フリーランスエンジニアの名刺に必要な情報! 2020.04.27
エンジニアに限った話ではありませんがフリーランスの人々にとって名刺は非常に重要な自分を知ってもらうための手がかりになりえます。
自分はこういうことが出来ます、「この人に仕事を頼もう」と思って名刺を見たら連絡先が分からない、逆に名刺で何をしている人か気になっても参考になる情報が見当たらないなど、名刺一枚で仕事が入るか入らないか決まると言っても過言ではありません。本ページではフリーランスのエンジニアが名刺に何を載せればよいのか解説します。
名刺に載せるべき情報は
名刺は自分をPRするということに加え、自分と取引相手との連絡先でもあるので、自分を表現した名刺であるのも重要ですが相手が自分を信頼出来ると思わせる用に情報公開もはっきりしなければなりません。加えて自分のプライバシーも守る必要があるので自分が事業を進めるにあたって必要な情報を過不足なく記載する必要があります。
①名前
必要不可欠です。
②肩書
フリーランスにおいて自分が何者であるか一言で表す重要な箇所です。後で詳しく説明します。
③住所、電話番号
可能であれば記載します。FAXなども必要であれば記入しましょう
④メールアドレス
必要不可欠です。フリーメールでないほうが信用度が高いようです。
⑤ウェブサイトURL、SNSアカウント
自分のキャリアを詳しく知ってもらえる一つの指標になります。
フリーランスエンジニアの肩書に必要な要素
フリーランスは企業に属していないので「課長」や「部長」のような肩書はありません。なので名刺に記載する肩書に迷いがちですが逆に言えば自分のアピールしたいポイントなどを前面に出したり複数の要素を書いたり自分の好きなように肩書を決めることができます。
職種
「エンジニア」や「フリーランスエンジニア」と記載することもできますし、より詳細な自分のスキルを書くこともできます。フリーランスを強調したい場合は逆に「フリーランス」とだけ書いても問題ありません。
資格
事業を行うにあたって必要な資格を書くことがあります。別途資格のマージンを設ける場合もあります。
役職
個人事業であっても肩書がある場合は書くことが可能です。法人化して会社を1人で運営していても代表を名乗ることができます。
個人情報の公開範囲
メールアドレスはマスト
仕事と個人用の携帯番号を共有している場合は挨拶代わりの名刺に電話番号を記載するには抵抗があります(仕事用に電話番号があるなら記載すべき)。その場合はメールアドレスを連絡先として記載するようにしましょう。電話番号が記載されている方がより信頼度は高まるようです。
住所の記載
住所の記載は会社の信頼度を比較的大きく左右しますが、フリーランスで自宅がオフィスの場合はバーチャルオフィスを記載するという手段もあります。バーチャルオフィスとは実際にオフィスを構えなくてもその住所に届いた郵便物を転送してくれるサービスです。
名刺の使い分けもアリ
個人情報を記載したものとしていないもので名刺を使い分けるという手もあります。相手や必要な情報によって使い分けてもよいです。
名刺の作成、印刷
手作り
自宅に名刺印刷が可能なプリンターがある場合は自分で簡単に印刷することができますが、最近は印刷業者にかかるコストが低くなっているので、業者に委託する方が自分の仕事も減らすことが出来るのでよいです。
業者に注文
最近は個人事業主の増加に伴って個人でもインターネットで簡単に名刺を注文することができます。ファイル形式の名刺デザインを印刷業者に送るタイプの他に、フォーマットに従ってデザインから印刷まで行ってくれる業者もあります。
無料で使える名刺制作サイト、ソフト紹介
前述したように個人事業主の増加に伴って名刺を無料で制作できるソフトやアプリケーションは多くあります。ここではその中からおすすめのサイト、ソフトをご紹介します。
マイクロソフト Officeテンプレート
大手マイクロソフトのOfficeの公式テンプレートです。使い慣れたofficeで簡単に名刺を作ることができ、デザインもフォーマル、ポップ問わずにあるので用途に合わせて名刺を作る事ができます。
Canva
ウェブアプリケーションです。有料サービスもありますが、無料の範囲でも十分にデザインを作ることが可能です。PDF形式でダウンロードできます。
デザイン満彩3
Adobe flash playerを使って操作するウェブアプリケーションです。名刺を自分で印刷する方向けのサービスです。
まとめ
名刺はフリーランスエンジニアにおいて自分の分身であり、連絡先であり、また自分を表現するなど、多くの役割を持っています。自分がどう見られたいのか、どういう仕事がしたいのかを相手に知ってもらえるようにデザインから情報まで気を配ること重要ですが、本来の自分の仕事の時間を取られないように委託できるところは委託するなど、自分の仕事との兼ね合いをみる必要もあります。