キャリアカーバーの情報流出問題

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2015年に問題になったキャリアカーバーの情報流出問題の真相とは

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キャリアカーバーのロゴ

キャリアカーバーというと「転職サービス事業者」というイメージよりも、「情報流出事件」のイメージが強い人が多いかもしれません。

キャリアカーバーは情報流出という大きなミスを起こしてしまいましたが、行っているサービスの評価は高いです。

今回は、キャリアカーバーの起こしてしまった大きなミスについて明らかにしていくとともに、どのようなサポートを行っているのか紹介していきます。

キャリアカーバーとは何を行っている企業なのか

キャリアカーバーという企業をご存知でしょうか。パッと浮かぶイメージは、最近のニュースで話題になった「情報流出」でしょうか。

「情報流出」というマイナスのイメージが強いキャリアカーバーではありますが、ハイクラスを対象とした転職サービスは評価が高いのです。

エージェントサービスは一般的な内容

キャリアカーバーで行っているエージェントサービスは一般的な転職エージェントと同じです。

転職コンサルタントが転職希望者と面談を行い、今後の転職希望者のキャリアを形成していくためのサポートを行うのがキャリアカーバーの仕事なのです。

ハイキャリア向けの求人情報は貴重

ハイキャリアでの転職となると、大抵はヘッドハンティングによるものか、一部の転職エージェントにある非公開求人によるものとなります。

一般的な転職サイトにはハイキャリア向けの求人はあまり出ません。そういった点でも、ある程度年収がある人が利用できる数少ない転職エージェントなのです。

キャリアカーバーの情報流出事件とはどのようなものだったのか?

キャリアカーバーという転職サービス事業者の強みというのは十分に確認することが出来ました。

しかしキャリアカーバーがいかに素晴らしい会社でも、「情報流出」という欠点については目をつぶることは出来ませんよね。

そこでこれからはキャリアカーバーの「情報流出」事件についてみていきたいと思います。

情報流出の原因は業務委託先への誤送信

キャリアカーバーが情報流出事件を起こしたのは2015年の12月のことです。

ニュースによると、キャリアカーバーの登録している転職希望者の個人情報というものが業務委託先に誤って送信されてしまったのです。

またその情報流出された情報には、転職を希望する人の名前、職歴、学歴、今後の希望転職先という情報というものが含まれていました。

そのうえ被害人数はなんと37,000人にも上ります。

やはり転職という非常にデリケートな案件を扱っているからこそ、情報流出という事件を起こしてしまうことには少し失望感を覚えてしまいますよね。

幸いにも実害は無かった

不幸中の幸いというよりも当たり前ではありますが、誤ってキャリアカーバーが情報流失を行ってしまった委託事業者は、その情報流出されたというものを外部には情報流出されていないということが確認されました。

しかしながらなぜこのような事件が起こってしまったのでしょうか。それはキャリアカーバーの担当者が委託事業者にメールを行った際に、間違えて個人情報が入ったファイルまで一緒に送ってしまった結果、このような事件が引き起こされてしまいました。

少し管理が甘すぎる印象を受けますし、情報流出が起こりえる環境にあるもしくはあったと考えると、サービス利用者側としては安心できませんよね。

この情報流出事件に対して担当者は、「細心の注意を払って個人情報を取り扱うとともに、情報流出の再発防止に努めていく」としています。

しかしながら「なぜ情報流出事件が起きる前に、細心の注意を払った徹底した管理ができなかったのか」という私達の中にある疑念は払拭できませんよね。

情報流出事件が注目されるのにはサービスに理由があった

コレほどまでに「情報流出」事件が大きく注目されたのにはどのような理由があるのでしょうか。

匿名レジュメのはずなのに流出してしまった

通常の転職サイトというのは「転職者を求めている企業に応募する」というのが一般的な転職サービスの流れです。

しかしキャリアカーバーでは「転職希望者が匿名でレジュメを公開して、転職コンサルタントからのスカウトというものを待つ」という形の転職サービスを行っています。

しかしながら転職希望者の匿名のレジュメというのはどのようにして作成するのか気になりませんか。

そこでこれからはこのレジュメを作り上げるプロセスについての説明を行います。

まずキャリアカーバーでは登録した後、転職コンサルタントから連絡を受けてから面談を行います。

次にキャリアカーバーで転職コンサルタントとの面談を通して、あなたがこれまで培ってきた技能、経験、転職を行う目的、転職を行う企業に希望する要素、転職を行ううえでの条件などをこの面談の中で話し合います。

そしてあなたとの面談で明らかになった転職への意識を内容としてまとめたあと、匿名のレジュメという形で公開していきます。

あなたの匿名のレジュメ公開されたあとに、興味を持った企業が現れた場合、転職コンサルタントを通してあなたにスカウトが届けられ選考が始まっていくという流れとなっています。

マッチングに重点を置いたサイト

この転職の流れというものを確認した上で踏み込んでキャリアカーバーという転職サービス事業者についてみてみると、キャリアカーバーにおける他の転職サービスとの圧倒的な差異というのは、転職コンサルタントが面談の中で面接の対策といったことや応募書類の添削といったことを一切行わないということです。

なぜならキャリアカーバーにおける転職コンサルタントの役割というのは、あくまで転職希望者と転職者を求めている企業側の仲介人という前提にあるためです。

確かにキャリアカーバーの敏腕転職コンサルタントは確かに面談というような仲介人という役割の前提にはいますが、転職希望者などの入社後の支援はもちろん面談を通しての相談役という役割にも徹しているので安心して転職のサポートを任せることが出来ると言えます。

信頼できるサイトかどうかをしっかりと見極めよう

キャリアカーバーは情報流出事件のせいで信用を失ってしまいました。しかし、ハイキャリア向けの転職エージェントとして優れたサービスであることは事実です。

信頼できるサービスかどうかはあなた自身で判断し、利用するか否かを決めましょう。

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