キャリアプランを考えた時に成功するITエンジニアの転職方法

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キャリアプランを考えたITエンジニアの転職方法

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転職活動をパソコンでする男性

転職の流れはITエンジニアでなくても、基本的に変わりません。しかし、成功させるには、その後のキャリアプランを立てることが大切です。

転職を続けるとキャリアアップの手段から、目的と変わってしまうケースがあります。キャリアプランを明確にすることで、目的に適った活動をすることができます。

では、キャリアプランを考えたうえで、ITエンジニアが転職する方法についてご説明します。

職務経歴書を書いて不足なスキルを計画

転職を成功させるキャリアプランを構築するには、まず職務経歴書を書くことから始めてみましょう。

職務経歴書を履歴書と同じ価値と捉える人も多いですが、この書類にはどんな経験とスキルを培ってきたかを確認できる書類です。つまり、今自分がどんな知識や経験、スキルやエンジニアとしての強みなのかを証明する部分です。

アピールポイントとなるスキルを身につけることが大切

アピールポイントが不足しているのなら、それを補えるように目標を立てて、スキルを身につける計画を立てると、活動の幅も広がります。スキルアップの計画を立てる時は、週次や月次の単位で常に確認しながら進めていくことが大切です。

また、スキルアップ中に関心や興味を示す知識やスキルも記録しておきましょう。計画を実行して計画とおりに終えたら、改めて職務履歴書に加えてから転職活動を始めます。

転職エージェントのアドバイスを元にキャリアプランを形成する

ITエンジニアが転職するには、サイトを利用して自分で探すか、アドバイスを受けながら活動する転職エージェントと2つの方法があります。もし不足なスキルを習得するなかで興味のあるものが見つかれば、自分が持つスキルと照らし合わせながらサイトを使えば、関心を持つ企業へ就職することができます。

転職エージェントを活用して自分の評価を客観的に評価してもらう

一方、自分のスキルや経歴から客観的に評価してもらいたいのであれば、転職エージェントの活用が望ましいです。

転職エージェントは企業の事情に精通したコンサルタントが活動のサポートをしてくれます。応募者の希望から経歴、スキルなどから適切な求人を教えてもらえるので、キャリアプランを細かく決めている人は活動しやすいです。またキャリアプランが定まっていない人も、アドバイスを受けて細かく描くことができるでしょう。

サイトの場合は自主的に行うので、興味のある企業を選ぶことができます。しかし、面接などの日程調整なども自分で行う必要があるので、計画性を持って活動しましょう。エージェントと併用するのも良い手段です。

成功するITエンジニアが転職時に重視するポイントとは

ただ熱意を持って活動を続けるだけでは内定をもらうことができません。

転職する動機を明確にする

現実と理想の溝を埋めるためにも、なぜ転職をしたいのか動機を整理しましょう。

動機を整理する場合は現在の職場に持つ課題、数年後の目標、そのためにどう働きたいかを考えます。もし今の職場に不満があれば、それはより環境のいい職場で働きたいという向上心のあらわれです。年収アップやキャリアアップも大切ですが、どのように働きたいのか自分の気持ちを理解したうえで、満足に働ける職場を考えてみましょう。


自己分析と転職活動のスケジュールを計画

ITエンジニアとしてどれほどのスキルを持っているか自主分析するには、職務経歴書を書くことが一番です。また、ズルズルと活動を行わないためにも、活動期間のスケジュールはしっかり立てましょう。

活動の平均期間は3ヶ月から半年としている人が多いです。自己分析や情報収集、書類作成や応募、面接という流れで進みますが、内定が決定してから引き継ぎまでスムーズに行うには、最低でも3ヶ月の余裕が必要と言えます。

特に活動期間を左右するのが面接です。働きながら活動を行っていると、面接を行える時間に限りがありますので、自分の予定よりも期間が長引いてしまう可能性があります。そういう事態も想定して、少し長めの活動期間を設定しておきましょう。

また、活動を始める時期は退職がしやすい時期から逆算して決定するのも良い手段です。退職の交渉や引き継ぎが伸びてしまうケースも少なくないので、職場での業務に支障がでない時期を狙って退職できるように活動のスケジュールを決めましょう。


企業の情報収集

転職を成功させるには企業の情報収集を行うことも大切です。

しかし、経験のある職種や興味のある職種のみに絞ってしまうと、業務の視野が狭くなってしまいます。もっと活動できる分野を広げるために、様々な業界の情報も調べてみましょう。今まで考えていなかった業界から転職が成功する場合もあります。そこから自分にはどんなスキルが足りないのかと、技術向上のきっかけにも繋がるでしょう。

まとめ

成功するためには、ITエンジニアとしてどのように働きたいのか、キャリアプランを明確にすることが重要です。方法にはサイトやエージェントがありますが、自分のキャリアプランと照らし合わせながら適した方法で探しましょう。

また、スムーズに転職するうえで動機やスキルの自己分析、活動スケジュールを立てること、情報収集も欠かせないポイントです。その点も理解してITエンジニアの転職を成功させましょう。

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