理由に関しては「ネガティブな理由はダメ」ですとか「正直に話した方が良い」といった説に分かれます。これは正直退職した理由によりますが、いずれにせよ慎重に決めていかなければいけない話題です。
知り合いや転職エージェントの力を借りよう
初めての転職は一人で進めずに転職を経験したことのある知り合いや転職エージェントの力を借りましょう。一人で進めると調べることが多くて時間がかかってしまいますし、コツを抑えることもできません。
転職エージェントなら無料で利用することができる上、職務経歴書の書き方から面接対策までサポートしてくれます。
「電話がしつこい」などのネガティブな口コミもありますが、人が行っているサービスなので「電話を控えるように」と伝えれば気持ちよく使うことができるでしょう。
ここでオススメする転職エージェントとして「リクルートエージェント」があります。
このリクルートエージェントは求人数が多いのが魅力的です。
転職求人件数は常時6000件ととても多いため自分に合った転職先を見つけることができます。
まとめ
エンジニア1年目でも転職することはできます。3年目の転職に比べて条件は悪くなるかもしれませんが、それでも一定の需要はあるのです。
もしも今の仕事が辛いなら、体調を崩す前に転職をしましょう。しかし、新卒採用と同じようなノリで臨んではいけません。しっかりと転職エージェントに相談しながら慎重に進めていきましょう。