サーバーサイドエンジニアに転職する!メリットデメリットとは 2017.07.19
皆さんは、「サーバーサイドエンジニア」という職業についてどれほどご存知でしょうか?
おそらく、初めて聞いた方や名前だけ聞いたことがあるという人が大半なのではないでしょうか。それもそのはず、IT業界というのは複雑で且つ比較的新しい業界となります。
そのため、職種間の具体的な線引きが明確でない職種や、最近新しく名付けられた職種などがあります。
普段ITについてあまり関心がない人や、IT業界に属していない人からするとサーバーエンジニアという言葉が聞きなれないものであることは当然と言えます。
そんな方々に向けて「サーバーエンジニアとは」といった基本的な事項から、サーバーエンジニアに転職する各種メリットやデメリットについてご紹介していきたいと思います!
そもそもサーバーエンジニアってなに?
まず前提として、Webエンジニアには大きく分けて3種類に分類できます。
見える部分を作るフロントエンジニア、動的な処理を記述するサーバーサイドエンジニア、各種サーバー環境を整えるインフラエンジニアに大別できます。
しかし、導入部分でもお話しした通り、このように分けるのは便宜上であり、実際はサーバーエンジニアでありながらフロントエンジニアの仕事も行っている人は多く存在しています。
サーバーサイドの運営・管理を行う
では、具体的にサーバーエンジニアが行っている仕事を説明していきます。
サーバーサイドというだけあって、名前の通りサーバー側で行う処理に対し必要なプログラムを開発したり、サーバーで扱うデータの管理を行うエンジニアのことを指します。
データベースに関する知識も必要
Web操作の基本であるプログラムの開発や保守を行います。
データベースや各種ファイルへのアクセス、その他取り扱う人間が目にすることのないような処理をプログラムしています。
フロントエンジニアと扱う場所が異なる
反対に、Webページの設計や記述などユーザーの目に触れる部分のプログラミングを行うのがフロントエンジニアで、サーバーサイドエンジニアとは開発時に使う言語も異なります。
具体的には、フロントエンジニアで扱う言語はHTMLやCSSといった見た目を整えるものや、JavascriptやjQueryなど検索順位をあげたりユーザーにとって見やすいサイト作りを設計するためのものを使います。
一方で、サーバーサイドエンジンイアが扱う言語は、大きく分けてコンパイラ型言語とインタプリタ型言語の二種類に大別されます。
コンパイラ型言語とはJavaやC、C++などを指し、インタプリタ言語とはPerl、PHP、Rubyなどです。
あなたがサーバーサイドエンジニアを志すのであれば、ここの大別を理解しておくことが重要です。
システムに対する要望にあった言語を選択できるためにも幅広い知識の習得は欠かせません。
サーバーサイドエンジニアに転職するメリットは
ここまで大まかにサーバーサイドエンジニアといった職業がどのようなものであるかを説明してきました。
そこで、ここからはサーバーサイドエンジニアに転職するメリットをお伝えします。
求人が多く企業を選ぶことができる
まず第一に言えることは、その需要な高さではないでしょうか。
IT産業が勢いづいている現代の世界では、Webエンジニアの重要性は年々増してきています。これは、我が国日本でも同じことがいえます。
特にWeb開発会社やゲーム会社などはその傾向が顕著です。
Web開発やゲーム開発といった事業は扱うスタートアップの企業が多く、これからもサーバーサイドエンジニアの需要は高まることでしょう。
年収アップの余地がある職業
皆さんが一番気になる点はここではないでしょうか。いくら需要が多くて転職しやすいと言っても、給料が低かったらがっかりしてしまいますよね。
しかしご安心ください。求人サイトを見ると600~800万の額が提示されていることも珍しくありません。
もちろんこれは技術がある人が中途採用される場合の金額なので、新卒でいきなりというわけにはいきませんが、働いているうちに技術が身に付いていくものですので、働いている職場に飽きた、新しいことがしたいと思ったときには転職しやすいのも1つの大きなメリットです。
また、現在既にサーバーサイドエンジニアとして働いている人も、一度求人サイトをご覧になってはいかがでしょうか。今働いている職場よりも良い条件の職場が存在しているかもしれません。
サーバーサイドエンジニアが使う言語は汎用性が高い
これはいわゆる、つぶしがきくという意味です。例えば、フロントエンジニアで扱う言語はHTMLやJavascriptが多いと先ほど申し上げました。しかいスマホが普及してから、アプリがよく使われるようになり、必要な言語はSwiftやJavaにかわっていったのです。
その点、サーバーサイドエンジニアは身につけた技術が移り変わりにくく、言語が変わるたびに勉強しなければならないという状況が起こりにくいのです。
こういった点はサーバーサイドエンジニアに転職するメリットになると思います。
デメリットも理解して転職しよう
ここまでメリットを語ってきましたが、デメリットは存在するのでしょうか。
年収はピンきりであることを理解する
結論から申し上げますと目立ったデメリットはあまり見られません。
強いてあげるならば、ITベンチャーで働く場合では、開発する技術だけではダメだということです。
ユーザー視点に立ち開発できて、UIやUXを追求する姿勢が求められます。
これらを達成するには勉強し続けなければなりませんが、これはどの職においても言えることです。
年収はピンキリなので、高い収入を得るためには努力する覚悟は必要になります。
メリットデメリットを知って入社後のギャップを減らそう
いかがでしたでしょうか。サーバーサイドエンジニアについて少しでも理解できたでしょうか。
IT市場は年々拡大を続けています。その根幹をなすWebエンジニア、ひいてはサーバーサイドエンジニアになれれば、安定した雇用が約束されるはずです。
現在サーバーサイドエンジニアの職についている方は、自分の技術をもっと磨いてより良い労働環境に身を置くチャンスです。そのために、定期的に求人サイトを覗いて見てみることをオススメ致します。
また、サーバーサイドエンジニアに興味があり、ある程度の給料を望むなら相応の努力が必要ですが、一度検討してみても面白いと思います。
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