気になるサーバーサイドエンジニアの転職タイミングとは! 2017.09.06
サーバーサイドエンジニアにはまず前提として、Webエンジニアには大きく分けて3種類にわけることができます。
見える部分を作るフロントエンジニア、動的な処理を記述するサーバーサイドエンジニア、各種サーバー環境を整えるインフラエンジニアに大きく分けられます。
しかし、導入部分でもお話しした通り、このように分けるのは便宜上であり、実際はサーバーエンジニアでありながらも、フロントエンジニアの業務も行っている人たちは、多く存在しています。
今が転職するタイミング!サーバーエンジニアって何
具体的にサーバーエンジニアが行っている仕事の説明していきます。
サーバー側で行う処理に対し必要なプログラムを開発したり、サーバーで扱うデータの管理をしていくエンジニアのことを指します。Web操作の基本であるプログラムの開発や保守を行います。
データベース、ファイルへのアクセス、その他取り扱う人間が目にすることのないような処理をプログラムしています。
サーバーサイドエンジ二アが扱う言語は、大きく分けてコンパイラ型言語とインタプリタ型言語の二種類に大別されます。
コンパイラ型言語とはJavaやC、C++などを指し、インタプリタ言語とはPerl、PHP、Rubyなどです。
あなたがサーバーサイドエンジニアを目指していくのであれば、ここの大別を理解しておくことが重要です。
サーバーサイドエンジニアに転職するタイミングとは
経験の年数やタイミングで見たときに、転職に本当にベストなタイミングとはいつでしょうか。
一般に、最初に勤めた会社には3年は在籍するべきといった声や、35歳を過ぎた場合、転職しづらくなるという論調を多く耳にしますが、どちらも全ての場合に当てはまるわけではありません。
転職の目的によって異なる
転職の目的やあなた自身の経験・キャリアによって、完璧な転職のタイミング時期は異なります。
経験の業界や職種に挑戦するなら、社会人経験ができるだけ無い方ががメリットがあるのです。
なぜなら、1つの会社に長く居ればいるほど、そこでのやり方、仕事の進め方で線引きしてしまうからです。
社会人経験が約3年ほどは、若手としての可能性がありながらも、基本的なビジネのスマナーと能力を育んでいると受け止められ、採用に積極的な企業も多いです。
前職の経験を生かすなら4年目で
経験分野への転職なら、社会人の経験が4年目頃が完璧なタイミングです。
同業でのキャリアアップ転職タイミングの場合は、長い経験がある場合より評価が高くなる傾向があります。
経験3年目ほどまでがポテンシャルの採用に向いているのに対し、第一線で活躍できるスキルを持ちながら、まだまだ若さと素直さがある年代であるからです。
今の会社での経験を活かしてステップアップしたいと考えている人は、30歳になる前に転職を考えてみると良いでしょう。
サーバーサイドエンジニアに転職するために必要なスキルは?
サーバーサイドエンジニアには、動作を計画する言語の能力を求められていきます。
これはフロントで使われる言語より圧倒的に種類が多いため、様々なエンジニアが即座に対応するのはハードルが高いでしょう。
そのため、使える言語の数によってサーバーサイドエンジニアのスキルの差が決まると言っても過言ではありません。
数種類の言語スキルが必要
それでは、転職の求人情報を参考に、必要とされているスキルを見ていきましょう。
JavaやC・C++などのコンパイラ型言語、コンパイルする必要のあるプログラミング言語。代表的なものはJavaやC・C++などが挙げられます。
変換手間はかかりますが、作業の速度が早いのが特徴。サーバーサイドエンジニアはプログラムをすることが多くなので、コンパイラ型の言語は必須スキルです。
PHP・Python・Perlなどのインタプリタ型言語、プログラム作成後、すぐに実行することが出来る言語。コンパイルする必要が無いので時間はかかりませんが、実行時の作業が多いため作業の速度は遅めです。
コンパイラ型の言語と合わせてシステムの構築等のコーディングに必要な言語なので、こちらも必須のスキルとなっています。
Oracleや SQL Serverなどのデータベースに関する知識も必要で、サーバーサイドエンジニアはデータベースのシステムの設計や開発も行います。JavaやRubyなどの言語を使用してアプリケーションを開発していきますが、ユーザーが使用できるようにするためにはデータベースに関する学習も必要になってきます。
また、アプリケーションやサーバーと連携させる際にはコンパイラ型の言語やインタプリタ型の言語を使用します。
まとめ
サーバーサイドエンジニアは、システムやデータベースの基盤を作る仕事です。
それらを構築するコードを書くことが主な仕事のため、他カテゴリーのエンジニアと比べて使用する言語は多くにわたります。
必要とされる言語スキルは非常に多いですが、その分スキルが付きどこでも重要視される存在であることは間違いないです。エンジニアとしてスキルを向上させたいなら是非やってもらいたいタイミングの職種です。