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キャリアパスを広げるインフラエンジニアの転職に効く資格

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空と雲の形に切り抜いた紙

サービスの基盤を作っているインフラエンジニア。企業のIT化が進むのに伴い、サーバー導入などの仕事が増え求人数も増加していますが、転職を成功させるにはどのような資格が必要となってくるのでしょうか。

この記事では、インフラエンジニアへの転職を有利にする資格を紹介します。

求人情報から見るインフラエンジニアに求められる資格とは

インフラエンジニアはサーバーやネットワークの設計から運用、データベースの管理など、仕事の内容が多岐に渡ります。その分、現職(前職)で経験したことのない分野もある人が多いのではないでしょうか。実務経験が無い部分は資格で補い、即戦力として活躍できることを証明しましょう。

クラウド系とインフラ系のスキルを証明する資格

インフラエンジニアに求められるスキルは2つに分けられます。

一つ目は、ネットワークやサーバーなどの設計、構築、運用をするためのインフラ系のスキル。二つ目は、新しく出てきたクラウドをインフラの中で運用するスキルです。

二つ目のクラウド系のスキルは特に、今後需要が増す見込みがあります。クラウド利用についてはこれから強化を目指している段階の企業が多いので、転職の際にアピールすると強いでしょう。

転職で有利になるインフラ系のインフラエンジニア資格3選

インフラエンジニアのメインの業務であるネットワークやサーバーなどの設計、構築、運用に関する技術を証明する方法は、実務経験の他に以下のような資格があげられます。

CCIE

大手ソフトウェア会社シスコシステムズのベンダー資格で、ネットワークやインフラの設計、運用、ソリューション能力があることを証明する資格。

難易度が高い順からCCIE、CCENT、CCNA、CCNPと4段階のレベルがあります。一番難しいCCIEを取るにはかなりの実務経験・勉強量が無ければ難しいでしょう。しかし、ネットワーク系の資格の中では世界一難しいとも言われる試験なので、履歴書にその名前が書いてあるだけで目を引きます。

出題は全て英語。そのため取得するには高い英語力も必要です。

現役のインフラエンジニアの「業務経験の中から重要だと感じたことが出題されていた」という感想もあるので、業務レベルの知識も証明できそうです。

LPIC

国際的に認められているLinux技術者認定制度。国内の累計受験者数は29万人でLinux資格の中でも最大規模のものです。Linux系のインフラエンジニアに転職するなら、確実に持っておきたいところ。

レベルは1~3まであります。サーバーとネットワーク両方の構築・運用・保守技術が証明されるのはレベル1から。公式サイトで公表されている難易度では、土日勉強の3ヶ月から半年程度で取得出来るとのこと。

Oracle Master

オラクル社が提供するOracle Databaseの使用技術があることを証明する資格です。

難易度が高い順からORACLE MASTER Platinum、ORACLE MASTER Gold、ORACLE MASTER Silver、ORACLE MASTER Bronzeと4つのレベルがあるのですが、転職活動や社内プロジェクトなどにおいて確実に評価されるのはORACLE MASTER Goldからでしょう。

Oracle Databaseはインフラエンジニアに留まらず、サーバーサイドエンジニアやシステムエンジニアなどのエンジニア転職においても評価されるため、今後他ジャンルのエンジニアへのキャリアパスを考えている人にもオススメの試験です。

転職で有利になるクラウド系のインフラエンジニア資格

クラウドサービスの登場によりインフラエンジニアの仕事が変化しました。インフラエンジニア職内におけるクラウドサービスの利用は今後さらなる発展が見込めるので、クラウド系の資格は取っておくに越したことはありません。

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト

国内40%のシェアを誇るAmazon Web Services。AWS プラットフォームでのシステム設計の技術を問われる試験です。

AWSインフラエンジニア」で転職の求人を出している場合、まさにその能力を証明することが出来るため転職に有利になるでしょう。

Googleクラウドアーキテクト認定試験

Google Cloud Platformの活用技術を証明する試験。

AWSよりもシェアは低く10%程に留まっていますが、ビッグデータ分析をするGoogle BigQueryには分散並列処理が備わっているため、条件によっては他クラウドより早く処理出来る可能性もあります。

インフラエンジニアは複数のクラウドサービスを使用することも多いため、幾つかのクラウド系資格を持っていると転職の際に強みとなります。

インフラエンジニアへの転職は資格が有効

インフラエンジニアは仕事柄幅広い知識が必要なため、資格でアピール出来る部分が多くあります。また、新しく出てきたクラウドサービスに関する知識はまだインフラエンジニアの中でも浸透しきれていない部分が大きいため、資格でアピール出来ると強い部分です。

インフラエンジニアへの転職を考えている人は、多彩な知識をアピールするためにも資格取得を目指しましょう。

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