2017年版プログラマー転職を成功させる志望動機を公開 2017.06.15
未経験でもプログラマーとして採用してもらうにはどうしたら良いのでしょうか?その条件は6つあります。今回は、採用に近づく志望動機の要素と、具体的な内容について触れていきます。
プログラマー転職を成功させる6つの要素とは?
1つ目は、やる気があり、積極性のある人。これは大前提であり、あたり前のことですね。
2つ目は、継続的に頑張れる人。ここを採用時点で見極めるのは難しいともいえますが、それを補う志望動機の書き方もバッチリ教えます。
3つ目は、コミュニケーションがきちんと取れる人。志望動機ももちろんそうですが、面談の時に直に会って、じっくり見られるポイントでしょう。
4つ目は、年齢が若い人。しかし、プログラマーの仕事は三年あれば身につくので、転職する方は今後の伸びしろで採用不採用が決まることでしょう。
5つ目は、会社に入って具体的にやりたいことがある人です。ただ単に「御社に惹かれ…」や「御社に将来性があると思ったので…」などといっても、本当かどうか面接官には疑わしく感じられてしまいます。
6つ目はもちろん、業務内容によりますがその方面の専門知識を持つ人、この場合はプログラマーの経験がある人が当てはまります。
自分の専門や関心・実績と結びつけて具体的な志望動機を
志望動機を書く上でもっとも重要なのは、プログラマーという仕事に如何に自分が興味関心を持ち、それを継続していく力があるか、ということを具体的に示すことです。
このとき、もちろんその内容がプログラミングとぴったり一致しているのが一番良いのですが、必ずしもそうでなくてはいけないというわけではありません。パソコンが好きというのもアピールポイントになりえますし、プログラミングはもとを正せばものづくりと同じですから、自分が何かを作ったという実績がある、作るのが楽しいという経験をいれて書くと良いでしょう。
そうでなくても、資格を持っているのであれば、それを取得するために一生懸命努力したことを伝え、目的達成のために自分は最後まで頑張ることができるということをアピールしましょう。
そうすると、企業側も、「こんなに詳しく語ってくれているのだから、きっと本当にプログラマーという仕事を頑張ってくれるに違いない、と思ってくれます。
スキルよりもコミュ力が大切な分野も
エンターテインメント系のシステムを開発したりする娯楽系の仕事など、インターネット上で沢山のユーザーが使うシステムを作るような会社。そのような会社に応募するなら、実は専門を志望動機と関連付ける必要性は会っても、専門知識をひけらかす必要はあまりありません。顧客やSEの要求を聞いて、それを形にするのが仕事になりますから、仲間と相談しながら一つのものを作り上げたというコミュニケーションの経験の方が重要になってきたりするわけです。
ですから、今の会社で顧客や同僚とのコミュニケーションを取ったり、お客さんの要望や会社からの要求を聞いて形にした経験があるなら、そのエピソードも強力なものになります。
このとき、過去の経験を単に言うだけでは説得力が足りないこともあるので、実際にプログラマーの仕事を学びながらサイトやスマホアプリを作ってみました、というような「やる気がある、だから実際にやった」エピソードがあると尚よいでしょう。
落ちる志望動機を反面教師にしよう
プログラマーとして成功したいんだ、というやる気をアピールすることはとても大事ですが、ただ単にそれを志望動機で熱く語っても、具体亭が無いければ本当かどうか分からず、採用になることはあまりありません。
つまりは、前述の通り、具体性に書ける志望動機は良くないということです。
また、やる気が見えにくい、自己中心的な文章、上から目線の志望動機を書く人は、企業側からすると採用したくはないですよね。
媚びを売る時間があるならスキルをアピールしろ!
また、「御社のここが素晴らしいので志望した」というような、会社を褒める言葉は書かないほうが良いでしょう。なぜなら、会社に務めている人のほうが、当たり前ですがその会社をよくわかっています。だから、もしあなたがこの会社はこうであると思っていても、実情とは違ったりする場面も想定されますし、そうでなくても説得力には欠けます。
あくまでも自分がプログラマーになりたい具体的な理由、それをバックアップする経験、関心、専門知識などをアピールし、自分のやる気を論理的に示す必要があります。
専門性を求められる業務内容の場合の志望動機の書き方
上に述べたのは会社の業務に専門性があまり求められない場合のプログラマー志望動機で、どちらかというと文系的ですが、もちろん、世の中には非常に専門性の高い業務をこなすプログラマーもいらっしゃいます。
具体的な業務内容としては、医療系や学術系などの専門的なシステムやソフトウェアを作っている場合です。こういう場合は、やはりそういうバックグラウンドを持っている方が有利となるでしょう。
大学で選考したことや前の仕事でこなしたことを上手く織り交ぜて書くと、とても人を引きつける志望動機になるでしょう。
志望動機の書き方次第で合否が決まる!
ITエンジニア転職は志望動機の書き方次第で合格率も変わります。自分のスキルや経験に自信が無くても、熱い思いを書くことができれば合格に近づきますし、逆にいくらスキルや経験があってもしっかりとアピールできなければ面接に落ちてしまうかもしれません。
自分の書いた文章に自信がなければ、転職エージェントに相談してみましょう。