SEからの異業種転職の際の転職理由

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SEからの異業種転職!受かる転職理由を紹介

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机を挟んで座っている面接官と志望者

現在IT企業でSEとして働いていながら現在の労働環境や待遇に不満を持っていたり、自分の将来に不安を感じていながら、自分の可能性を依然として信じていたりという理由で、異業種への転職を考えている方もたくさんいらっしゃるかと思います。

そのようなSEに向けて異業種転職で受かる志望理由を紹介していきます。

「SEという仕事が嫌だから転職したい」という転職理由はNG

転職先の人事部の社員はもちろん「SEが嫌だったからやめたのだろう」ということはわかっていると思われますが、それを正直に書くような人は取りたくないと思っているでしょう。その理由としましてはその人が忍耐力を持っていない、大人としての常識が備わっていないと思われるためです。

良い志望理由はロジカルで強い意志が感じられるもの

通過率が高い異業種への転職理由は、「私は今までSEとして働いておりましたが、〇△という仕事にもずっと興味がありました。それゆえ、勤務の時間を塗っては、個人的に勉強を進めてきました。このたび、前のプロジェクトがやっと終わりましたので、人生は一度だと決意して、異業種への転職を決心し、転職活動を行っております。」というものです。

このような志望動機ならば、相当強い決意をして転職に臨んでいるということもアピールすることができます。

悪い志望理由は自分が辞める業界への不平不満を利用したもの

一方、こんな例はどうでしょうか。

私はSEを10年間やってきたのですが、長大な残業や、激務、人間関係もとてもつらいものでした。これは自分には向いていないなと思うことが多くありました。そこで転職を決意し、気にかかったのが〇△という業界です。自分の趣味に合っており、楽しそうだと思って、勉強を進めてきました。SEよりは自分にはよっぽど合っていると思っています。

この志望動機は非常に正直に書かれていますが、かなりぶっちゃけすぎと思われます。自分が辞める業界に対して悪く言うというのは大きなマイナスポイントにしかならないと思ってください。

SEとして働いてきたキャリアを生かせるような異業種を選ぶ

せっかく今までSEとして長年働き、その豊富なSEの知識を持っているのならば、その知識を生かせるような職場を選んだ方が転職先の企業にとっても自身にとっても大きなプラスとなることが間違いないからです。

全くの異業種に合格する確率は非常に低い

全く経験のない異業種に転職するということはリスクが非常に高く、転職しさえすれば今よりも容易生活を送ることができると思って転職したのはいいものの、待遇は以前勤めていたIT企業よりもずっと悪くなってしまうといったことも珍しいことではありません。

全く経験したことがない異業種に転職するということはまっさらなド素人の状態で知らない業界に飛び込むことを意味するからです。それに、新卒カードが無い状態でそのような未経験者を中途採用企業というのもまずありません。

全くの異業種に合格したらまず「ブラックかも」と疑え!

もし仮に中途採用してくれる企業を見つけたとしても、そのような会社はものすごくブラック企業である可能性がほとんどです。それにもし未経験歓迎として求人を出していたとしても、その業種は特別なスキルを必要としないような底辺作業ばかりである可能性が高いです。

これらはあまり良い選択ということができません。さらに今までのキャリアを一度でも捨ててしまったら、もし仮にIT業界に戻ったとしても、以前と同じ待遇に戻ることができる可能性もそう高くありません。

現職(前職)との接点がある業種なら志望理由にも説得力が出る

そこでSEからほかの業種に転職するにしても、SEとしての知識を生かせる職種を選び、それを元に転職理由も「自分の長年のSEとしての豊富なキャリアを生かすことができると思いました。」といった具合に考えれば可能性は非常に大きくなります。

現代の日本は昔に比べると、転職対してかなり寛容な社会となっておりますので、IT業界を辞めて異業種に転職することで成功した人もたくさんいることは事実です。


SEの知識を生かすことができる異業種へ転職を考え、実際に転職理由を考えてみることにします。たとえば、WEBデザイナーへの転職を希望されているとすると、

自分は今までSEとして長年業務に打ち込んできました。しかしそうしたなかで、よりクリエイティブで自分の主体性を生かすことができるWEBデザイナーに興味を持ち、自分で勉強を進めてまいりました。私が御社に就職することで自分の思うような仕事ができ、かつ自分の今までの豊富なSEとしての知識も生かすことで御社に貢献できると思っております。

という転職理由を書くことができます。

これはほんの一例にすぎませんので、自分のそれぞれの志望動機や転職する業種に合わせて考えていけばよいと思われます。

異業種転職は現職との接点を見つけ志望理由にするのが鍵!

SEからの異業種への転職は確かに少し難しい部分もあるかもしれません。しかし、前もってきちんと転職理由を考え、準備をしておけば、スムーズな転職活動を進めることが出来ます。

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