SEスキルが活かせる転職先の業種・業界

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SEスキルを活かした転職がしたい!将来の見通しが明るい業種・業界は?

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転職先を探す女性

SEが転職を希望する場合、大きな特徴であるプログラミングをIT業界以外では活かしにくいという難点があります。

とはいえ、SE出身者は一般的なPCスキルも優れていると見なされる事が多く、営業事務などといった業種では重宝されます。

このように、どの職種でも多少なりともスキルを活かせますが、将来性も考慮して転職を選ぶなら、どのような業種・業界が良いのでしょうか。

この記事では、SEが同業種、他業種への転職を行う場合、それぞれどの様なメリットがあるのかを比較していきます。

SE転職者は4分の3が異業種へ

IT系は、75%が異業種に転職しているというデータがあります。

IT系は一般的に年齢が若いので、多くの業界にとって扱いやすい人材ではあります。

また、PCスキルも兼ね備えている事から、様々な局面で重宝されるでしょう。

一方、IT業界内の転職が不利だという訳ではありません。

IT業界の求人数は増加傾向にあり、スキルや経験を活かして同業他社を目指す人も多くいます。

平均年齢、スキル、今後の傾向などを鑑みると、SE出身者は転職市場で比較的有利な人材といえます。

同業種・業界へのSE転職はWeb系の需要が急増!

前述の通り、7割以上の方が異職種への転職を行っていますが、中にはキャリアアップや待遇改善を目指して、同業他社へ行く方もいます。

SEは、出世してプロジェクトマネージャーになるというキャリアパスが今までは一般的でした。

現在では職種の数も増えており、自分のキャリアを自分で選択していく時代になっています。

当然、同業種への方が経験は活かせますし、他業界への転職よりも年収アップが期待できます。

Web系SEの求人は2017年も増加傾向

近年は、Webサービス市場の拡大が目覚ましく、アプリの開発、運営などが出来る人材の募集は日を追う事に増加しています。

今はまだ拡大途中なので、Web未経験者でも採用がありますが、今後は経験者採用へとシフトしていくでしょう。

Web系へ転職を行うなら、今が絶好の機会だと言えます。

また、こうした新規案件を開拓する上では、役員や上司とのコミュニケーションが不可欠です。

それ故、多少スキルに不安点があっても、面接時の印象を良くしていれば内定を取れる確率は高まります。

SE転職は少数精鋭の企業が狙い目

SEの仕事に嫌気が差す大きな理由として、指示を受け単調な作業を毎日行うだけでキャリアアップが期待できない事や、下請けとして酷使された事、逆に下請けの管理を押し付けられた事が挙げられます。

一昔前は、SEは「潰しの効く人材」であり、事務的な作業をさせておくものだという風潮がありました。

しかし、今ではコミュニケーション力や論理的思考力が求められるようになりましたし、社内のコミュニティ参加の重要性なども増しています。

特に、人数の少ない会社では、経営に関わる事も可能です。

業務以外にも多くの事をしてみたいなら、中小規模の会社をおすすめします。

異業界へのSE転職にお薦めの3業種

異業種へ移るSEが多いのは前述の通りですが、一体どの様な業種に行っているのでしょうか。

他転職サイトの調査によると、商社、サービス、メディア・広告といった所が、人気が高いようです。

これらの業界には、経験を活かしつつ、新しい事に挑戦する事の出来る土壌が整っています。

それでは、その土壌とは一体どの様なものなのかを解説していきます。

ITスキルを持った商社マンは会社から重宝される

まず、商社に転職した場合、どのような経験を活かせるのかを見ていきましょう。

商社の営業は、会社に赴き商品の売り込みを行います。

この際、会社のシステム面から商品の有用性が説明できれば説得力は増します。

こうした、ITに関する知識を持った人材は、商社の様に老舗が多い分野ほど需要が高いです。

サービス業界では人材系がSE経験者に人気

サービス業界の中でも、人材サービス関連の会社は、SE経験者を採用する割合が高いです。

人材系の営業職は、企業の広告を自ら作成する場合もあるのでPCスキルは不可欠です。

企業や店舗に取材を行う事もあるので、内勤とは違った働き方が出来ます。

ネット系広告代理店ではクリエイターになれるチャンス大

メディア・広告業界では、近年増加しているネット系広告代理店が特に、経験を活かした活躍がしやすいです。

これらの企業の特徴に、広告制作などのクリエイティブ系職種にSE経験が求められやすい事が挙げられます。

クリエイティブ系の職種は人気が非常に高い事に加えて、斬新な発想や、ユーザーの気持ちを考える事が求められます。

経験を活かしつつ、自分の発想で世の中にアクションを行う事が出来る所は大きな魅力です。

SEの転職はチャンスを逃さないことが大切!

今、SE経験者は同業でも、それ以外でも経験やスキルを活かす事の出来る状況にあります。

情報技術の進展により、企業では多くの職種が新設されていますが、現在の様にSEスキルがあれば未経験でも優遇して採用するという傾向は長く続かないでしょう。

また、新職種に人材が定着し、教育体制が出来れば、今の様に簡単に転職をする事は出来なくなります。

他業種でもIT技術を持つ人材を育成する部門が設立されれば、SE経験者が持っているスキルも貴重ではなくなるでしょう。

このように、現在はSE経験者を取り巻く環境が大きく変わる節目でもあります。

希望者は機会を逃さずに、転職を絶対成功させましょう。

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