通信業界のITエンジニアの平均年収とキャリアプラン

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通信業界のITエンジニアの平均年収とキャリアプランの作り方

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近年、景気上昇中である通信業界。転職を考えるなら、通信業界を狙っている方も多いでしょう。

通信業界で活躍しているITエンジニアとはどんな仕事をしているのか、年収はいくらくらいもらえるのかなど、転職の際気になる情報をまとめてみました。

通信業界のITエンジニアのお仕事とは

通信業界とは、音声やデータ、情報をやりとりする際の通信サービスを提供する業界のことです。

例えば、携帯電話や固定電話、インターネットなどの通信サービスがあります。最近は、通信業界全体として音声通信の収入が減っており、主な理由としては無料通信アプリ(LINEなど)の普及が挙げられます。

一方で、スマートフォンやタブレットなどの市場が拡大しており、パケット通信による収入は増大傾向にあります。

通信業界は、時代の変化に合わせて通信手段も変わっていくものであり、常に時代の変化への柔軟な対応が求められている業界です。

NTTデータやソフトバンクグループ、KDDIなどの企業が通信業界の大手の企業と言えます。

ITエンジニアは、主にSE(システムエンジニア)、ネットワークエンジニア、サーバエンジニアの3つに分かれます。

SEは、プログラミング言語を使って、ソフトウェアの開発をする仕事をしています。SEが作成する書類に従ってプログラマーがソースコードを作成します。不具合を減らすため、起きないようにするためにさまざまなテスト、対応、検証を行っています。

ネットワークエンジニアは、コンピュータやその周辺機器を繋いでいるネットワークの設計や構築、運用を行っている仕事です。構築後はシステムの増設や変調を担当して、ネットワークシステムに障害があったときに守るようにします。

サーバエンジニアとは、コンピュータシステムを運用するサーバ機器の構築、設計や、ソフトウェアの設定をする仕事をしてます。構築後には、サーバに障害があったときの対応やセキュリティ対策などをします。

ITエンジニアにも様々な職種があることが分かります。

ITエンジニアの年収とキャリアプラン

近年、ITエンジニアのキャリアプランは多様化しています。

以前は、PG(プログラマ)、システムエンジニア、プロジェクトリーダー、PM(プロジェクトマネージャー)という順でキャリアステップするのが一般的でした。

しかし、現在では、ITエンジニアに求められている脳略やキャリアアップの多様化がすすみ、変わってきました。

高い専門技術を持つスペシャリストの道も、そのひとつです。たとえば、現在のITエンジニアが目指しているものと言うと、PG、ITコンサルタント、ITアーキテクト、ITスペシャリストが挙げられます。

ここで、年収の話をします。

ITエンジニアの平均年収は468万円と言われています。 PGは585万円、ITコンサルタントは713万円、ITアーキテクトは536万円となっています。

平均年収の低い職種は、ソフトウェアデベロップメントが403万円、アプロケーションスペシャリスト433万円となっています。

転職の際に気を付けるポイントとは

転職をするときに、もっとも気になるのはやはり年収アップではないでしょうか。面接の際に年収交渉をうまくすることで転職後も収入面での不満なく働くことができます。

では、年収交渉はどのようにしたら良いでしょうか。

転職者の傾向として、謙遜してしまう、アピールが下手であるという方が多いようです。

必要以上に自分の価値を下げてしまったり、年収を伝える際に遠慮して低く言ってしまったりといった失敗はよく聞きます。

年収交渉でのポイントは自分の希望年収を相手にしっかりと伝えることです。

最低限欲しい年収と希望年収の2つを上手く伝えられるとベストです。このとき、ただ年収額だけを伝えるのではなく、その額の価値が自分にはあると裏付けできる前職での実績や経験、転職後の会社への貢献度などを伝えられると良いでしょう。

また、希望年収の設定に悩む方もいると思います。

基本的には、前職での年収や、企業分析の時に得た転職希望企業の平均年収、他競合の年収を比較して設定してしまっていいです。それでも、不安があるようならば、転職エージェントなどを利用して、一緒に希望年収を検討してみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

通信業界のITエンジニアはこれから伸びる職種だと言われています。

しかしながら、ITエンジニア不足が問題になっています。

現在の時点でITエンジニアが約17万人不足していると言われており、2020年では約37万人、2030年では約79万人が不足すると予想されています。

このように、ITエンジニアの不足は今の日本にとって大きな問題です。

この問題に対して、転職者向けの求人は多く出ています。転職者にとってはチャンスと言えます。

転職の際は、上手く年収交渉をして、収入面でもキャリアップの面でも有益な転職を目指してください。

あなたの転職成功を応援しています。

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