アプリケーションエンジニアの転職求人情報から見る取るべき資格

TOP > アプリケーションエンジニアの転職 > アプリケーションエンジニアへの転職時に取るべき資格5選

アプリケーションエンジニアへの転職時に取るべき資格5選

このエントリーをはてなブックマークに追加
iphoneをいじる手

2010年頃から急速に求人が増え始めたアプリケーションエンジニア職。門戸は広いですが、専門的な知識を証明する資格を持っていると転職活動において非常に有利です。

2017年の出ている実際の求人情報から、アプリケーションエンジニアに求められている能力とお奨めの資格について紹介します。

求人情報から見るアプリケーションエンジニアに求められる能力とは

アプリケーションエンジニアに求められる能力は専門性の高い知識です。基本的にはJavaやObjective-Cなどのメジャーなプログラミング言語を使います。しかし、アプリケーションの開発においてはそれとは別に特別な開発ツールを用いることになります。

アプリケーション開発ツールに関する専門的な知識が必要

iOS系のアプリケーションならXcode、AndroidアプリケーションならAndroid Studioがアプリの開発ツールにあたります。

これらの開発ツールを使用できる知識があることを証明するには、

  • 資格を取る
  • 実際に成果物を作る

このどちらかが必要です。

転職で有利になるアプリケーション開発の専門的な資格

XcodeやAndroid Studioなどに関する、専門性の高い資格を持っていることで自身の知識を証明することが出来ます。

ここでは、アプリケーションエンジニア職に特化した2つの試験を紹介します。

Androidアプリを扱う企業ならアプリケーション技術者試験

Androidアプリの開発能力があることを証明することができる試験。海外でも取り入れている試験なので、外資系の企業でも通用します。

この試験には「アプリケーション技術者認定試験」と「プラットフォーム技術者認定試験」の2つがあります。

アプリ開発に特化した「アプリケーション技術者認定試験」はまさにアプリケーションエンジニアの仕事における技術が証明できる試験。転職先企業に対して分かりやすくアピール出来るのではないでしょうか。

iOSでのアプリケーション開発ならアップル認定資格プログラム

日本で大きなシェアを誇るiOSでアプリ開発。iOS系のアプリ開発を募集している企業なら、アップル認定資格プログラムが評価されます。

iOSのアプリ開発ツールXcodeはMacOSでないと使用できないため、結局Apple製品に関する網羅的な知識が必要。比較的ハードルが高い試験なので、合格実績があれば即戦力として見てもらえるでしょう。

SEからのスキルアップも狙えるシステムアーキテクト試験

システムアーキテクト試験は情報処理技術者試験のスキルレベル4に値する試験。言わずもがな、国家資格です。旧名は「アプリケーションエンジニア試験」であることからも分かるように、アプリケーションエンジニアに必要な知識が網羅的に試されます。

情報システムのデザイン設計やマネジメントなどのスキルも問われるため、PMへのスキルアップには必須の試験です。合格率は毎年15%前後と低いですが、取得することで他の高度情報処理技術者試験の科目試験が免除されます。

今後キャリアアップを目指すなら取っておいて損はありません。

専門的知識以外にマネジメント能力や英語力を証明する資格も重要

専門性の高い資格の他に、持っていると評価される試験を紹介します。

プロジェクトマネージャー試験

アプリケーションエンジニアに限らず、SEからPMへとステップアップしたい人全てに必要な知識・技術が詰まった試験。プロジェクトマネジメントの能力を証明する事が出来ます。30歳を超えるとプロジェクトマネジメントが出来る程度のスキルを求められるため、20代後半での転職なら取得しておきたいところ。

プロジェクトマネージャー試験の合格資格を持っていたら全体を俯瞰して見ることができるスキルと向上心が認められます。「転職時に有利に働く」資格としてもメジャーなので、転職後アプリケーションエンジニアからPMにスキルアップすることを目指している人はその前までにとっておくことをお奨めします。

TOEIC

外資系の企業とやり取りをする場合はもちろん英語のスキルが必須です。表立ってやり取りをする場合にはもちろん高い英語能力が必要ですが、アプリケーションエンジニアとしての通常の業務においてもある程度の英語が分かっていないと仕事になりません。

例えば、Android StudioやXcodeなど、アプリ開発に必須の開発ツールは全て英語で表記されています。日本語化するリソースファイルもありますが、不完全なのでやはり細かい部分の理解には英語能力が必須。

TOEICで600点以上の点数を転職先の企業に提示できれば、基本的な表記を読み取ることができる最低ラインの英語力を証明することが出来るため、面接でのアピールポイントとなるでしょう。

最新技術は資格で勉強しよう!

アプリケーションエンジニアの転職は資格が無くても可能ですが、知識を証明できる材料としては非常に有力です。特に、アプリケーションの開発経験が無い未経験者の場合は専門的な知識や向上心を証明する数少ない武器となるでしょう。

資格を取りしっかりとした知識を証明しつつ、流行にアンテナを張っていることが最先端のアプリケーションエンジニア職に転職する鍵となりそうです。

関連する他の記事

リーベルの面談は丁寧?IT業界出身のコンサルタント
転職エージェントの『リーベル』は少数精鋭で運営しているサービスです。全員がIT業界出身者なので、面談…
セールスエンジニアになりたいならレバテックキャリアがおすすめ?
エンドユーザー顔が見える仕事がしたいと思う方はセールスエンジニアを転職先として検討することも多いの…
大手で年収アップを狙え!プログラマーの転職事情
プログラマーとして中小企業に勤務していながら、仕事が大変で割に合わないため、大手企業への転職を考え…
レバテックキャリアの料金はいくら?タダで使えるサービスとは
IT業界特化型の転職エージェント、レバテックキャリア。サービスはどこまでが無料で利用できるのでしょう…
pagetop